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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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3話

西原と一緒に山上は、食器棚を開けたりしてマグカップを適当に出し、コーヒーを人数分いれている。


「むつさん、大丈夫ですか?」


「うん…ごめんね、かっちょ悪い所を見せちゃってるわね」


「いえ、そんな事は…怪我してますし、湯野さんを送りに行って事故でも起こしたんですか?」


「ううん…それはないよ。大丈夫…あ、祐斗あのね冷蔵庫の横の棚にお茶菓子あるから。好きなの出してきてくれる?」


「…はい。お言葉に甘えて出してきます。あ、いつでに絆創膏貼りますか?どこにあるんですか?」


「えっと…その本棚の所にある、がらがらした箱が薬とか入ってるやつ」


むつが指差すと祐斗は、本棚にある箱を持って見せた。むつが頷くと、祐斗はテーブルに置いて、中から絆創膏と消毒液を出した。


ティッシュに消毒液を染み込ませ、頬に押し当てた。血はすでに乾いて固まっているが、一応という事なのだろう。むつは大人しく消毒され、絆創膏を貼って貰うとお礼を言った。

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