0−0 絶望の終焉
安心しなされ…すでに未来日本の方はもう1話書き終わっておる
メッチャツカレタ
アリジェナ王国は数日前、何者かにより東にある都市が次々と攻め落とされたのだ。
しかも逃げられたのはたった数人の住人のみであった
その為軍は対応が遅れ王都に最も近い都市の一つであるシムまで魔の手が迫っていたのだ
そのシムに向かったのは王国の切り札とも言われているアルジェナ騎士団がシムへと向かうのであった
「フィオナ王女様、間も無く敵が待ち構えているシムに到着します!」
馬に乗りながら騎士団長であるレラが言う
レラはアルジェント王国の主力である騎士団の団長である彼女は世界でも指折りの剣士の一人である
アリジェナ騎士団は国の窮地の時にのみ出撃する少数精鋭部隊である
その人数は百人ほどしかなく各騎士の実力はとても高い
そして彼女達はシムを目指し目の前にシムが見え始めたのだが彼女達の目の前には巨大な黒煙が空に登っていた
「総員!馬を降りて強襲陣形を構え!!」
そんな状況の中騎士団長レラの妹である副騎士団長ラルは冷静に命令していた
騎士達は急いで戦闘準備が行われる事になった
彼女は騎士団の戦略などを担当しており、世界の中では片手に数えられる程しか存在し無い蘇生魔法の使い手でもある
そしてこの場に王女フィオナがいる理由は彼女自体がとても優秀な魔法使いで人類が到達できる魔法の極意、英雄魔法の使い手であるからだ。
そして彼女たちが街に近づくと目の前に焼け焦げた子供の遺体であろうものがあった
その子だけでなく逃げようとした人々の遺体がシムに向かうにつれて多くそしてより残虐に殺されていた
あるものは頭がなくあるものは原型を留めていないほど傷つけられていた
「酷い…人がしていいことじゃない!」
そしてシムの門を通ると街の至る所に人の死体がある
そうして街を歩いていると一人の人間が道の真ん中で立っていたその手には返り血を浴びた元の色がわからない剣が握られていた
「誰だお前は!!」
「俺の名前はディホロ、まあ君たちはどうせ帰れないだろうから聞いても意味ないと思うよ」
「貴様はここで死ぬなぜならお前の目の前にいるのは王国最強の騎士団!アリジェナ騎士団なのだからな」
「君に俺を殺せるとは到底思えないのだが」
「豪炎玉!!」
後で王女フィオナがそう言った瞬間彼がいた場所で爆発が起きた
だがその直後後から悲鳴と絶叫が聞こえてきた
「うわああああ!!!助けてくれ!」
「ぎゃあああ!!!」
「何が起きたんだ!」
そう叫びなあら後ろに振り返ると共に苦楽を共にしてきた戦友達が目の前で彼に無惨に殺されていく
「貴様…私の仲間になんと言うことを!!」
そしてレラは駆け出して彼の後ろに回り込んだ
それと時を同じくしてラルが前から敵の首を取ろうとしている…そして…
「「取った!!」」
彼女達はディホロの首を切り落としたはずだった…
そんな首を跳ね飛ばした確かな感触があったなのに…
ディホロを見ると首を切り落としたはずなのに彼は何事もなかったかのように立っていた
そして彼が何かを唱えたすると彼の腕が巨大化し私と妹に襲いかかってきた
防げない!!…
私が死を覚悟した次の瞬間
「デュエル・プロテクション・ウォール」
フィオナが唱えた特有魔法により私とラルの間に巨大な手の間に一つの壁が出来上がった
「大丈夫かラル?」
「問題ありません、姉さんさっき敵の魔力を計測して見たけど測定できなかったわ…なんらかの魔法かアイテムで魔力を隠蔽している可能性があるわ」
「分かった、フィオナ様敵の撹乱をお願いします!」
「わかりました…私が敵を撹乱しますので皆さんは早くた…!!」
フィオナが言い終わる前に何かがフィオナの横を通り過ぎ辺りに鈍い音と砂煙が舞い上がった
フィオナが突然吹き飛ばされた吹き飛ばされた方向を見るとそこには美しかった顔が、見るに絶えない程傷ついていた…
一瞬、私はいやこの場にいる人々は何もできずただ呆然としていた
だけど、直ぐに王女様を助けるべく向かったのだが
王女を突き飛ばした彼はいきなり王女様の目の前に現れてフィオナ様を持ち上げて騎士団長である私に投げてきた
今ここで避けたら王女様が死んでしまう…!!
そう思った私は避けずに当たってしまった…
そして私の意識はそこで一度失うのであった…
そして次気づいた時はラルが目の前にいたが、彼女の目からは血が流れていた
「姉さんごめんなさい…姉さんを蘇生したんだけどその時、呪いがかかっちゃってもう魔法が使えない」
「な……!!」
そして目の前を見てみると気絶する前には七十人程残っていたのが10人ほどしか残っていなかった
残り騎士団員が全て地面に倒れていたその中には王女フィオナの姿もあった
そしてその真ん中には必死に悪魔の相手をしている騎士団とそれを難なく交わして一人一人をなぶり殺しているあいつが立っていた
「ごめんなさい…みんながお姉様を助けるために時間を稼いでくれていたんだけど…敵わなくて…」
そう言うとラルは地面に倒れてしまった
「貴様……!!仲間になんと言うことを!!」
「素敵な姉妹愛だな、自分の命を犠牲にした姉を救うなんて、馬鹿な事この上ない」
私はその後の事をあまり覚えていないただ、怒り狂ってそいつに向かって剣を持って走り出した事は覚えている
そして目の前にあいつが来て意識が無くなったんだった…
こうして王国最強と言われていたアリジェナ王国の騎士団は壊滅するのであった
もう一つ小説を書いていると言ったなまだ800文字しか書けてないぞ!だからもう少し待っててくれ