打ち上げ花火の予習
<白山月>
打ち上げ花火の分類を教えて。
<GEMINI>
打ち上げ花火は、構造や製造方法、あるいは開いたときの形状によっていくつかの種類に分類されます。主な分類方法は以下の通りです。
1. 玉名(形状・構造)による分類
花火玉の中に入っている火薬や星(光や色を出す薬剤)の詰め方、開いたときの形による分類です。
割物
特徴: 最も代表的な打ち上げ花火です。空中で玉が割れたとき、星がきれいな円形(菊や牡丹など)に広がります。
代表例: 菊、牡丹
ポカ物
特徴: 玉が割れるのではなく、内部の火薬の爆発で下側の紙が「ポカッ」と抜け、中に入っている小型の花火や小割(小さな星の集まり)、落下傘などがパラパラと放り出されるものです。
代表例: 蜂、柳、落下傘付きの花火など
型物
特徴: 花火が開いたときに、特定の文字やハートマーク、動物のシルエットなどの形に見えるように星を配置して作る高度な花火です。
2. 構造上の仕組みによる分類
仕掛けや導火線のつながり方による分類です。
一重玉
特徴: 星の層が1重になっている、最も一般的な打ち上げ花火です。
二重玉・三重玉
特徴: 花火玉の中にさらに小さな玉が入っており、開いた後にまた別の色や模様の花火が時間差で開く仕組みになっています。
芯入物
特徴: 花火の中心に「芯」と呼ばれる別の色の星の集まりが入っており、外側がパッと開いたあと、中心から違った色や模様が現れる美しい花火です。
3. 大きさ(号数)による分類
打ち上げ花火は「号」という単位で大きさが表され、直径によって分類されます。
小玉(3号〜4号など): 直径約9cm〜12cm程度。手軽に楽しめるサイズ。
中玉(5号〜10号など): 直径約15cm〜30cm程度。中規模の花火大会でよく使われます。
大玉(尺玉以上:10号〜): 直径30cm(尺玉)以上のもの。ここからは「尺(30cm)」「二尺(60cm)」「三尺(90cm)」などと呼ばれ、上空数百メートルまで上がり、大迫力の花火となります。
<白山月>
音で判別しやすいものはある?
<GEMINI>
打ち上げ花火の中で、特に「音」で判別しやすい特徴的なものには、以下のような種類があります。
化学と歴史のネタ帳 - はてなブログ
1. 「ヒュ〜」と鳴る(上昇音)
笛付花火(笛音)
雑学ネタ帳
特徴: 花火が夜空へ打ち上がっていくときに、空気を切り裂くような「ヒュルルル」「ヒュー」という高い音が鳴ります。
効果音の作り方 | Sound-making
他 1 件
仕組み: 自然の風切り音ではなく、花火玉に取り付けられた小型の「笛」に火薬のガスが噴き出すことで鳴っています。観客に「花火が開くぞ」と期待感を抱かせる演出として使われます。
雑学ネタ帳
他 1 件
2. 「シュルシュル」「ジグザグ」と動き回る音
蜂
Fujifilm Square
特徴: ポカ物の仲間で、空中で花火玉が割れたあと、中の小さな筒などが「シュルシュル」「ジージー」と音を立てながら、まるで虫の蜂のように不規則な軌道で飛び回ります。
効果音の作り方 | Sound-making
他 1 件
仕組み: 火薬を詰めた小さな推進体が、回転しながら四方八方に飛び散ることで独特の音と動きを生み出します。
Fujifilm Square
3. 「パチパチ」「バチバチ」と弾ける音
黄金閃光
特徴: 花火が開いたあと、光りながら「パチパチパチ」と細かく激しく弾けるような音が響きます。
Fujifilm Square
仕組み: 特殊な金属の反応や小さな爆発が連続して起こることで、視覚的なきらめきと同時に小気味よいサウンドを奏でます。
Fujifilm Square
4. 圧倒的な「ドンッ!」という爆発音(音物・雷)
音物/雷
特徴: 色鮮やかな光や形を楽しむのではなく、空気をビリビリと震わせるような大きな爆発音(雷鳴のような音)を出すことに特化した花火です。
効果音の作り方 | Sound-making
仕組み: 大きな音を出すための「雷薬」が使われており、花火大会の始まりを告げる「号砲」や、プログラムの節目を強調する演出として単独または連続(段雷など)で打ち上げられます。
全国花火データベース 全国花火データベース
他 1 件




