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2-1.ただいま城塞都市メルキド!

第二章が気まぐれトーカにより、スタァーット!

「あぁ~ 人間界の空気って… こんなにうまかったんだ~」



俺は今、感動している。

魔界というの名の地獄から今、帰還したのだ!


魔界は高濃度の魔素地帯であり、常人なら三分で死んでしまう極限地獄を五年間生き抜いてきたのだ。

魔界では常時魔力を身体全体に薄く纏っておかないと死ぬ可能性があったので、それを五年間続ける必要があったのだ。そんな難しい中で、どいつもこいつもSランクを軽く超える魔物たちと死闘を続けてきた。


何度か死ぬ目にあったが… まぁともあれ生きて帰ってこのメルキドに帰還したのだ!



これほどの感動があるというのか!


いや、ない!存在しない!


俺は今生まれて初めてこの感動をかみしめているのだ!



感動とは縁遠い師匠は、「家心配だから先に帰るわ!じゃ!」とか言って先に行ってしまった…。


ま、いつまでも感動の余韻に浸っているわけにはいかない。


俺は今日で15歳になった。

ようやく成人だよ、一人前の大人として社会から認められる年齢になった。

そして15の誕生日を超えた者にはある特権が与えられる!それは王都にある学園への入試を受ける権利だ!普通は貴族や大商人などのお金持ちの中でも優秀な者だけが入る学園だが、入試を受ける権利は誰にでもあるのだ。


だからこそ俺は、王都にある『王立アスラエル高等学園』に入学するために修行を切り上げてもどってきたのだ。その学園には王女を含め、王国中の優秀な者たちが集う学園だ。未来のこの国を支える人材を育てる機関、俺はそこに入学するのだ!


ま、『入試に受かったら』だが… 


入試ってどんなことやるんだろう… ヴェルさんによれば毎年変わるが、基本的に筆記と実技らしいが。

実技はともかく、筆記は全く自信ないぞ。


と、とりあえず… 今やることは一つ!

五年間放置して機能停止されているギルドカードを復活させるために冒険者ギルドに寄ることだ!


久しぶりの空気の味を嚙みしめながら、俺はメルキドの南城塞門がある馬車まで歩き始めた。






◇◇◇

アレクが南門についた同時刻。



ガラガラガラ―――――――

一台の豪華な馬車が一台、メルキドの北門より城塞都市に入場した。

馬車の周りには六人の騎士が控えていた。


「メルキドに来るのは、これが初めてかな」

「そうですね。前回は、魔物暴走に巻き込まれたため、途中で引き返す羽目になりました」


馬車から三人の女性が下りてくる。

騎士鎧姿に金髪の髪を束ね、手には甲冑を持った女性が馬車から降りてきて、馬車の横で控えた。そのあとから、侍女風の恰好をした女性が、中から降りてくる金髪の髪を肩くらいで揃えられていて、華やかな衣装をまとった女性を支えていた。三人とも一般女性を優に超える絶世の美少女だ。


門番や集められた衛兵の男性たちが一斉につばの飲む。息をするのも忘れるほど美しい。

門番が見とれる中、一人の貴族のような服を着た男性がその女性たちに近づき、片膝をついて最上級の姿勢を取った。

この男性は、このメルキドで一番偉いお方で街を統治することを任された代官様である。その代官様が最上級の姿勢を取っている。門番たちは、その行為に驚き、急いで首を垂れる。


「これは、アクアリア王女殿下、並びにマリア嬢様遠路遥々、城塞都市メルキドまでようこそお越しくださいました」


どこかの貴族の令嬢だとは思っていたが、まさかこの国の王女様がこんな辺境の人類の最前線都市であるメルキドまでやってくるとは、門番や衛兵たちは心の中で一同驚いていた。


「初めましてサンタナ男爵様、以前のメルキドでのお茶会、ご参加できずに申し訳ございませんでした」


「滅相もございません。あれは魔物たちのせいでございます。あのような死地より無事ご帰還なされ、そしてまたこのメルキドにお越しくださる決意をしていただき、誠に感謝感激でございます」


アクアリア第三王女、それに元腕利き冒険者で今は第三王女専属侍女であるマリア嬢とても一般人がまずお目にすることもできないとても高貴なお方だ。それに、その二人を護衛してきた騎士たちは王国守護騎士団の甲冑姿を纏っている。どれも一級品の品で迸るオーラが只者ではない。間違いなく実力者揃いだ。しかしその中でもズバ抜けて凄まじいオーラを放つ騎士がいる。それは一番初めに馬車から降りてきた騎士甲冑姿の女性だ。


王家の紋章が騎士甲冑に彫られ、普通の騎士甲冑が銀色だとすれば、あれは金色の甲冑を着込んでいる女性。間違いなく、この国最高戦力であり、数人しかいないこの国の、王族が直々に選抜されたエリート中のエリート騎士『近衛騎士団』の騎士だ。


「シャーロット様もようこそ、お越しくださいました」


「いえいえ、私はただの護衛騎士。礼儀は不要でございます」


代官様が第三王女様と同じ最大級の姿勢をとって話している。間違いなく、あの騎士様は『近衛騎士団』の中でも有名で騎士団紅一点の高貴なお方、『剣聖』シャーロット=フォン=シルヴァ様だ。あの四大公爵家の一つ《シルヴァ家》の公爵令嬢だ。


「このようなところで立ち話もなんですし、我が領主邸へお越しください」


最後に代官様が締めくくり、門前での顔合わせは終わった。まさか、あの有名な『才女』に『教官』、それに『剣聖』までもやってくるとは、誰も思わなかった。


代官様に連れられてきた衛兵は急いで、ご案内するために動き始めた。


衛兵たちはいいなぁ、と愚痴をこぼす門番たちのところに伝令兵が一人大慌てでこちらに走ってきた。


「ここに代官様がおられるとお聞きしてまいった!すぐに取り繋いでほしい!」


「どうしました?そんなに慌てて… 確かに代官様がおられるが、今は王族様がお越しである。あとにしてもらえないか?」


「いや!それどころじゃない!この街が大変なんだ!」


慌てている。それもただの慌て方ではない、大慌てだ。一体何があったんだ?







「南門の調査兵からの報告!数万を超える魔物が魔の森より迫ってきています――――――――」






その大声に、この場に居た全員固まってしまった。






第二章の執筆を始めました。

これからもがんぱって執筆していきます!

第一章執筆開始が(2018/12/31) 執筆終了が(2019/3/25) 約3ヵ月かかりました。

これはいいペースなのか… はたまた遅いのか…?


まぁ気まぐれに頑張って執筆していきますので、これからもよろしくお願いします!

暇つぶし程度に読んで下さると嬉しいです!分からないところや聞きたいことなどあればお気軽にご感想にお書きください!できる限り早く返信していきたいと思います!(´▽`*)


2019/03/27 第二章執筆スタート

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