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81.皇女様の従者

お待たせて、すいませんでした。

体調は完全に治りましたので、続きをどうぞ!!

今回はティリアの幼馴染みの話です。

ちょい短いけど、よろしくお願いします。

 


 私はメルア。



 ティリア皇女様の幼馴染みとして、育てられた存在。まだ12歳の子供にしては、聡明な考えを持って行動することから、ティリアの従者に選ばれた。

 他の人からは、メルアのことをティリアの影だと思われている。ティリアと似た能力を持ち、ティリアにしか出来ない仕事を任されることが多く、皇女様に最も信頼されている存在だと…………




 んなわけがない。

 私はただ馬車馬のように働かされているだけなのよ。…………自分で言ってのことだけど、悲しくなるわ……。

 今は休みの日だから、休めるのは素晴らしいことだよねっ!!


 まだ私はピチピチの12歳なのに青春もなく、ほぼ一年中はティリア皇女様の従者として、ティリアの我が儘に付き合わなければならない。


 もう嫌だわ…………。従者を辞めたい…………。

 でも、辞められないんだよね。もう、色々なことを知りすぎたから、辞めようとすれば、ティリアに殺されそう。

 え、いくらでも幼馴染みをあっさり殺すとは考えられない?

 いやいや、貴方はティリアのことを甘く見ていますね。ティリアなら間違いなくやる!!

 間違いなく、ティリアは冷やかな目で斬ってくるわ!!


 メルアは無表情ながらも、背筋をゾクッと凍らせて身体を震わせる。


 あぁ、ティリアの幼馴染みとして生を受けたのが運の尽きだったな……。

 はぁっ、漆黒の色をした魂は全く見つからないし、本当にいるの?


 現在のメルアは、ティリアが探している漆黒の色をした魂を持つ者の捜索をしている所だ。全く見つからず、隠れ家の一つに身を寄せていた。

 部下達に情報を集めさせている。メルアは既に帝国を何回も見回り終えており、帝国に滞在する者の中にはティリアが言う者はいない。

 なら、帝国の領地とは別の領地に転生した可能性が濃厚になる。




 エルフ、獣人の領地で転生していたら見つかるわけがない。広過ぎるし、エルフは兎も角、獣人の領地に入るのは厳しい。獣人の領地にいる獣人は人間を嫌っており、人間が入るのを禁止にされている。

 その理由は、こちら側にある。今は減っているが、昔は獣人を人間やエルフみたいな人類に含むのを認められない人が多く、人間に奴隷や獣みたいな扱いをされていたと聞く。

 今の帝国は力が全てであり、ティリアが纏めているので、やたらに獣人を奴隷にしたりはしないが、やはり昔からの怨念を忘れられないので、今もまだ友好な絆を築けないでいた。


 部下のエルフを送れば、獣人の領地に入れるけど、私かティリアが入れないんじゃ、魂の見分けが出来ないから意味はないんだよねー。

 あの皇女様にどう報告しようか……?


 エルフの領地だけなら、行けと命令されるだけで済むが、獣人の領地に入れず捜索が出来ないと伝えたら…………






 はぁ、間違いなく戦争が起きるわ。あのティリアは何故か漆黒の色をした魂に執着しているみたいだし。


 ティリアは帝国の敵には容赦をしない。さらに、帝国にというかティリア自身へ協力も出来ない相手にも慈悲を与えない。友好な対応をしてくれば、丸く収まるが獣人側は応じないだろう。


 どう報告しようか……、獣人の領地はエルフの領地の向こうにあるからエルフの領地へ捜索許可だけを自分から求めれば、獣人側の話には触れないだろうし。


 うんうんと、頭を動かしていたら嫌な気配を感じた。その気配は、ここではなく遠くから。


「何が……!?」


 メルアは直ぐに窓から『千里眼』で10キロ以上の先を見通す。そしたら、帝国に危険が迫ってくる者を捉えていた。






「アレは…………イングランドラゴン!?」






 見えた者は、大きく翼を開いて、帝国への軌道に乗っている危険度SSランクの魔物、イングランドラゴンだった…………







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