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誰だ、こいつら喚んだ馬鹿は  作者: 赤木一広(和)
第十四章 黄昏前
241/272

241.アルフォンスの視点


 アルフォンスと、凪と秋穂とマグヌスの二手に分かれる。

 双方の連絡の仲介役にはリネスタードのスキールニルがつくが、スキールニルとアルフォンスとでは遠距離での通話手段がない。

 辛うじて合図を送るぐらいはできるので、アルフォンスの下にエルフたちが到着した、つまり戻るのに最も時間がかかる瞬間をスキールニルに合図する、という話になった。

 分かれる前、凪が冗談めかして言う。


「これであのデカイのに監視の目が無かったら笑えるわよね」


 アルフォンスが渋い顔をする。


「全然笑えん。あれほどの暴威を人間領域に放置するのだから、当然監視の手段ぐらいは用意しておくべきなのだが、スヴァルトアールブにこういった常識が当てはまるか、ちと自信がなくなってはいるのだ」

「あはは、アーサの人間との協力関係ははっきりとしてるんだから、そこには当然事故防止の配慮があるっていう判断で私もいいとは思うけどね」


 だったら言うな、とくさるアルフォンスにけらけら笑う凪。

 一方秋穂は、緊張した様子のマグヌスに声を掛けている。


「どう? 冷静にいけそう?」

「スキールニルの目によれば(荷物として)丁重に扱われているという話だが、彼女が縛られているところでも見た日には、とてもとても、冷静でいられる気がしない」

「……気持ちはわからないでもないからさ、偵察は私か凪ちゃんでやるよ。マグヌスはできるだけ、その時のために力を温存してて」

「最善を選んでくれ。結果、アルベルティナを救出する役目が誰になろうと文句は言わんし、囮に使ってくれても一向にかまわん」

「その必要があったら遠慮なくそうさせてもらうよ。きっとマグヌスなら、私や凪ちゃんと同じぐらい危ないことしても大丈夫だろうからね」

「持久力以外はな。お前らの体力、本当どーなってんだか」

「あっはっはっはっは、伊達に戦を潜り抜けてきてないよー」

「どれだけ戦を潜り抜けようとお前らみたいになんぞなれるものかっ」


 街でマグヌスがキレた時は最善の形で収まったが、通常あの手の暴走はロクな結果にならないものだ。

 ましてや戦士がそんなザマではお話にならない。

 それでも、わかっていてもどうにもならぬものもある、という話でもあった。






 スヴァルトアールブの一人が、血相を変えてその執務室に駆け込んでくる。

 そこはスヴァルトアールブ用にあてがわれた一室で、出先ではあるがスヴァルトアールブの要人でもあるスラーインが仕事をこなせるよう用意された部屋であった。


「大変です! 巨兵にエルフが攻撃を仕掛けてきました!」


 スヴァルトアールブもエルフもお互いとの接触は極力避けるようにしている。

 にもかかわらずエルフがスヴァルトアールブの領域に近いアーサの国にきたというのは、何か特別なこと、直近であればエルフの重鎮ユグドラシルの近くにまでスヴァルトアールブが迫ったことが、その原因ではないかと考えるのは極自然な話だ。

 エルフが単身で巨兵に仕掛けている状況を伝えられると、報告を受けたスラーインは考えを口にする。


「エルフ自身が直接抗議に来るというのは意外だったな」


 巨兵を魔術で監視しているスヴァルトアールブはとても焦った様子だ。


「これはエルフからの宣戦でしょうか」

「まさか。とはいえ、巨兵にエルフが直接手を下すというのも意味がわからんな。スヴァルトアールブの魔術だと気付かなかったか? いやだとしたら尚の事、人間の魔術に手を出す意味がわからん」


