表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/117

27.ザ・外へ!

本日三話目!

 


 大体のスキルや称号を調べ終わり、最後の最後に残していた…………『雷獣』。

 レベルアップしているが、今までの駄目っぷりに期待はしてなかった。


 どうせ、また攻撃技はないんだろ?

 技名が『雷豪』とか、強そうな名前でも信じないんだから。ないんだから!

 でも、試すんだから! 畜生!!


 どっか期待しているような節があり、口でなんとも言おうとも心は正直であった。




 やってやる、雷豪ぅぅぅーーーー!!




 お、おおっ!?

 身体が光る!! 物攻が増えた!!




 た・っ・た『5』だけだがなぁぁぁぁぁ!!




 使えねぇぇぇぇぇぇ!!

 ち、畜生、わかっていたんだから、わかっていたよ…………


 期待はしてなかった筈だが、落ち込みようは激しかった。


 ……………………あれ、とんでもないことに気付いたぞ?




 今回、攻撃技を覚えてなくね?




 えぇーーーー!!

 まぢか……、『機人形』、『偽造永久機関』は素晴らしいスキルだが…………攻撃技は覚えてなかったのかー。

 俺の唯一である攻撃技のスキルは、『疾風』だけか……。


 攻撃技である『疾風』はダメージを与えて、【病苦】の状態異常にして、猛毒よりも早いスピードでHPを削れる優秀なスキルである。

 だが、一つだけしかないのは心許ない。だから、攻撃技を手に入れておきたかった。




 あ、スキルポイントで取れば良いじゃないか!?

 レベルアップはしてないが、進化したから、スキルポイントは増えているはず!!

 スキルよ、カモン!!



 《スキルを取得しますか?》



 します!!



 《今、取得出来るスキルはこちらになります》


 現在のポイント(530ポイント)


 お、おおっ!

 530もあるとか、やったね!


 さて、スキルはーーーー











 多すぎるわ。

 ずらっと出てやがる。

 戦闘に関係ないスキルとか、沢山ありすぎやろ!?

 何よ、この『お手』、『お座り』、『待て』とか、躾じゃねぇかぁぁぁ!? もはや、スキルじゃねぇしぃぃぃぃぃ!

 しかも、全部300ポイントとかふざけてるな。誰もこんなスキルを取らねぇよ…………。


 ふざけて作ったようなスキルも多かった。犬型でも使えるスキルだけだが、もし人型だったらもっと多かったんじゃないかとゾッとする。


 む、むむっ、くだらないスキルが邪魔すぎるな。

 えっと、攻撃技は…………、『噛み付く』? 攻撃技だが、いらね。

 あー、『引っ掻く』もあんな。

 むむぅぅぅーーーーあ、前に『魔力操作』もあったな。それを取れば、魔法も使えるか?


 魔力操作があれば、今に出てない魔法のスキルも出てくるのかと思い、250ポイントを払った。



 《ホタルは『魔力操作Lv1』を取得致しました》


 一応、解析を使ってみるか。



 ーーーーーーーーーーーーーーーー


 魔力操作


 魔法を使うのに必要な技術。スキルレベルが高いほどに『魔法』で使う消費するMPが減る。


 ーーーーーーーーーーーーーーーー


 おおっ!

 考えは間違っていなかったが、さらにスキルレベルアップすれば、魔法を使うときに消費するMPが減るのは助かるな。


 魔法で使うMPはどれくらいかわからないが、自分のMPではすぐに無くなりそうで怖い。

 次に魔法は…………あれ、ない?

 スキルポイントも280までに減ったし、足りないのかな?

 なら、レベルアップをすればいいだけだ!!


 ここでやれることもないので、早速に出口らしきの扉へ向かう。

 定番なら、ダンジョンから出られる扉のはず。

 外か、どんな場所に出るんだろうな…………

 楽しみだねっ!!


 ホタルは意気込みを入れ、外へ繋がっていると思える扉を潜っていくのだった…………










ついに、外へ……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