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異世界チートコンソール  作者: 鬼頭 輝
31/32

player.addtale 31 まさかの展開を強引に収める

遅れて申し訳ない。終盤のジェンガな感じになってきて話が思いつかなかった…。

サブタイトルも少し考えないと作者が混乱し始めたよ。

お城のバルコニーへ軽やかに着地。

皇帝らしき人物は奥へひっこんだらしく、重武装の衛兵に囲まれている。まあAllKillで退場頂いた。

中へ入ると左手には大きな扉、右手は一段高くなって玉座があり、そこに座っている人物がいる。

謁見の間みたいな感じのバルコニーだったのかな? 他には貴族と思しき豪華な服装の人たちが何人か。


皆様驚いたり青ざめたり、こちらに魔法を撃ってきたり、色々な反応を示してらっしゃるが…。

もちろんAllKillでお黙り頂きましたとも。


あっ、やべぇ皇帝まで死んでるじゃん。一発殴る予定だったのに…。

玉座まで近づいて様子を見てみると、力なく玉座からずり落ちている中年のエルフが。


仕方ないから生き返らせて殴るか。ボスモンスターの居場所も聞き出したいし。

というわけでコンソール起動からのID取得



ドッペルゲンガー / ID : MOB000f3h32dp



あれぇ、何この名前…。

というかこれベヒモスのIDの時とほぼ一緒だし、名前ドッペルゲンガーて。


『なあフィオ、この皇帝エルフっぽくないIDな上にベヒモスっぽい並びなんだけど、何これ?』


「はいはい、どれどれ…。

 あー、これはこの大陸のボスっスね。おめでとうご主人! これで2体目っスよ!」


『いやいやいや、誤魔化すなって。なんなの、何でボスモンスターが皇帝やってんの?

 人類の敵じゃないの? めっちゃ従えちゃってたじゃん!』


「えっとっスね…。

 ドッペルゲンガーの設定としては強さはそこそこっスけど、記憶ごと人間に成り代わる能力ってのを持ってるっス。予想っスけど、本物の皇帝がドッペルに殺されて成り代わられたんじゃないっスかね? あとは皇帝の野心とかがあまりにも強烈だったんでそれに影響されたんスかねぇ。」


『ありそうな話ではある…。人間怖いなぁ。

 いやまてよ? そうするとボスに近いほど強いモンスターが出てくるって設定と矛盾しないか?』


「これも予想っスけど、モンスターの出現条件が人の視界と距離っスから、こんな人口密集地に居たら出現しようがないんじゃないっスかね。あとはドッペル自身が出現のオンオフできるとか。」


『一応それで納得しておくか。

 しかし、どうすっかなぁ…皇帝殴って帝国解体プランが台無しだよ。』


「そんなアホみたいなプランどの道成功しなかったっスから問題ないっスね。」


『権限が集中してそうだからいけると思った。今では反省している。』


とりあえず皇帝の隣にいた偉そうな奴を何人か生き返らせて、偽物だったことを教えて国を仕切らせよう。ボスモンスターならしばらく放置したら死んでアイテムまみれになるはずなので、そこを見せればイチコロって寸法よ。


もはや考えるのが面倒になったのでやけくそで作業を開始する。

まずは皇帝の近くにいる奴らを蘇生、そしてコンソール解除。


「はっ、わ、私は…、生きている、のか?」

「へ、陛下が!」

「そ、そんな…。」


『あー、落ち着いて欲しい。陛下は陛下じゃなくてモンスターだったんだ。』


「いや、説明へたくそっスか。」


「っ! 貴様! 一体何者だ! ええい、誰かおらんのか!?」

「一体陛下に何をした!」


『いやあの、だから落ち着いて…あっ、いいからちょっとその死体見てろ!』


死体が淡い光に包まれだしたので、慌てて声を荒らげてしまった。


「なっ、なぜだ…、この光はモンスターを倒した時の物…。まさか…。」


『そうだ、皇帝はモンスターに殺され、成り代わられていたんだよ!』


「な、なんだってー っス。」


「嘘だ…そんな…陛下…。」


光が収まると、玉座の周りにはアイテムが散乱し、死体は無くなっていた。

でっかい魔石に、仮面、武器防具類に…お、あったあった。


[ヨルガンドの覇者 : ヨルガンド大陸の主を倒し、新たな主となったものの証]


『はいこれ、鑑定してみるといい。

 皇帝に成り代わっていたのはこの大陸のボスモンスターだったんだよ。』


「「「!!!」」」


『というわけで、俺がこの大陸の主! なのでこの国は共和国に降伏! 他種族への差別禁止!』


「えっ、ま、待てそれは…。」


『やかましい! さっきみたいに一瞬で殺すのも生き返らせるのも俺次第!

 死にたくなかったら言うとおりにしてもらおう!』


「し、しかし他の貴族や兵士たちが従わんだろう…。」

「そもそも陛下がモンスターだった事を信じる者がいるのか…。」


『はー、仕方ない奴らだ。この証を預けておくからそいつを見せればいいだろ。

 これを使って大陸の主なんで戦争続けまーすとかやったらぶん殴るからな!

 ん、いやちょっと待てよ…。』


ひとつ思いついたのでコンソールを起動し、ヨルガンドの覇者のIDを見てみる。


ID:item011FDD


からのさらに注視してポップアップを表示させる。


item011FDD : ヨルガンドの覇者 /uniID : uni002 EE66 82AD


お、出た出た。やっぱりID一種類だけだと同名のアイテムがあった時にどうするんだと思っていたが、種類を判別するIDとは別に固有のIDが振ってあったか。

これならこのヨルガンドの覇者を渡しても後で消せるんじゃないかな。まずは複製を作って俺自身が一つ持っておこう。


player.additem item011FDD


で、uniIDを取得した方が消えるか確認。


dleteitem uni002 EE66 82AD


コンソールを解除すると手に持っていたヨルガンドの覇者は消えていた。俺に追加したアイテムの方は勝手にアイテムボックスの中に入ったようだ。容量足りなかったらどうなってたのやら。

皇帝の側近ズが驚いているのでもう一度コンソールを起動して元に戻さねば。


player.additem uni002 EE66 82AD


コンソールを解除するとこちらも俺のアイテムボックス内に入っている。

さも何か細工をしましたよ感を出しつつ側近ズに告げる。


『この証に呪いをかけた。1か月以内に共和国に降伏しないと証は消え、お前達全員が死ぬ。

 なのでちゃんと言ったとおりにすること。いいね?』


側近たちはまごついている…。


『返事は? ハイかイエスだぞ!』


「「「ハイ!」」」


よし、これにて一件落着。

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