 別のスヴァルトアールブがとても気楽なことを言う。


「こちらの居場所がわからないので、巨兵に手を出しさっさと出てこい、とでもいうつもりではないでしょうか」


 スラーインは眉根に指を当てる。


「そんな馬鹿みたいな理由でせっかくの巨兵を潰されてはたまらんのだがな……」

「連中がこちらの都合を斟酌するとも思えませんし、案外にこれが真相っぽいですよ」

「確かに効率的だな、連中にとっては。ふん、巨兵を相手にてこずっている様子はないんだな」

「はい。相当な腕利きを寄越したようです。最低限の魔術だけで、あれは、ほぼ体術です。それに、恐ろしく剣が速い」


 スラーインが舌打ちする。


「エルフ流暗黒格闘術か、忌々しい。どの道、アーサ軍が退却中の国境を易々と突破してきた者なのだから手練れに決まっている。そして、エルフにアーサ国の地に侵入されるのも気分が悪い、さっさと行くぞ」


 そう言って自ら動こうとするスラーインであったが、側近がこれを止める。


「ユグドラシルが絡んでいる可能性のある件です。お立場をお考えください」


 心底から嫌そうな顔を見せるスラーイン。


「問題が重要であればあるほどに身動きが不自由になるというのはどういう理屈だ? 普通逆だろう」

「スラーイン様が、前に出て、問題を解決することを皆は望んでいないというだけの話です。何のために私たちがついてきたと思っているんですか」

「……私に嫌がらせをするためだろう」

「その嫌なことがあると子供っぽくなる癖とっとと直してください。全然可愛くありませんよ」


 スラーインにも側近の言うことの正しさはわかっているので、こうして愚痴るように文句を言うことしかできないわけだ。

 ただ、そこでふざけたままで終わらないのがスラーインである。


「五人全員で行き、内の二人は隠れ潜んでいろ。エルフが卑劣な真似をするとも思えんが、警戒と、警戒をしていると向こうに見せることは必要だ」


 側近が問う。


「アールとヴィースは置いていく、でよろしいですね」

「もう少し休ませてやろう。私以外誰もおらんというのもあまりよろしくはないしな」


 そんな打ち合わせの後、すぐにスヴァルトアールブの五人は執務室を出ていった。






 アルフォンスは、エルフにしては珍しい、思考が武侠に近い者だ。

 武に生きる以上、生も死も身近にあるものとなり、それこそエルフほどの貴重な生命ですらこれを惜しむは心得不足である、と考える。

 寿命の長いエルフという種から考えるに、この戦士の思考ともいうべきものはあまり相性がよろしくない。それでも、と頑なであったことが、アルフォンスがエルフの森を出た理由の一つであった。

 だがそんな武にしか興味のなかったアルフォンスも、人間の中で暮らしていると、自然とエルフと人間との差なんてものを意識するようになる。

 そしてそれは涼太という人種の異物と出会ったことで加速した。

 ドがつく平民の立場であるはずの涼太は、或いは人の命を繋ぐ大量の穀物を売買する商人の視点や、集めた税を用いてより豊かに過ごせるよう税の分配を考える貴族の視点や、人とは種からして違うエルフの視点をすら、持っていたのだ。

 そんな涼太が、凪や秋穂に話すことを聞くとはなしに聞いている間に、アルフォンスもまた経済や政治といったものを考えるようになった。もちろんそれらはエルフと人間の比較という形でだが。

 アルフォンスは理解したのだ。

 エルフが人間と比べて同族殺しを嫌悪する理由を。

 他者に、それこそ他種族であろうと優しくあらんとする理由を。

 スヴァルトアールブや人間との戦を断固として避けんとする理由を。


『なのに、何故、スヴァルトアールブはこうまで非道な真似ができるのだ。お前たちは人間ではない。長き寿命を持つ、祖を同じくする同族だろう。なのに、何故、こうまで無慈悲な真似ができるのだ』


 巨兵を一人作るのに子供を一人使ったとして、その結果大人が十人救われるのだとしたら、大人になるまで育てるのにかかる費用手間を考えれば、それは効率的だというのはアルフォンスにもわかる。

