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18歳の5か月の片思い   作者: 沢城 健也
21/28

19 退院決定

緊急入院して一か月過ぎた

「相変わらず暇だなぁ...」

その時、整形の秋村が病室を訪ねた

「やぁ御木本君気分は?」

「まぁまぁいいっす」

「そっかそっか」

「明日レントゲン取って異常なければ整形の方は通院でいいよ」

「まじっすっか!」

「正式な退院は池間先生と話し合って決めるから」

「了解っす!」

秋村は病室を後にした

「やっと退院かぁ長かったなぁ」

すると池間が来た

「裕一君どうだ気分は?」

「痛みはあるけど大丈夫っす」

「そうかい」

「明日整形と合同でレントゲン及びCTを取ることになったから」

「脳外もその結果を見て退院判断をするから」

「分かりました」

そんな話をして一日は終わった

次の日

裕一はレントゲン室にいた

「それじゃ御木本さん楽にしてください」

「それじゃあ始めます。」

検査が始まった

30分後すべて終わった

裕一は病室に戻り

検査室では

秋村と池間が検査結果を見ていた

「足と腕はきれいになっているようです」

「この分なら後はリハビリでいいでしょう」

「脳も異常は特になさそうですねぇ」

「ガラス片もなさそうですし」

「それでは退院でいいですか?池間先生」

「大丈夫です」

二人は病室行き裕一に

「御木本君おめでとう明日退院だ整形は通院とリハビリで後は様子を見よう」

「脳外はすまないが週1回の通院をしばらくお願いするよ」

「学校には申し訳ないけど12月までは通えないから」

「あぁ了解っす」

「お母さんにはこちらから連絡したから」

「悪いけど今後の生活で話しておきたいことがあるから」

「助かります。」

「それじゃ明日」

二人は病室を後にした

「そういや俺の財布とか携帯どこ行ったんだろ」

すると夜勤担当の男の看護師が来た

「裕一君退院だって?おめでとう」

「あざます」

「そう言えば君が搬送されたとき持ってた財布と携帯あるけど今渡す?」

「あぁオナシャス」

「オッケー」

「今持ってくる」

一度病室を後にしまた来た

「はいこれ、財布と携帯これだけだよね?」

「そうっすねあざます」

「それじゃまた」

看護師が病室を後にし

中身を見た

「えーと財布は...中身がと...」

「よし全部入ってる」

携帯を見たが画面は愚か完全に変形していた

「こりゃ使えねーな」

「画面はバキバキだし...あーあー基盤が見えてら」

「こりゃつかえねーな」

そんなこんなで食事をとらずさっさと寝た


次の日


「おはよーさん」

瞳が来た

「なんだかぁさんか」

「なんだとはなんだ」

「うっさいなぁ...頭に響く」

と言いつつさっさと荷物をまとめた

すると看護師が来た

「あぁお母さんお待ちしてました」

「二人とも荷物をまとめて私についてきてください」

「病室には戻りませんのでお願いします」

看護師に連れられ診察室に来た

「あぁおかぁさんお待ちしてました」

「いえいえどうもお世話になりましたぁ」

「どうぞお座りください」

席に座る

遅れて秋村が来た

「どうも御木本さん」

「それじゃあ始めます」

「脳外の方はしばらく週一での通院をお願いします」

「通院途中で変化があれば即入院です」

秋村に代わる

「整形なのですが脳外と同じ日で構いませんので通院をお願いします」

「腕はある程度固定されればリハビリを始めます」

「申し訳ないですがしばらくはお母さんに迷惑をかけると思います」

「そうですねぇでもしょうがないんでいいです」

「それと学校の方は、一か月行かないでください」

「分かりました」

池間が

「学校はどうなりましたか?」

裕一は

「退学する事になりました」

『えっっ』

「治療に専念したいしもう進級も無理そうなんで」

「そうか..」

「それじゃ後は通院でよろしく足はリハビリも兼ねて松葉杖使いながら歩く練習して」

「分かりましたそんじゃ」

診察室を後にする

受付で支払いを済ませた

「いくらくらいになった?」

「一応学校の保険の書類病院に出したから個室代だけ払ってきた」

「ある意味車の任意保険みたいなもんか」

「そんなもんよ車回すから待ってて」

「へーい」

車に乗り込む

「そういや携帯完全に壊れたから何とかしないと」

「わかった後でショップ行くから」

「それと家着いたら退学届け書いて時間見て勝手に行くから」

「はいはい」


無事退院できた裕一

今後は治療に専念しなければならない




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