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2-36.思惑

(´▽`*)気まぐれトーカ!

( *´艸`)G.W中のバイトまじでしんどいッス!

(≧▽≦)あはははははは♪


Σ( ̄ロ ̄lll)もうダメだこいつら…

一年生のみの学年ランキング戦開幕初日の突然行われたSクラス生徒アレクとBクラス生徒サザーンがお互いの序列順位を掛けた決闘戦が今終了した。結果は火を見るよりも明らかだったが、それでもサザーンが見せた底力は観客である生徒たちの印象にしっかりを刻み付けるほどのインパクトがあった。


間違いなくAクラスに昇級できるほどの威力を誇った上級合成魔法を繰り出せる実力と絶対王者のSクラス生徒に挑むその意気込み… さすがは次期侯爵家当主だとまざまざと観客たちに見せつけた。しかし、サザーンの切り札の高威力魔法を容易くねじ伏せたSクラスのアレクの実力に生徒たちは度肝を抜かれた。


たった一撃でサザーンの切り札を破る実力、サザーンの猛攻を軽く躱す身軽さに豊富な実践経験に裏打ちされた実力、まさに『これがSクラス生徒だ!』と見せつけたアレクの実力はまさに生徒たちの目指す新しい象徴となった試合であった。


試合終了の合図とともにアレク選手は早々に退場していったが、アレク選手の拳を食らって壁にめり込むほど殴り飛ばされたサザーン選手は既に気を失っており、居合わせた生徒会の生徒やサザーンを慕う生徒たちによって救出されていた。


「トニーくん サザーンさんに治癒魔法を掛けてあげてください」


「分かりました、会長!」


闘技場に降りたセシリア会長が会計のトニーにサザーンの治療を一任する。サザーンの容態は外傷ほとんどはなく、唯一外傷を上げるとするなら顔面をモロで殴られたことによって鼻血を出していることくらいであった。


「…今回の決闘戦は最初から最後まで驚かされました… なんといってもBクラスの生徒でありながら上級魔法を発動し、さらに魔剣の魔力を上乗せした疑似的な合成魔法を使う使い手を圧倒的実力でねじ伏せた平民出身のSクラスの生徒… 今年は豊作と聞いていましたが、本当に素晴らしい方々が入学してくださっと思いますわ」


「やべぇうずうずしてきた… あいつと戦ってみてぇ‼」


「だめですよアル! 二、三年の生徒は一年生の生徒との決闘戦や校内戦は認められてませんよ」


「分かってるわ! けどよー!アイツもっと面白い力を持ってるはずだぜ… あぁ戦ってみてぇよー」


ニヤニヤの止まらないアルフレッドに対して冷たい目線を送るセシリア。

そこに治療を終えたトニーが戻ってきた。


「会長! サザーンの治療終わりました」


「そう、よかったわ。で、彼の容態は大丈夫なの?」


「はい。魔法の使い過ぎによる魔力枯渇くらいですかね… あとは顔面パンチを食らったことによる鼻血を出したくらいでしたので比較的軽傷でしたので、とりあえず鼻血だけを止めて治療終わらせました」


「リアの言った通り、あいつは優しい奴だったってことだな。 俺だったらあのサザーンって奴、本気でぶん殴って学園から追放してやろうかと思ったくらいだぞ」


「…アルが本気で殴りたくなる気持ちは分かります。あれは王国貴族にあるまじき発言でしたね。『貴族は国民を搾取の対象にしてはならない、差別をしてはならない。国民一人ひとりが国に必要な大切な者たちであり、国を支える人たちである。それを支え、護るのが貴族である』初代国王が定めた貴族の矜持を破る発現… ここが学園じゃなかったら処罰の対象になってましたわね」


「…よく覚えてるな… ようするに『王国民大切に!』ってことだろ? 一々覚える全文覚えているとかセシリア… お前怖い奴だな…」


「……アルは、もっと勉強しなさい! 仮にも王族でしょうが!」


「えぇーー‼ めんどくさい…」


「ブチッ‼ 大体アルは、何事に対しても王族としての誇りはないの!王族としての業務より自分の趣味を優先して遊び惚ける毎日!私がどれだけ苦労しているかわかりますか!次期国王である皇太子アーサーお兄様を支える自覚はありますか!大体アルは――――――――――」