 だがそれは、エルフにとっては前提がおかしい。

 大人十人を救うために子供一人を犠牲にする必要があるような状況に、陥る前に問題を解決する。もしくは、子供を犠牲にせずとも救えるような力を得ておく、それがエルフだ。

 いつか犠牲になる覚悟なんていらない、不意の不幸にも未来を捨てる必要なんてない、エルフが生きていくのに、そんなものは不要なのだ。

 そんな安らかさと豊かさの中で、エルフは更なる未来への探究を続ける、そんな種であるのだと。


『その、エルフと同種のはずのスヴァルトアールブが、何故にここまで歪んだか』


 今ここでこうして巨兵を相手に刃を交えている理由に、そんな怒りがなかったとは言えまい。

 このある種のスヴァルトアールブに対する信頼感のようなものは、アルフォンスだけではなくスキールニルなども含む戦を直接知らぬエルフたちに共通しているものだ。

 直接の恨みがなければ、後はもう冷静に種としての差異を見据えることもでき、そうであるのならばスヴァルトアールブという種の優れた点は、エルフである自分たちとほぼ共通のものであるのだから。




 アルフォンスの髪の毛を二本、巨兵の刃が斬って飛ばした。


「む、いかん」


 あまりにも憂鬱な作業のせいで、少し変な方向に思考が進んでしまったようだ。

 敵はスヴァルトアールブの魔術によって作り出された巨兵。

 アルフォンスの頭が、巨兵の腰の高さと同じぐらい。そんな圧倒的な体格差がある相手だ。

 魔術に対する耐性を持たせてあることから、魔術による直接攻撃はあまり効果的ではない。


『できぬ、とは言わんが』


 アルフォンスは魔術が苦手だ。なので、精度の高い魔術が難しく、威力重視の強烈なのをお見舞いしてやればそれで勝てるとも思うが、近接戦闘中の魔術の行使には常に失敗の危険が伴う。

 魔術の失敗、魔術に気を取られての失敗、どちらも、よほどの高位術者であってもありうるものなのだ。

 これは余談ではあるが、エルフほど多彩な魔術を常識としていない人間は逆に、少ない魔術を極め尽くすことで近接戦闘中もそれほど不安なく魔術を使えるようになることがある。

