36.雑魚の巣窟
本日ラスト!
ふふふっ、ふふふふふ、ふはははははははーーーー!!
ホタルは笑っていた。
何故、ホタルは笑っているのか?
それは、死霊ダクスエルとの戦いが終わり、この先を進んでいく内に…………
死霊ダクスエルとの戦いで生き残り、HPも純回路のお陰で全回復した。
そして、3階層に群がるスケルトンの軍団。ステータスを確認したが、どいつも30を超えないような最弱ステ。さらに武器も持っている奴も少なかったので、余裕で倒せた。
この3階層は4階層や最下層よりもフィールドが狭いのか、すぐに上がる階段を見つけたのだ。
もちろん、登らない選択はない。
2階層に登ったら、すぐに魔物へ出会った。
大きな蜂の魔物だった。名称はピラビートで、猛毒を使う蜂だったが、ホタルには全く効かないし、疾風を撒き散らすだけで勝っていた。今回は蜂以上に強力な魔物には会わなかったから、時間を掛けずに階段を見つけることが出来た。
そこからホタルは笑い始めた。
1階層に出る魔物は『汚染』を持ったゴブリン。生身で触ると低確率で【病苦】になる相手だったが、ホタルの相手にならなかった。
ホタルは【猛毒】と同様に【病苦】も無効出来るので、解析でスキルまで見れたゴブリン相手には余裕だった。
うははっ!!
ゴブリンがゴミのようだ!!
疾風、疾風、疾風ーーーー!!
ゴブリンは数だけは沢山いるので、一気に疾風で散らしていく。だが、経験値は物凄く少なかったから、なかなかレベルアップしなかった。
っと、疾風を使いすぎると魔力と煉気が無くなってしまうな。
まぁ、あと数体は雷牙を使った肉弾戦で倒せるからいいか。
ゴブリンは弱いから、雷牙で麻痺らせてから、何回かの普通の噛みつきでHPを0にすることが出来る。乱戦になると、たまに木の棒を喰らってしまうが、防御が高いのでダメージは微々たるもの。
無双物語の始まりじゃーー!!
こうして、ここら辺にいたゴブリンは全滅するのだった。
戦った後の次は、食事を摂る。
今までスケルトン、蜂、ゴブリンを食べてきたので、偽造永久機関が満タンになってレベルアップしたのだ。
《スキルの経験値が溜まり、『偽造永久機関Lv3』にレベルアップ致しました》
よしよし、300までは溜めれるな。
スケルトンは、乾燥した小魚みたいな味でピラビートは蜂蜜味で甘かったが、ゴブリンはどうなんだ?
倒したゴブリンを口に含んで見る…………
うーん、燻製されたレバーみたいな味だ。この味は好きじゃないなぁ…………
好きではない味だったが、残すのは勿体無いし、偽造永久機関を溜めて置きたいので、我慢して食べることに。
うえー、美味しくないよ……。
我慢、我慢。
まだ沢山転がっているゴブリン、全て食べたいとは思わないので、偽造永久機関が満タンになったら食べるの止めようと思ったら、道の奥からゴブリンより身体が大きい魔物が現れた。
ホタルは早速、解析を使ってみた。
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コブゴブリン
Lv6
HP 74/74
MP 10/10
SP 28/28
物攻 71
物守 57
魔攻 14
魔守 10
速度 46
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ほぅ?
1階層にいるわりには物攻が高いな。ボスなのかな?
頭に大きなコブが出来たゴブリンがこっちに向かってくる。初めはゆっくりとした歩みだったが、少しずつ早くなっていた。今は突進してきて、頭を向けていた。
ふむ、ララットと同じか。
突進するしかない脳なら、俺に勝てんぞ?
疾風が吹き荒れ、コブゴブリンの顔へ直撃する。ごブァッ!? と変な声が出て、倒れた。しばらく【病苦】に苦しむが、何も出来ずに息が絶える。
弱っw
《レベルアップしました。サイバディクスはLv5からLv6になり、スキルポイントが増えました》
《スキルの経験値が貯まり、『HP上昇(小)Lv6』にレベルアップ致しました》
お、ようやくレベルアップしたか。弱くても、経験値の足しになったんだな。
ありがとう!! 君のことは3秒ぐらいは忘れないよ!!
感謝しながら、コブゴブリンを食べたが同じレバーの味で残念な気持ちになった。
レバー味はもうえぇ……と思いつつ、腹に詰め込んだ。
食事も終わり、しばらく探索していたら光が溢れている場所を見つけた。
出口!?
外だぁぁぁぁぁーーーー!!
危険察知には何も反応はない。敵はいないのを確認出来、生まれ変わってから初めての外。
勢いよく、外へ向かう出口に飛び出していくのだった…………
ようやく外です!!




