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18歳の5か月の片思い   作者: 沢城 健也
11/28

10 大人とは 1

9月下旬

京一達はT県にいた

スーツを着て、とある企業に向かっていた。

少し離れた場所に車を止め

企業に入っていった。

「あー疲れたー足パンパン」

「ねーメイクしてなくてよかったー」

麗奈と里香が話す

「よく言うよ全く結局俺の車にみんな乗ってるんだから」

博が言う

「でも助かったよ俺の車まさか親が乗っていくとは思わなかったからさー」

「京一はいいよ問題なのは、あの二人ずっとしゃべってんだもん」

「まぁまぁ」

「それより裕一大丈夫かなぁ」

「ん...大丈夫でしょ」


2時間前

「もしもし裕一もうみんな集まってるけど今どこ」

「今...あー...家出るとこ」

「お前...寝起きだろ」

「ごめん目覚ましが鳴ってなくて先行ってて後から行くから」

「わかった、遅れないようにな」

電話を切る


そして現在 博編

「まぁ意地でも来るでしょ補講嫌だって言ってるから」

「ならいいんだけど」


裕一編

けたたましい音を立てながら高速を走る

「クソ―よりによって寝坊と渋滞とは...後40分で到着しないと完全遅刻だぁ」

すると携帯が鳴る

苛立ちながらも運転しながら電話に出た

博か京一だと思い

「ハイハイどちら?」

若干不愛想に出た

「あっ本山だけど...」

「げっ...」

何と電話の主は担任だった。

「御木本君今どこ?」

「えーと今...R駅です」

「ごまかすんじゃない!今車でしょ!」

「はっはいそうです...」


実は車での企業訪問は禁止されているだが大半は隠れて車で来ている。


本山はこう話した

「車は今回は見逃すから事故しない運転、速度で来ることいいね?」

「はーい」

電話を切る

(なんで速度わかったんだ?まぁいいやはやくしねーと)

アクセルをさらに踏み込む

35分後ギリギリになって企業に到着し

受付を済まし

席につく隣は博だった。

「おっギリギリだねぇー」

「まさかこんなギリギリだとは思わなかった」

なんて話してると。


「みなさんおはようございます」

「これよりゴンダ自動車研修会を始めます」

司会の男性が告げた

今回の研修内容は

企業説明

ゴンダの理念

現在開発中の自動ブレーキの説明体験だ


裕一と博そして京一は真面目に聞いていた

12時ごろ午前の部が終わった

「それでは休憩にします。社員食堂が利用できるので

案内しますので、どうぞご利用してください」

クラス全員は社食に向かう

今日のメニューは油淋鶏定食だ

「さすが大手、昼食に油淋鶏とは...」

「しかも本格的でうまそう...」

「学校とは全然ちがう...」

三人は驚愕した

隣にいる二人の女子は

「やばくなーい?」

「おいしそー」

一部だけ花の絵が見えた

「俺らもさっさと食べますか」

「うん」

「だな」

黙々と食べるが

『うめぇ...』

三人して同じ言葉を発した


午前の部が終わり

後は午後を残すのみ

だが裕一を含め皆はあるものを見てしまう。



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