 ランドスカープ王都圏で猛威を振るっていた五大魔王などは正にこの類である。

 そういうわけでアルフォンスは、戦闘にも差し障りのない障壁の魔術のみを用いて剣での戦闘を選んだのだ。

 丁寧に敵の剣をかわしつつこちらの剣で削り取っていく形が、この巨兵を相手にアルフォンスが最も無難に戦えるやり方である。


『その分時間がかかるのが難点だ』


 そしてこの巨兵と長く向き合っていなければならない、ということにもなる。

 元が子供だとわかっているからこそ、その攻撃や挙動に子供の気配を感じ取れてしまう。

 端々から漏れ出してくる未熟さが、悲しくてならないアルフォンスだ。


「せめて」


 いつまでたっても殺せないことに癇癪を起こしている巨兵の踏み出しを狙って剣を飛ばす。

 アルフォンスの持つ魔剣ならば、頑強な巨兵の皮膚どころか骨格をすら切り裂くことが可能だ。

 この戦いで初めて深くに踏み込んだアルフォンスの剣は、巨兵のぶっとい足を斬り飛ばす。

 巨兵、何が起こったかもわからぬままに前のめりに崩れる。これに、剣を斬り上げ合わせる。


「あ、れ」


 巨兵となって声も野太く変わっていたはずのその口から、年相応の軽い声が聞こえた。

 首の骨の半ばまでを断つほどの一撃により、巨兵は即座に意識を失い、そのまま崩れ落ちた。

 アルフォンスの狙い通り、死を意識することすらなかったであろう最期だった。




 近くの石の上に腰掛けて待つことしばし。

 ようやくアルフォンスの前にスヴァルトアールブが現れた。その数三人。だがその中に、古いエルフ、スヴァルトアールブの気配を持つ者はいない。

 そして、二人が隠れ潜んでいるのもわかる。


『さて、どう判断したものか。しかし、全部で八人と言ったな。残り三人ならばその目を掻い潜るも可能、か』


 実際にソレを選ぶかどうかは向こうの判断である。アルフォンスは合図を送りつつ、石からゆっくりと立ち上がる。


「随分と時間がかかったな」


 開幕苦情からの入りには、駆けつけたスヴァルトアールブたちも苦い顔だ。


「巨兵はこちらにとって相応に価値のある物なのだが、話如何によっては損失補填も視野に入れてもらうぞ」

「……そうか」


 アルフォンスが期待した反応ではなかったので、落胆した様子で彼らを見返す。

 それでも往生際悪くねばってみる。


「具体的には?」

「そちらよりの妥協を求めることになろう。そも、ここは我らスヴァルトアールブの領域近くだ。エルフが入り込むというのなら理由がいるぞ」


 やはり思った方向に話が進まないし、会話をしているスヴァルトアールブ以外の者も動く気配はない。

 なので話の流れを無視し、地に伏した巨兵を見ながら言う。


「埋めて、やらんのか?」


 交渉を担当しているスヴァルトアールブが呆れ顔に。


「貴様が殺しておいて何をぬかすか」

「なるほど、なるほど。コレの死は、殺した私の責である、と」


 アルフォンスの言葉の意味を即座に理解できぬスヴァルトアールブ。何を当たり前のことを、といった顔である。

 これ以上この話題を続けても不快にしかならないと踏んだアルフォンスは話を変える。


「お前らがさらったアルベルティナという人間は、ユグドラシル様が庇護していた者だ」


 さっさと要点を告げてやると、スヴァルトアールブの表情が激変する。


「利害や道理云々の前に、まずあの方を納得させられるものを持ってこい。それができないのならさっさとアルベルティナを返せ。全ての話はそれからだ」


 動揺しながらもスヴァルトアールブは口を開く。


「交渉のために手札の価値を高めようとするのはそちらの勝手だが、だからと人間一人の代償として支払えるものなぞたかが知れているがな」

「それが人間だろうと、獣だろうと、そこらの草木であろうとも、他人の物を勝手に盗み出しておいてその言い草はなんだ? それがスヴァルトアールブの礼儀とやらか?」


 どちらも妥協なぞするつもりはないのだ。

 片や極めて貴重な、それこそ世界に一人しかいないというぐらいに貴重な能力の持ち主だと認識しており、片やアルフォンスはといえば。


『コレと会話するのは極めて不愉快なことのようだが、しかたあるまい。時間稼ぎも役目の内だ』


 そもそもからして話をすぐにまとめようというつもりすらない。

 丁寧に丁寧に、スヴァルトアールブの持つ情報を確認しながらアルフォンスは会話を続ける。

 それはこのまま外で立ったままで話し合いを続けるのが愚かしい行為であると思えてしまうほど長く続き、アルフォンスは向こうからまた翌日、今度は何処かの屋内で座って話し合おうなんて言葉が出てくるよう誘導していた。

 これに乗ってスヴァルトアールブが何処かの宿を、と言ったところで、彼の仲間が慌てた様子で動き、交渉担当に耳打ちする。


「何っ!? 貴様! 謀ったか!」

「……何の話だ?」

「我らをおびき寄せ! 人間を使って襲撃を試みたか!」

「人間を利用しているのも、ユグドラシル様の持ち物を襲撃し奪ったのもお前たちだろう。そちらがやっているからとこちらまでそうだと断じるのは、あまりに稚拙にすぎる判断ではないか。人間じゃあるまいに」


