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お酒の勢いで付き合い出した私と彼! 本当に好きな人でもない人とこれでいいのか?

作者: 七瀬





お酒の勢いで付き合い出した私と彼! 本当に好きな人でもない人と

これでいいのか?



既にその日は、酔いが早くに回っていたのか?

私はベロンベロンで、お酒に完全に飲まれていた!

そこに、私ともう一人の女友達と二人で飲んでいたところに、

若い男の子が私達をナンパしてきて、いつの間にか一緒に飲んでいて、

私の記憶は彼らと一緒に飲み始めた頃から、途切れ途切れ。

意識がどこかで切れていて、急に意識が戻る感じ。

何回かそれを繰り返していると、、、?

急に私の目の前に、ナンパしてきた男の子の一人が居て、

私が周りを見ると? 女友達ともう一人の若い男の子が居ない!

私は一体、何が起きてるのか分からず彼に聞くと、、、?



『・・・ふたりは?』

『二人は、それぞれトイレに行くと言って気が付いた時には、

もう居なかったんだよな~!』

『・・・えぇ!? いつから私達、二人だったの?』

『もう2時間ぐらい二人で話してたのに、ひょっとして何も覚えてないの?』

『・・・お、覚えてない!』 

『なんだよ! 真剣に俺、話してたのに、、、。』

『ごめん、でも何の話してたの?』

『“俺達が付き合うか? 付き合わないかって話だよ!”』

『えぇー!? 付き合うの、私達!』

『・・・い、いや? まだそこまで話は進んでないんだけど。』

『なによ! ビックリさせないでよ!』

『“俺と付き合うの、やっぱり嫌?”』

『えぇ!? だって、今日会ったばっかりじゃん!』

『・・・そ、そうだけど、でもさ、』

『なによ!』



私はここから、また意識が飛んで、、、。

彼はこの後、私に何て言っていたのか? 何にも憶えていない!



・・・そして数日後。



【プルルルル プルルルル プルルルル】


『・・・はい!』

『俺だけど!』

『誰? 知らない携帯番号なんだけど!』

『俺だよ俺! 居酒屋で二人で最後まで飲んでた奴いただろう!』

『ああ~なんで? 私の携帯番号知ってんのよ!』

『勝手に俺が携帯見て番号控えたとか思ってない? ちゃんと俺があの時、

番号教えてほしいって聞いて、教えてくれたんだよ! 本当に何にも憶え

てないんだな~』

『・・・お、憶えてない!』

『またかよ! 憶えてない、憶えてないって言ってさー!』

『ごめんって!』

『全然、本当に憶えてないの?』

『私達が付き合うか? 付き合わないかって言う話をしてたらしく、

私がまだ会ったばかりで付き合うのはどうなのってトコロで、私の記憶が

切れてるのよ。』

『・・・その後は? マジかよ! またか、あんなに真剣に話してたのに、

本当にムカつくよな~』

『・・・ご、ごめん、私も気になってたのよ。あの後の事、』

『“俺達、あの日から付き合ってんだよ!”』

『えぇー!? なんでよ! そんな話になったの?』

『付き合ってくれるって言ってくれたじゃん!』

『知らないわよ、何にも憶えてないんだし!』

『“これって、また白紙になるのか?”』

『そうなるわね!』

『“じゃあー俺達、この機会に付き合わない?”』

『そこは、考えておく!』

『えぇ!? そうなの、考えてくれるの?』

『“なんか、悪い男じゃなしみたいだし!”』

『俺のどこが悪い男なの?』

『・・・まあね、』

『“まだお互い好きとかそういう気持ちもないと想うけど? 付き合っていく

中でお互いゆっくり好きになって行けばいいんじゃないの?”』

『・・・うーん? そうだね!』

『うん。』






私は、“2回しか会ってない彼と付き合う事になった。”

しかも? 初めて彼と会ったあの日は、“完全にお酒に私は酔っていて、

久々に意識も飛んで、殆ど彼の事は何にも憶えてないのよ!”

そんな彼と? “たった2回しか会ってないのに付き合うなんてね。”



ただ彼はどうやら? 私を騙していないみたいだし、、、!

私が本当に付き合ってもいいと言ったんだろうなって思う事を、

彼は意識が飛んで何も憶えてないない私と話していたらしいわ。



まあ、彼と付き合ってみないと分からない訳だしね!

嫌なら別れればいい! 取りあえず、彼と付き合ってみるか。

試してみないと分かんない事だってあるわよね!


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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