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18歳の5か月の片思い   作者: 沢城 健也
24/28

10年後

20xx年

相澤京一はG県内の自動車ディーラーに勤めていた

「じゃぁ行ってきまーす!」

「あっ整備長行ってらっしゃい」

会社の積載車に乗り込む

積載車には事故車が乗っていた

今日は事故車を下請けの板金屋を運ぶのだ

「さぁて行きますか」

積載車を運転し板金屋に向かう

45分後下請けの板金屋についた

「こんにちはースブルですー」

すると70代前半の男性が出てきた

「おぉあんたか待ってたよ」

「この車かい?またずいぶんと派手なの持って来たねぇ」

車はボンネットとバンパーは取れフロントフレームが曲がっていた

「まぁ事故車同士の二個一になるかもしれんなぁ」

「エンジンはかかるのかい?」

「えぇ自走はできるみたいですけど回転上げるとベルトが...」

「分かったそれじゃ預かるよ」

すると男性は

「おーーい裕一!おーい」

すると京一は眉をピクリと動かした

「ったくいないのか...しょうがない、すまないが手伝ってもらえんか?」

「はっはい」

二人で車を降ろし工場の中へ運んだ

「それじゃ預かるよこれは保険か?」

「はい、なので後日こちらに担当者が来るようにしますのでそれまで手を付けないでください」

「ホイホイ分かったよ」

「それじゃぁ失礼します。」

京一は積載車に乗り込み工場を後にした

「裕一ねぇ...まぁどこにでもいる名前か...」


一方工場ではひげを生やした若い男性が電話していた

「はい..はい..じゃあお願いします、はい、失礼します」

ふぅーと一息つく

「全くまた長電話か」

「呼んだのになんで来ないんだ」

男性は

「仕方ないだろ爺ちゃんこっちは客の問い合わせで出れないんだから」

「全く..それでどこからだ?」

「Kさん、ほらクォーターにでかい穴あけた」

「あぁあれか了解」

「それとEさんとこ明日に車の車検依頼だって」

「おっ分かった」

男性は仕事についた

「これがさっきのディーラーのやつか...」

軽く見て

「ん~バルク一式交換の方が早いなぁひとまず探しとくか」

男性はこの事故車に手をつけることにした。



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