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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

るびのいばしょはあったかい

作者:だらづっき
最新エピソード掲載日:2026/02/27
このお話は「龍族の女の子」視点です。
人間族の男視点「君のみが知る居場所」を読むことで、さらに物語を深く楽しむことができます。

この世界の名前はオルビス。
様々な地域があり、その地域にはいろいろな種族が暮らしている。
そんな中龍族であるルヴィ セシリアは、人間族が主に暮らしている国であるデリス王国で奴隷として扱われていた。
龍族と人間族の仲はあまり良くなく、何年かに一度争いが起きるほどであった。
ルヴィは奴隷として数年間王国で働かされ、身も心も限界であった。食事もまともに出されず、寝床は冷たい鉄のベッドであった。
「るび、このままじゃしんじゃう」
そう思い、夜間に単独で王国を脱出し、王国に背を向け走り出した。王国から響くい鐘の音。波のように追いかけてくる王国騎士の軍勢。ルヴィは恐怖で足がすくみそうになったが、そんな暇はなかった。足を止めれば死んでしまう。生きたい。生き延びたい。その一心で走った。
無我夢中で走っていると、全体が見えないほど大きな森が見えた。あそこまで走れば逃げ切ることができる。そう思った。
その時、足に焼けるような激痛が走った。騎士団に追い付かれたのだ。熱い。痛い。今にも倒れ込みそうだった。だが、足を止めてしまえばすべておしまい。ルヴィは走り続けた。永久に思えるほど走りつづけ、森にあと少しで入れる程の距離まで来た。その時だった。後ろからダンと大きな音が鳴った。
直後、左腕がだらんと垂れ下がった。肩を撃ち抜かれたのだ。一気にバランスを崩したが、最後の力を振り絞り大森林へと体を投げた。幸いにも森の中まで騎士団は入ってこなかった。全身の痛みと飢えに苦しみながら森をさまよった。散策を初めて30分ほどたった。すると、小さな小屋が見え、その横には肉が干されていた。無我夢中で飛びつこうとすると足にひもが引っ掛かった。瞬く間に世界が反転し、宙づりになった。
その音に気付き、中から人間が出てきた。
これは罠だったのだと悟り心底後悔した。だが、その人間がとった行動は思いもよらぬものだった。


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