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百二十九話

本日は、牛蛙の出る迷宮にきている。

マリルとレベッカもいるので安全地帯で異空間に行くのは無理だが、これは仕方ない。

指輪を用意出来ても、2人との信頼関係を築かなければ意味がないので今回の迷宮行きは親睦を深めるという意味合いが強い。

マリルとレベッカも足を引っ張りたくないと積極的に動いてくれている。

トラブルは起きず、安定した狩りを終えて冒険者組合を訪れる。

いつものように解体所で狩ってきた牛蛙を出し票を受け取り受付に持っていく。

お昼時、ということでそのまま併設されている酒場に移動して食事を頼む。

料理の値段は在庫によって変動するようで牛蛙の串焼きが安くなっているのでそれを頼んだ。

他の皆も同じものを頼んでいた。

食事も終え、シュバルツ達は露店をまわることにした。

露店ではたまに掘り出し物が見つかることもある。

シュバルツはいかにも怪しげな風体の男の露店で足を止めた。

品物を鑑定してみると貴重な錬金術の素材が大量に置いてある。

「おじさん。ここの品を全部ください」

「おいおい。本気か?」

「えぇ。とてもいい品ですね」

「よし。少しまけてやろう」

商品を褒められて嬉しかったのか料金を少し安くしてくれた。

「いつもここにいるのですか?」

「いや、旅の途中でな」

「そうですか・・・」

「お前さんのおかげでしばらく旅費に困らなそうだ」

そう言って男は店じまいしてどこかに行ってしまった。

その後も露店を巡るが今回はいい物が見つからなかった。




夕食後、本日も異空間にて恩恵ポイント貯める為にリザードマンの地底湖に向かう。

休憩を挟みつつも恩恵ポイントを200万まで貯めて本日の狩りは終了した。

シュバルツは迷わず指輪を2つ購入した。

後は渡すタイミングであるがまだまだ信用されるには期間が足りないだろう。

しばらくは親睦を深める為に、迷宮に挑むことになっている。

マリルとレベッカの戦闘も安定している為、明日からはリザードマンの出る迷宮でもいいかなと思いながら眠りについた。




朝食を食べ、本日の予定を確認する。

全員が賛成してくたのでリザードマンの出る迷宮に向かった。

入り口近辺はここも混んでいた為、シュバルツ達は迷宮の奥を目指して移動していく。

途中、休憩を挟んだりもしたが目的地に到着して本格的に狩りを開始した。

マリルとレベッカは最初は傷をつけないようにするのに苦労していたがコツを掴んだのか効率よく狩れるようになるのにそう時間はかからなかった。

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