支部長日記 一幕 支部長に恋する
常に揺れ、喜怒哀楽が満ち、真剣勝負の政治の世界
その世界の中で一際存在感を放つ政党ユース、学生部門。政治に携わる若者が切磋琢磨しながら時には団結、時には論争を行う世界である。
そんな世界で生きる人間の日常。
政治の世界は大変だ。
政治家は常に政策や議題、答弁を考え、議会で論争、議員としての活動がある、選挙になれば街中をまわり、声が枯れはて肌が黒焦げになるまでやりつ動く。首長は更に行政指揮などがあり、痩せたり禿げたりするらしい。
それに比べると我々は、役職持ちと言っても、補助や政策立案を考え各々の活動をするだけである。
支部長になると管理とか、お上や他部署とのやりとり、関係団体との付き合いがある。
私は支部長であるが、支部の管理や運営、労働組合や団体との面会も稀にある。
政策立案や政策研究も行う。常に日経新聞がパソコンにある。
支部長はどんな役職かと聞かれるがその時に
支部長は支店長、代表は社長と答える。
代表は社長みたいに全体を管理するが、我々は支部を管理する。
キツくは無いのかと言われるがキツイ。
しかし、悪くはない。
どーせ、エリート意識あるんだろ?意識高めか?と。
なわけない。
この世界を舐めてはいけない、みんな飛んでいる。
ただ皆が皆己の目標を持ち鍛え筋を通す。
スポーツと似ている。
この世界は、エリートなんざの世界ではなく、ただただ鍛え、筋を通す人間たちが集まる世界。
そんな世界が好きでキツくてもいる。