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0章 革変の始まり

不定期です

「教皇殿。本日余らを呼び出したのはなにゆえだ?」

「帝王閣下、首相殿、本日あなた方を呼び出したのはこの予言であります。今宵、私たち3カ国のうちどこかの国に常人の4~5倍ほどの魔力を有した赤子が産まれるそうです。」

「4~5倍の魔力ですと?それは珍しいですね…、それほどの魔力を産まれつきで有しているのは200年に一度といわれているほどになっていますからね。」


 この世界は魔力がある。魔力は産まれつきで容量と最大保有量が決まる。最大保有量は産まれ持った魔力の3倍ほどだ。


「とてつもない魔力を持つ可能性のある赤子…、ですか…。帝王閣下の国で産まれたら問題はさほどないでしょうけど、私の国で産まれたらとてもまずいですね…。私の国は平民でも十分に魔法や化学を学べる機関がありますゆえ…。教皇殿、どうすればよろしいのでしょうか?」

「今からそれを話し合おうと言う訳です。私や首相殿の国で産まれたらまずいです。ですが、帝王閣下の国で産まれた場合、帝王閣下直々に魔法機関を管理しているためさほど問題はないでしょう。ただ、一つ言わせてください。もし、彼、もしくは彼女ですが、それがもし、私たちいずれかの手の元に置けたとき、不戦条約を無視して戦争などをしないことを今ここに誓ってください。そのためにここには魔法条約書(マジックトレリー)を用意してあります。ぜひ、サインしていただけると…」

「余はかまわん。余の国に国落としをするメリットがないからな。」

「私もかまいません。教皇殿には恩がありますゆえ。それに…、帝王閣下の国を攻めるのはいささか命知らずというものでしょう。」

「では、サインをしていただけますかな。」


 その後、3カ国のトップは魔法条約書にサインをした。魔法条約書は条約を締結させるとサインをした人数分のコピーを出し、燃えてなくなってしまう。これは条約を変えることはできない、ということである。サインをしたことで緊急の話し合いは終わり、教皇の部屋に設置されている転送装置で各国に帰っていった。その晩、予言通りに一人の女の子が産まれた。その子の名前はメイ。のちに帝国で革命を起こす人物である。ただ、このことは予言であり、教皇のみ知っていることだ。予言も絶対ではない。遠い未来のことほど変わる可能性がある。教皇は予言が間違っていることを祈り、眠りについた…。

教皇→アメイシャ神聖国

首相→バンブー共和国

帝王→ビンオ帝国

ほかにも国はあるけどこの国たちほど強力かつ、大きくない。

出るタイミングないかも

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