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18歳の5か月の片思い   作者: 沢城 健也
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再会 2

京一と10年ぶりに再会した裕一は

2週間後

G県で活発な繁華街にいた

その中で家族連れが多く入ってる店に入った

「いらっしゃいませ」

「あの、相澤の名でよばれてるのですが」

すると

「おー裕一こっちこっち」

と呼ばれ席に向かう

「おぉみんな!」

そこには、京一、博、麗奈、里香がいた

「裕一!久しぶりだなぁ!」

「御木本おっさん臭い!」

「御木本そのヒゲなにー」

「相変わらず罵倒するねぇそこの元女子」

『誰が元女子だ!』

と口をそろえていった

席に座り

「裕一今日はもう一人呼んでるからな!」

「おっおう...」

京一が言う

「御木本飲み物は?」

「ウーロンでいいよ近くに車止めてるし」

「はいよ」

「しっかしみんな大人になったなぁ...」

「博と河合が結婚するのはわかってたけど」

「まさか京一と島田がなぁ...」

「人生どうなるかわからんなぁ」

裕一が言う

「博たち子供は」

「もう上が5歳で下が2歳」

「男?女?」

「上が女で下が男」

「そうか..いろいろと思春期頑張れよ」

「そうなんだよなぁ」

っと何か感じた

「京一達は?今何か月?」

里香が答える

「いま6か月、元気良くてまだ性別わかんないの...」

「そりゃ..島田の子だもんなぁ」

「俺もどうかグレないようにはしたい」

「あんだって?」

『なんでもないっす』

二人は委縮した

「そういう御木本はどうなの?」

麗奈が聞く

「俺?独身だよ」

「御木本こそ結婚しなさいよ!」

「いや実は...頭打ってから味覚障害になって彼女できても逃げてくんだ...」

「あ..そうか...」

「もう完全にわからないの?」

「ん~刺激物ぐらいかなぁ鈍く感じる。」


里香が聞く

「ガッコ辞めてからどうしてたの?」

「リハビリやってその後ボルト抜く手術やって何だかんだ2年くらいゴタゴタだったなぁ」

「その後からじいちゃんの工場で整備士やってるよ!」

「今は二級と車体の資格取った」

「そう!何だかんだよかったじゃん!」

「うちの亭主にも頑張り見習ってほしいわ」

「もしもーしあなたの亭主隣にいますよー」

などふざけていた

すると店に一人の女性が入って来た

「来た来た」

麗奈が席を立ち女性を案内した。

「みんな来たよー」

と振り向く

「えっ」

そこには専門時代の担任の本山がいた

「先生!」

「御木本君!ひさしぶり!」

少々年を取った感じではあるが顔は昔のままだった。

「お久しぶりです。お変わりないようで」

と挨拶をし席に着いた

「そんじゃみんなそろったしカンパーイ」

『カンパーイ』

5人は久々の再開にグラスを掲げながら喜んだ

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