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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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3話

慎重な山上の運転に揺られながら、むつはふうと息をついていた。関わる事になれば、助けてくれた人とは敵対する事になる。それが、むつの中で今は1番、気になっている事だった。


「…むつ、お前祐斗に留守番頼んでたな?誰が来るんだ?」


「先輩…颯介さんの弟さんの事で…」


「あいつ、知ってたのか?」


「うん、捜索願い出てるっていうのを聞いてたみたいで…颯介さんに話す前に、教えてくれた事があって…その事を颯介さんにあたしらから話せって…でも、言いにくいって言ったの」


「それで、来るってなったのか。そうか…湯野ちゃんもだけど、お前も休ませないといけないからな…事務所じゃなくて…どうすっかな…」


「うちにする?狭いけど…」


「でも、湯野ちゃんをベッドに寝かせるの嫌じゃないか?男だぞ?」


「颯介さんは仲間だよ」


「なら、決まりだ。祐斗に連絡して、西原が来たら一緒に来るように電話しろ」


「うん…」

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