自分の気持ちの伝え方を、ゆめゆめ忘れぬように
微笑み、同調し、隠す。そうやって心を明かさずに生きてきた僕たちは。
何にも反対せず、賛成せず、曖昧な表現ばかり愛しすぎた僕たちは。
今、君に愛を伝えることもできずにいるんだ。
心を震わせるこの気持ちを伝えたいと願っているのに。
泣いて震える君を抱きしめたいと願っているのに。
たくさんのしがらみや過去に囚われた僕たち。臆病なままの僕たち。飛べない籠の鳥のよう。
何も変えられないまま、今回も終わりを告げる。
昔はもっと素直に言葉を伝えられていたのに、どうしてこうなってしまったのだろうか。