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18歳の5か月の片思い   作者: 沢城 健也
18/28

16 面会謝絶

裕一が目を覚ました次の日

2人の男が受付にいた

「申し訳ありません。御木本さんはご家族以外の方は面会謝絶となっております」

「そうですか、わかりました。ありがとうございます。」

受付を後にする。

「やっぱ面会謝絶かぁ..」

「だめかぁ...」

京一と博は肩を落とした

病院を後にしようとしたとき

本山と会った

「あら二人とも」

「あっ先生も見舞いですか?」

「うん..そうだけど」

「俺らも面会しようとしたら面会謝絶で門前払いですよ」

「そう...」

三人は肩を落とした


その頃裕一は

一般病棟に移った

「あぁ..頭割れそう」

移動の段差で頭に響いたようだ

看護師が

「痛み止め効いてる?」

「全然聞いてる気配無いっす...」

「先生に言っとくわね」

「そうそうさっき二人の男の人が面会に来たらしいけど心当たりある?」

少し考えたが

「...全然ないっす」

「そう..御木本君は家族以外面会謝絶だから家族以外は来ないようになってるから」

「今..それ言います..?」

そんなやり取りをしていると

「こんにちは~」

瞳がやってきた

「あぁお母さん今点滴を変えたので無くなったら言ってください」

「分かりました、ありがとうございます」

「いえいえ失礼します」

看護師が病室を後にする

「どう気分は?」

瞳が聞く

「頭が割れそうなぐらい痛い...」

「そう..」

「ねぇ今言うことじゃないんだけど...」

「じゃぁ..言わないで」

「うっさい話聞け!」

「あんた今回の事故でもう学校通えないわけじゃんだから学校どうするか聞きたくて」

「んぁ..あぁ...」

「どうする?」

母はあえて学校には退学する方向でした事を話をしなかった

「二週間か...」

「ん?なに?」

「二週間近く意識なくて...あとどれくらい入院するかわからなくてさ...」

「仮に学校行ってもたぶん途中で辞める..ことになる..」

「だから?」

「うっさいなぁ...学校は辞めるつもりだよ...」

「分かった...」

裕一は学校を辞めることにした

「だけどさ..」

「ん?」

「学校には..直接俺が行く..車も置きっぱだし..」

「なんであんたが学校行くのよ馬鹿じゃないの?」

「かぁさんこそ馬鹿じゃねーの...」

「俺の車運転できねーだろ...」

「どうせ行くなら俺が行くいいな...」

「...わかった」

話はまとまった。

瞳が帰った後

様子を見に来た看護師に

「さっきお母さんと何話してたの?」

と聞かれ

「あぁ...学校から進退決めろって言われたみたいっす...」

「なるほどねぇ...」

気まずそうに返事した

「あの..看護師さんはどうして看護師になろうと思ったんすか?...」

なんとなく聞いてみた

「私?親が看護師だったから親の背中見てかな?」

「そうっすか...」

「御木本君はなんで整備士に?」

「じいちゃんが整備士で車によく触ってたから」

「ふぅーんいいじゃん」

軽く話し看護師は病室を後にする

「退学かぁ...]

「まぁいいや...」


裕一は退学を決めた

今後彼はどうなるのか






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