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百二十八話

恩恵ポイントを200万、貯めなければならないということでシュバルツも積極的に戦闘に参加する。

フラン、ミミ、シズノの3人も手慣れたものでサクサクとリザードマンを倒していく。

異空間では死体が残らずドロップ品落とすので傷とかは気にしなくていいがそれでも、現実世界での迷宮で価値を落とさないように傷をなるべく少なくして倒す努力はしていた。

アイテムボックスとマジックバックが一杯になるまで狩りを続け、休憩を挟み再度、リザードマンの地底湖に向かった。

恩恵ポイントを貯めるだけなら他の場所でもいいがステータスも伸ばしていきたい。

そうなってくるとリザードマンの地底湖が一番効率がよくなってくる。

問題は大量に手に入るリザードマンの皮の使い道だ。

需要は高いようだが市場を混乱させるような事態は避けたい。

とりあえず倉庫区画に保存しているが何か使い道はないだろうか・・・。

そんなことを考えながらひたすらにリザードマンを倒していく。

時間が経過しないとはいえ、ずっと狩りを続けれいれば疲労が溜まってくる。

一度、大休止をしてそれぞれリフレッシュをはかる。

女性陣はリザードマンの皮を持って工房区画に向かっていった。

シュバルツはその間に料理を作ることにした。

米を柔らかく炊き、おかゆを作る。

それに様々なおかずを用意する。

料理は作り終わったが、女性陣が戻ってくる様子はない。

料理をアイテムボックスにしまってからシュバルツは久しぶりに素振りをすることにして女性陣が戻ってくるのを待った。

基礎を疎かにしていたつもりはなかったのだが、癖のようなものがついていることに気が付いた。

それを修正し、ひたすらに素振りを続ける。

どれぐらい時間が経ったかわからなくなった頃、女性陣が戻ってきた。

手には何やら鞄を持っている。

リザードマンの皮を何に使うのかと思ったら鞄を作っていたのだろう。

「お待たせしました」

「いえ、ご飯は作っておいたので食べましょう」

そう言ってシュバルツは料理を取り出す。

それぞれ好きなおかずを混ぜて食べる。

「なんだかほっとしますね」

「まだまだありますからいっぱい食べてくださいね」

十分に腹を満たしてから再びリザードマンの地底湖に向かった。

恩恵ポイントを100万ほど稼いだところで一度、現実世界に戻る。

シュバルツが生活魔法のクリアの魔法で汚れを落とし解散となった。

ミミとシズノはシュバルツを抱き枕にしてすぐに眠ってしまった。

シュバルツもその心地良さですぐに眠りについた。

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