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百二十七話

マリルとレベッカの実力もわかったところで城へと戻った。

2人と仲良くなるべく街に遊びにいくことにした。

シュバルツとしては2人にも修行部屋に来てほしいがその為には信頼関係を築かなければならい。

恩恵ポイントについては3人も協力してくれると言っているので何とかなるだろう。

マリルとレベッカも騎士の前に女の子だ。

服や小物などを楽しそうに見ている。

シュバルツもその中に混じり装飾品を眺める。

数は少ないが魔術的な意味を持つデザインのアクセサリーなどが置いてあった。

マジックアイテムというわけではないが興味深い。

店主の話では魔道具作りの練習として若手がこういった作品を作っているのだと教えてくれた。

シュバルツは不死と永遠を司るフェニックスを象ったペンダントを購入した。

妹であるリリアーヌへのお土産である。

その後も、様々な店をまわる。

いつの時代も女の子の買い物は長い・・・。

シュバルツは途中でギブアップして露店で飲み物を買って皆が戻ってくるのを待った。




「お待たせしました」

全員が両手に荷物を大量に持っている。

「預かりましょうか?」

「お願いします」

全員から荷物を預かってアイテムボックスの中に入れる。

そろそろいい時間なので城へと戻った。

それぞれに荷物を渡し、シュバルツは母であるマリアンヌの部屋に向かった。

愛しの妹であるリリアーヌは寝ているようだ。

寝顔はまるで天使のようだ。

「お母様。こちらを」

シュバルツは買ってきたペンダントをマリアンヌに渡す。

「わざわざ悪いわね」

「いえ、好きでしてることですから」

マリアンヌは大切そうにペンダントをしまっている。

「そろそろ、夕食の時間ね」

「はい」

シュバルツとマリアンヌは控えていたメイドにリリアーヌを任せ食堂に移動した。

他のメンバーはまだ来ていなかったのでお茶を飲みながら待つ。

しばらく待っていると扉が開く音がした。

「お待たせしました」

全員が席に着くと料理が運ばれてくる。

ここではマナーを注意する人もいないのでわいわい喋りながら食事は進んでいく。

母であるマリアンヌも楽しそうに話を聞いていた。



夕食も終わり今日もシュバルツの部屋にフラン、ミミ、シズノが集まる。

修行部屋に移動して早速、方針を共有する。

マリルとレベッカの為に恩恵ポイントを200万貯めるということで一致した。

シュバルツ達はリザードマンの地底湖に向かった。

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