56.地形
はい、続きになります!
《レベルアップしました。サイバディクスはLv11からLv12になり、スキルポイントが増えました》
《スキルの経験値が貯まり、『反動耐性Lv4』にレベルアップ致しました》
《スキルの経験値が貯まり、『メテオインパクトLv2』にレベルアップ致しました》
《レベルアップしました。サイバディクスはLv12からLv13になり、スキルポイントが増えました》
《スキルの経験値が貯まり、『痛覚耐性Lv6』にレベルアップ致しました》
《スキルの経験値が貯まり、『咆哮Lv2』にレベルアップ致しました》
《レベルアップしました。サイバディクスはLv13からLv14になり、スキルポイントが増えました》
《スキルの経験値が貯まり、『魔力操作Lv4』にレベルアップ致しました》
《スキルの経験値が貯まり、『気配操作Lv6』にレベルアップ致しました》
おっ、3つもレベルアップしたよ。
ゴーレムって、経験値がいいんだな。
ついでに、ステータスも確認しておくことに。
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サイバディクス(名称 ホタル)
Lv14
HP:153/230
MP:170/190
SP:174/265
物攻 48
物守 225
魔攻 43
魔守 225
速度 140
スキル
〈継承〉
『機人形Lv3』
〈上級〉
『状態異常無効』、『捕縛無効』
〈中級〉
『疾風Lv6』、『偽造永久機関Lv4』(+223)、『メテオインパクトLv2』
〈下級〉
『危険察知Lv7』、『解析Lv8』、『雷獣Lv5』、『咆哮Lv2』、『望遠Lv3』、『魔力操作Lv4』、『気配操作Lv6』、『HP上昇(小)Lv5』、『斬撃耐性Lv5』、『打撃耐性Lv6』、『衝撃耐性Lv7』、『魔力感知Lv3』、『嗅覚強化Lv4』、『反動耐性Lv4』、『痛覚耐性Lv6』
称号
『狂戯の霊魂者』、『迷宮の踏破者』、『継承者』、『死霊の撃退者』
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よしよし、順調にステータスが上がっているな。戦いの途中に『メテオインパクト』が来たのは驚いたが、自傷有りの頭突きを何回もやれば取得出来る条件だったのかな?
使ったからわかるけど、防御を無視して、威力が高いとか性能が高いスキルだとわかるわー。
…………む、思ったよりHPが削られてないな。
計算すれば、メテオインパクトを使って、70近くは自爆ダメージを受けたことになるが、ホタルは少ないと感じていた。
100は行っていたような気がしたが……あ、反動耐性か?
メテオインパクトは雷脚を使った頭突きと違って、スキルを使って反動ダメージを受ける前提となっている。その反動ダメージに、ホタルが持っていた反動耐性が仕事をして、反動ダメージを減らしていたのだ。
「やりましたね!」
『あぁ。2階層でこれとか、前のダンジョンよりは厳しいかもな。アルエルも気を付けろよ?』
「イエッサー!」
少し休んでから、3階層へ降りていく。どんなのが待ち構えていようが、2人は警戒を怠らずに先へ進む。
『今度は滑る床に…………』
「氷柱が落ちてくる!?」
今度は、地形が変わった。1階層や2階層は、周りが氷だらけでも地面までは凍っていなかった。
だが、3階層は地面までも凍っていて、歩くにくい上に天井から氷柱が落ちてくる始末。
アルエルに地面の氷だけ溶かして貰っても、3階層の氷全体が溶けるわけないし。
MP無駄使いになるから、やらせるにはいかないか。
『ここでは魔物と長く戦いたくはないなー』
「そうですね、魔物を避けて…………と言っている先に出て来ちゃったよ!?」
2人の前に現れたのは、氷を背負ったカメみたいな魔物だった。甲羅代わりに氷を背負っていて、頭や手を覆い被さっており、氷柱が当たってもダメージは無かった。
「うわー、また硬そう……。ああいう敵は倒すのがたいへ……『疾風!』…………大変と言う所だったのに、あっという間に倒しちゃったよ!?」
氷を背負っていた亀は、ゴーレムと違って、生き物なので疾風が効いた。防御が高くても、HPは低かったようで、【病苦】になって数秒に死んだのだった。
『思ってたより、弱かったな。数秒で終わるなら、地形が変わっても問題なさそうだな』
「………………」
アルエルは何か言いたそうにしていたが、何も言わない。それに、疾風が強すぎない? とも思ったが、言わない。
『ふむ、この階は地形がウザいが、魔物の強さはただ防御が硬いだけで強くはないな』
「本当は、戦い辛い場所で防御が高い魔物が現れたら、キツイと思いますがね……」
そんなことは、強力な中距離攻撃を持つホタルの前では無意味になるのだった…………
次回は、元が不良だった勇者の回を挟みますー。
なんか、ブックマークは増えているけど、アクセスが減ってきたような気がする……。もしかして溜まってから読もうとする人が増えてきたのかなー?




