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92.エルメス・ララディス

本日二話目!

解析のレベルを6に変更しました。

 



 ……ヤバい奴を解放したかもしれん。

 解放した後に、すぐ解析を使ってみたんだ。意識がないから、隠蔽を持っていても使ってないんだろうと、見てみたんだが…………ヤバいの一言に尽きる。

 さぁ、このステータスを見てみろよーーーー




 ーーーーーーーーーーーーーーーー


 エルメス・ララディス(弱体化中)

 Lv1


 HP 5/146

 MP 5/195

 SP 5/112


 物攻 147(14)

 物防 132(13)

 魔攻 356(35)

 魔防 171(17)

 俊敏 196(19)


 スキル

 〈上級〉

『不老不死』、『状態異常無効』


 〈中級〉

『旋風魔法Lv6』、『暗黒魔法Lv3』、『煉闘気Lv8』、『魔力変換』、『旋風強化Lv5』、『暗黒強化Lv2』、『血流操作Lv7』


 〈下級〉

『解析Lv6』、『魔力感知Lv8』、『魔力操作Lv8』、『衝撃耐性Lv2』、『風耐性Lv6』、『闇耐性Lv5』、『痛覚耐性Lv4』、『MP消費軽減Lv8』、『HP自己回復Lv4』


 称号

『不朽の不死者』、『国堕とし』、『人間の殺戮者』、『エルフの殺戮者』、『魔物の殺戮者』、『獣人の敵』、『魔人の敵』、『異常者』


 ーーーーーーーーーーーーーーーー



 な? とんでもない経歴を持っていやがる。特に称号が凄ぇとしか言いようがないな。

 何故、この称号でレベル1とかわからんが、確実に危ない奴だとわかる。

 あと…………不老不死なんてなスキルもあるんだから、封印するしかなかったわけか…………ん、んん? もし、エルメスが俺みたいに捕縛無効を手に入れたら、無敵じゃないか!?


 凄いことに気付いたように、スゲースゲーと思うホタルだが、そんな化け物を前にしても緊張感は無かった。


「まだ眼を覚めないですね」

「まぁ、何年封印されたか知らんが、長い時間も封印されていたら、衰退するのも仕方がないだろうな。死なないだけで、身体は弱まるんだよな」


 ステータスを見れば、弱体化と出ているから危ない状態だが、『不老不死』のスキルで生にしがみ付いているのだ。しかし、弱体化した身体はすぐに回復はしない。

 外からの助けがない限り、自己回復のスキルがあっても、衰退したままだろう。


「よし、飯を取ってこい。ここで1日休むぞ。街からは離れているから、空間魔法の使い手がいない限りは大丈夫だろう」

「まさか、その少女を助けるのですか? 目を覚ましたら、危ないかもしれませんよ。身体をバラバラにして、森中に捨てましょうよ!」

「おいっ、猟奇事件を起こすつもりかよ……。こいつは確かに危ない経歴を持っているが、俺は気にしない。アルエルならわかるだろう?」

「もしかしたら、襲われてしまうかもしれないのに…………いえ、愚問でしたね。もしもの時は返り討ちにして見せましょう」


 相手がどんなに強かろうが、ホタルが負けるわけがないと信じているから、愚問だと切り捨てたのだ。アルエルも化け物を相手にしている程度で恐れては、ホタルがいる場所まで追いつけなくなるのを理解しているので、ホタルの言う通りに飯を取りに行った。

 ホタルはエルメスを解放したことは後悔していない。それどころか、面白そうだと感じている。


「さぁ、俺を楽しませてくれよ?」


 ホタルはエルメスが目覚めるのを楽しみに待ちながら微笑みを浮かべるのだった。






















 …………こんなことになるなんて。あの時はそう思わなかった。というか、予測は全く出来てはいなかった。

 ホタルがそう思う原因が目の前にある。そう、エルメスが眼を覚ましたのだ。そこまではいい。だがーーーー






「おにーちゃん? あははっ、あそぼーよ?」






 目覚めたエルメスだったが、何故か幼児退行していた。危険な称号を持った少女だと思えないぐらいだった。

 ホタルはそれを見て、ちょっとだけ後悔するのだった。




 封印を解かないで無視すれば良かったとーーーー









どうなっている!?

守護四天陣までも知っているぐらいに凶悪な存在が…………幼児退行しているだと!?




と思った方、その理由は次回に…………多分わかることになると思います。

では、お楽しみにー!

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