セシリアがアルフレッドに説教を始めるが、アルフレッドはいつものことだとばかりに、セシリアの説教を不貞腐れたように聞き流す。さらにそれがセシリアの怒りにふれヒートアップしていく。キレるセシリアにふてくされるアルフレッドの姿、生徒会にとっては日常的なことであったが、他の生徒には珍しい光景であった。


「まぁまぁセシリア姉さん! そのくらいで…」


アクアリアが止めに入ってようやくセシリアの怒りが収まったが、いまだに反省の色が見えないアルフレッドの姿にセシリアがまた怒り出そうとするがトニーやアクアリアが必死に止めてようやく収束した。


セシリアは未だに煮え切らないアルに対する怒りの気持ちを小さなため息とともに吐き出してようやく落ち着いた。


「……まぁいいわ… それよりもアルはどう思いましたか?」


「…? なんのことだ?」


「あのアレクという序列7位の子についてです」


「あぁいいんじゃないか? 実力も申し分ないし、人格も申し分ないとおもうけどな」


「決まりですわね」


セシリアとアルフレッドがお互いの意見が合致したとばかりに納得しあう。それを見てアクアリアとトニーが首を傾げる。一体どういうことなのかと。二人の表情を見たセリシアが微笑しながら二人の疑問に答える。



「あのアレクっていう子を生徒会に招待しようと思います!」




◇◇◇



「あぁ疲れたー」


アレクが闘技場を後にした後、ロイスとの訓練場所である野外訓練場グラウンドへと向かう途中、疲れたとばかりに背伸びしたり、首をゴキッゴキッと鳴らす。アレク自身大して疲れてはいないが、初めてあんな大人数の前で戦ったので精神的に疲れたのである。


「アレクくん… なんか中年おじさんみたいですよ…」


アイリスがそんなアレクの姿を見て声を掛ける。アイリスはランバートと共に、今回の決闘戦を観客席から見守っていたのである。アレクが試合終了後、すぐに退場していったので後追いかけて追いついたのである。


「それよりも今日のロイスの特訓メニューはどうするんだ? 回避訓練(いつもの)奴か?」


ランバートの問いかけに「んー?」と悩みだすアレク。


まだロイスはアレクの回避訓練を初めて1週間しかたっていないが、そこそこ避けるのは上手になってきたのだ。今では武器を駆使した回避や魔力弾を弾く方法などをランバートやアイリスから教わっている。そろそろメニューの切り替えか剣術基礎を教え始めるか悩んでいたのである。


「そろそろ回避訓練と並行して実践訓練でも取り入れるか? 模擬戦とまではいかないけど、とりあえずそろそろ武器の振り方教えていった方がいいだろ?」


「そうですね…。 そろそろ武器の基礎訓練を取り入れるのには賛成ですね」


「俺的にはもうちょっと早く取り入れても良かったと思うけどなぁー まぁけど俺も賛成だわ」


「じゃ今日から武器の基礎訓練と回避優先の実践訓練を取り入れたメニューでロイスを鍛えますか!」


「「さんせーい!」」


「で… 肝心のロイスって何の武器使うんだろ…?」


「えっと確かロイスくんは片手剣をよく好んで使ってますね」


「となると、アレクかアイリスのどっちかだな」


「じゃアイリスに頼むわ。俺いつも通り魔力弾役でぶっぱなすから、ランバートが回避と動作指導頼む。でアイリスが片手剣の指導をロイスにしてやってくれ」


「分かりましたー!」


「りょーかいっ!」


アレク・アイリス・ランバートの3名はそれぞれロイス特訓の役割分担を決めながらロイスが待つ野外訓練場グラウンドγに向かっていった。

ついに30万字突破です!

いやぁ市販のラノベ小説約三冊分!


この小説書き始めたのが去年の12月31日

本格的に執筆始めたのが今年の3月1日から


1月と2月は執筆より読書に思いっきりどっぷりだったので

あまり執筆しなかったΣ( ̄ロ ̄lll)


全74話【年月更新数】

2018/12月 → 1話更新

2019/01月 → 8話更新

2019/02月 → 9話更新

2019/03月 → 23話更新

2019/04月 → 30話更新


3月の更新話数が2月の2倍以上…

はたして5月は何話更新できるのかな…

とりあえず20話以上は更新できたらな、と考えてます(´▽`*)

これからも暇つぶし程度に読んで下さい!


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