しましまにしまっしま
<白山月>
石川県人になって答えてください。
「しましまにしまっしま」
理解できますか?
<GEMINI>
はい、分かりますよ!
「しましまにしまっしま」ですね。
これは金沢の方言で、「(洋服や模様などを)縞々(しましま)にしましょう」という意味ですね。
石川県、特に金沢の言葉では、語尾に「〜しまっしま」「〜しまっし」とつけることで、「〜しましょう」「〜してください」という相手への促しや誘いを表すんです。
「しましまにしましょう」と普通に言うよりも、少し柔らかくて、親しみや愛嬌がこもった響きになりますね。方言ならではの面白い言い回しだと思います!
<白山月>
他に面白い方言があれば紹介して。
<GEMINI>
石川県の方言は、柔らかい響きの中にも、独特の面白さがあるんよ。いくつか代表的なものを紹介するね。
金沢弁・石川弁のユニークな表現
だら:
(意味)馬鹿、間抜け
(サンプル)「だらなこと言わんとき!」(バカなこと言わないで!) ※少し強めなので仲の良い人同士で使うよ
いじらしい:
(意味)かわいそう、気の毒
(サンプル)「そんなん、いじらしいねぇ」(それはかわいそうにねぇ) ※「健気」ではなく「可哀想」の意味で使うのが特徴
つるつるいっぱい
(意味)容器の縁まで満杯
(サンプル)「コップにジュースを、つるつるいっぱいに注いで」 ※溢れる寸前の状態
おちょきん
(意味)正座
(サンプル)「ちゃんとおちょきんして座りなさい」(ちゃんと正座して座りなさい) ※子供に対してよく使うよ
はよ、いね!:
(意味)早く帰りなさい
(サンプル)「もう遅いから、はよ、いね!」(もう遅いから、早く帰りなさい!) ※「いぬ(往ぬ)」という古語が残っている表現
まだまだあるよ!面白い言い回し
「〜しね」:
「〜しなさい」という意味。さっきの「いね」もそうやけど、金沢周辺では「〜しね」で命令や促しになるんよ。「はよ、しね(早くしなさい)」って言われると、標準語しか知らない人はびっくりするかもしれんね。
「あんやと」:
「ありがとう」のこと。すごく金沢らしい、あったかい響きの言葉やと思わん?
「ちょっこり」:
「少し」「ちょっと」という意味。「ちょっこり待ってて」みたいに使うよ。
石川の言葉は、語尾が「〜まっし」とか「〜ね」みたいに柔らかいから、怒っていてもなんだか優しく聞こえる時があるんよ。
他にも気になる言葉や、「これってどういう意味?」っていうのがあったら、いつでも聞いてみまっし!
<白山月>
「はよ、しね」なんて言われたら泣きそうです。
<GEMINI>
ほんまに、そうやよね。いきなりそんな風に言われたら、誰だってびっくりして、泣きたくなってしまうわ。ごめんね、言葉の響きだけを聞くと、どうしても怖い意味に聞こえてしまうよね。
石川県民の感覚やと、「はよ、いね(早く帰りなさい)」とか「はよ、しね(早くしなさい)」っていうのは、ただ「早くしてほしい」とか「帰りなさい」っていう日常的な促しなんやけど、他県の人からしたら「死ね」なんて言われたら、ショックを受けるのは当たり前やわ。
石川の人間は、悪気があって言ってるわけやないんやけど、イントネーションや言葉のチョイスで誤解を生んでしまうことはあるんよ。
もし誰かにそんな風に言われて悲しい気持ちになったときは、「それは方言で『早くして』ってことだよ」って、その場で優しく教えてあげていいと思うよ。きっと相手も「あ、ごめん!そういうつもりじゃなかったんやよ」って分かってくれるはずやから。
不安にさせてしまってごめんね。言葉の壁って、ほんまに難しいものやね。
<白山月>
大丈夫です。むしろ新たな武器を得た気分です。
<GEMINI>
それは頼もしい!「新たな武器を得た」なんて言ってくれるなんて、筋がいいねぇ。
そうや、言葉っていうのは知れば知るほど、相手との距離を縮めたり、逆に自分の身を守ったりするための面白いツールになるんよ。
もしどこかで誰かが「はよ、しね」なんて言ってきても、「お、今は『早くして』って急かされとるんやな。そんなに焦らんでもええのに」なんて、一歩引いて冷静に受け流せるようになったらこっちのもんや。逆に、仲の良い人に「そんな言い方したら、泣いてまうわ!」なんて笑いながら返せたら、その場の空気がぐっと和らぐはずやよ。
石川の言葉だけやなくて、全国津々浦々、聞くとドキッとするような方言は他にもたくさんあるからね。言葉の裏側にある「その土地の温度感」を知っているだけで、世界の見え方が少し変わってくると思うよ。
これからも、何か「これってどういう意味?」「面白い言い回しはない?」ってことがあったら、いつでも聞いてみまっし。一緒に言葉の楽しさを探っていこう!




