1 出会い
初めまして沢城健也と申します
この物語は実際に僕が経験した話をもとに
書いていきます
いろいろ至らない点があると思いますがどうかよろしくお願いします
第一話 出会い
20xx年3月にG県の高校を卒業した御木本裕一は幼き頃からの夢であった自動車整備士になるため
4月から県内の自動車整備専門学校に入学した。
「あ~ようやく俺も専門学生か~4年間がんばりますか!
しっかしやっぱり一人は悲しいのー泣」
彼が進学した学校では
一級自動車整備士
二級自動車整備士
車体整備士
の資格が取得できる。
裕一はその中に一つ一級自動車整備科だ
裕一はこれから資格取得に向けて4年間
この学校に通うわけだ。
入学式会場に人が増えてきたなか
後ろから、一人のガタイのいい男が話しかけてきた。
「あのすいません」
「ん?なんですか?」
「入学式の開場ってここですか?人が多くてわからなくなってしまって」
「あぁここで合ってますよ。失礼ですけど入学する1年ですか?」
「はいそうです。失礼ですがお名前は?」
「御木本裕一って言います。あなたは?」
「相澤京一です。よろしくお願いします。」
京一は今年工業高校機械科を卒業した裕一と同い年だった。
ちなみに裕一は普通科出身のどこにでもいる高校生だった。
二人は同い年もそうだが互いに一級整備科の学生ともあって初対面から20分で意気投合した。
「じゃあ御木本君も後々は一級整備士?」
「そうだねぇまあ最悪一級落ちても二級取れればいいかなって思ってるよ。」
などと二人で話していると入学式が始まった。