 まるで人間のようだ、はエルフ、スヴァルトアールブ、双方の間で通じる侮蔑の言葉である。

 この交渉担当役のスヴァルトアールブも、もちろんアルフォンスも、人間にも優れた者がいることを知っているが、総じて見れば人間はやはり侮蔑の形容詞に相応しい歴史を積み上げている、と見ている。

 憎々し気にアルフォンスを睨み、彼らは身を翻すが、そんな彼らにアルフォンスが問う。


「おい、襲撃と言っていたが、もしかして人間がスヴァルトアールブを襲ったのか?」


 交渉担当は、今度は言葉すら発さず、殺意に満ちた視線を向け、この場を走り去っていった。

 小さく嘆息するアルフォンス。


「あの馬鹿共、やはり忍ばず殺りに行ったか。それもまた正答の一つではあるのだろうが。さて、何百年も前のクソジジイと張り合ったというスヴァルトアールブは、今ではどれほどになっているやら」






 敵拠点は既に発見済みだ。

 地味に隠密活動のための技術を学んでいた秋穂さん大活躍である。

 とはいえ、そもそもこの都市、現在敗残兵が雪崩れ込んできていて大騒ぎであり、如何な、凪、秋穂、マグヌスの、顔隠さないとイカントリオとはいえ、本気で忍べば隠れる余地は幾らでもあった。

 ランドスカープ兵などの敵対勢力がこの都市にまで浸透しているなどと誰も思っていないというのもある。

 そして敵拠点から五人のスヴァルトアールブが出ていくのを確認すると、残るはアールとヴィースの二人と、件のスヴァルトアールブスラーインとなる。

 凪と秋穂はその姿を一度だけ見ている。その上での判断がこれだ。


「私と秋穂でやる。相手三人だけど、マグヌス一人で残る二人の相手してもらうわ」

「それが最善だとお前たちが考えるのであれば異論はない。相手がスヴァルトアールブでなければ、さらって逃げるも選択肢ではあったのだろうがな」

「そうね、でも、スヴァルトアールブの魔術がどれほどのものか。例の『疾走』の魔術一つとっても洒落になってないし、確実に逃げるんならここで仕留めとかなきゃならないわ」


 任せておけ、というマグヌスの言葉に、秋穂は思うところがあったようで。


「勝てそう、なんだ」

「殺せるかどうかは運任せだがな。とはいえ、奥の手の一つや二つ持っていそうではあるから断言はできんが」

「殺してもらわないと困るよ。正直、こっちはあんまり余裕ない。マグヌスは二人を仕留めるなり追い返すなりしたら、アルベルティナ連れてすぐに逃げ出してね」

「……三人で、とはいかんか」

「誰かがアレ押さえていないとマズイ。で、足止めなんて中途半端な真似をするべきじゃない。殺るんなら殺る、逃げるんなら逃げるって決めてかかれないんならアレの前に出るべきじゃない」


 マグヌスが逃げたとして、それを確認する術はきっと戦闘中の凪にも秋穂にもない。

 こんな危なっかしい作戦、涼太ならばきっと許しはしなかっただろうが、今この場に涼太はおらず、また連れてくるわけにもいかなかった。

 だから、これが今できる最善だ。

 腹をくくって待ち構えること数刻。

 マグヌスにスキールニルより合図があったとの連絡がくる。


「ではな」

「そっちはよろしく」

「さーがんばってこー」


 敵国内にて、敵都市のど真ん中で、たった三人のみでの、人間を超えた種族スヴァルトアールブたちへの襲撃作戦が開始されたのである。



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― 新着の感想 ―
[一言] 凪と秋穂、格上との本気の死合は久々ですね。 そしてタッグで一人相手は初めてのはず。 色々と楽しみです。
[良い点] アルフォンスの熱いエルフ面が見られたところ [一言] ジジイレベルという完全なる格上への挑戦か…燃える展開すぎる!!!
[良い点] 人質救出作戦で真正面から突っ込んでるところ。 [一言] バンザイ突撃こそ、この作品の華よな。
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