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十六話

スライムを倒すのが楽しすぎて居座り過ぎたかもしれない。

現在のステータスはこんな感じだ。

STR16

AGI45

VIT68

INT42

DEX 8

LUK 15

魔法は次の通り。

水魔法 F-(Fマイナス)

土魔法 F-(Fマイナス)

風魔法 F-(Fマイナス)

火魔法 F-(Fマイナス)

そして称号に魔法士を取得していた。

この称号を得てから魔法が今までよりスムーズに使えるようになっていた。

獲得した魔石は100万ちょっと。

スライムを狩るために歩き回っていたので恩恵ポイントもトータルで100万ぐらい溜まっている。




修行部屋に戻ってきたシュバルツはクロに何かお勧めのスキルがないか相談していた。

「そうだにゃ。鑑定のスキルとかはどうかにゃ?」

「鑑定?」

「物のランクや状態を見ることが出来るスキルにゃ」

「便利そうだね」

「そうでもないにゃ。ランクが低いうちはせいぜい物を見分けるぐらいにゃ。人とかを調べたいならランクを上げる必要があるにゃ」

「人に使うのは問題があるんじゃ?」

「マナー的には避けた方がいいのは確かにゃ。でも、使う必要がある時もあるのにゃ」

「例えば?」

「犯罪者を調べたりする時とかにゃ。まぁ、そういう魔道具もあるけどにゃ」

将来、衛兵とかになったら重宝しそうなスキルではある。

1000ポイントと初期投資が少ないのもあってとりあえず取得してみることにした。

恩恵ポイントにはまだまだ余裕があるがクロの加護のおかげで簡単にスキルが生えてくるのでその辺の兼ね合いが難しい。

今は多重詠唱がとれないか試行錯誤していたりする。

魔法の発動に失敗することもあるが何とかなりそうな感じではある。

「そうだったにゃ。伝えておくことがあるにゃ」

「何だろう?」

「恩恵ポイントで買い物をできるようにしといたにゃ」

「買い物?ネット通販みたいなものかな?」

「まぁ、似たような物にゃ・・・」

「でも、買った物ってどこからくるんだろう?」

「私を含めた神々が該当する商品を管理している世界から買ってくるにゃ」

「えっと・・・。神々を使いぱっしりにするような気になるんだけど」

「気にしなくていいにゃ。下界に降りる理由が出来て楽しみにしてるからにゃ」

理屈としては頻繁に理由もなく下界に降りることが難しい。

だけど、シュバルツの為に買いに降りることで自分達も楽しむつもりらしい。

自分達の創造した世界をただ見ているのも楽しいがどうせなら自分達も混ざりたいということなのだろう。

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