再会 3
裕一は10年ぶりに出会った
京一、博、麗奈、里香、本山と飲んでいた。
妊婦がいるため念のため皆ソフトドリンクだ
「いやぁまさか里香ちゃんと相澤君が結婚するとはねぇ...」
「全然タイプ逆ですよねぇ...」
麗奈と本山が話す
「でも意外なのはちゃんと麗奈ちゃんが子育てできてることだわ」
「分かる」
「俺も思った」
博と京一が言った
「ひっどーい!」
と麗奈が言った瞬間ドカンと笑いが起こった
すると里香が
「ねぇねぇ御木本!どうしたの?」
「ん?いや..」
「みんな既婚だろ俺には話がついて意見わ」
と言ったら場が静まり返った
「あぁ...ごめん」
「そうか..まだ独身だったか..」
「だからまだ二級の整備士なのよ...」
「おいこら!」
「あと誰だ二級バカにしたのは!」
とまた場が盛り上がった!
その後場はお開きになり
皆帰路に着いた
「さぁて帰りますか」
その時
「御木本君...」
本山が呼びかけた
「なんすか?」
「まだ時間ある?一緒に飲まない」
「あぁ..いいすっよ明日店休みだし」
「車なんで行くなら乗りません?」
「おっ助かりますぅー」
と言いい本山の案内の元
とある個室のバーに来た
「おつかれさん」
「おつかれっす」
とグラスを交わす
「あーまさか麗奈ちゃんに誘われて君に会えるとは思わなっかった!」
とカクテルを飲みいった
「俺もっすまさか先生に会えるとは..よく俺のこと覚えてましたね」
「あたりまえよぉ!あんな目立つ生徒初めてだったもの」
「あぁ俺が車に轢かれたからっすか?今じゃ笑い話ですけど」
「笑えないよー何回も面会に行っても謝絶だしさぁー」
「一体何日間寝てたのよー」
こう話してる間にも酒が進んだ
「それより先生は結婚できたんですか」
話を変えた
「えーそれ聞くーー」
「知りたいっすよ!あんな啖呵切ったんですから」
「あ~そんなことあったわねぇ」
「でどうなんですか?」
すると本山の顔が曇った
「実はね結婚はしたんだけど離婚したの」
「え...」
言葉を失った
「旦那がねぇ...浮気したのしかも23歳のキャバ嬢と」
「あぁ...」
「あり得ないでしょ私だけならいいものの子供いてだよ」
「いや子供いるんすか!てかいくつですか子供!」
「3歳よ...」
「ひっでぇーなぁ...おい」
「じゃ今は...」
「幸い育休明けだったから職場には復帰してたわ」
「でも子供を親に預けてるからちょっとねぇ...」
裕一は言葉を失った
かつて好きだった大人の女がまさか結婚して子供もいて離婚していることに
「いやだまた...君に話してるわねぇ...」
「初めて会った時の事思い出しちゃった」
すると裕一は本山の顔の顔を引き寄せ
そっとキスをした
「ちょっと...」
「初めて会ったこと覚えてるなら最後の事覚えてますよね?」
「...覚えてるわよ...」
「あの時のお返しあの時は初めてだったのに先生に奪われたんすよ」
「...ごめん...」
「別にいいっすよ」
「ねぇ先生場所変えてもっと話聞かせてくださいよ」
「うん..いいけど」
「ちなみに明日休みですか?」
「そうだけど...」
確認し二人は店を出た
車をネオン街まで走らせ
「いいすか...?」
「...いいよ優しくしてね...」
と言い、二人は、ある建物に入り朝まで出てこなかった。
朝、出てきた二人は車の中で恋人のようだった。




