捨てたら、あかんよ。
ずっと下積みと言うか
コツコツやってきた人にとってさ
いまの時代、厳しいと思うんですよ。
ことに、
志を持った人にとってはね。
志捨ててしまえばいいのにと
せせら笑う人が多い中で
それを保ち続けるのは大変だと思うのよ。
でも、あえて言いたい。
いま、それ、捨てたらアカンよ。
ぜったい、捨てたらアカンよ。
なぜってそれは、
貴方自身が
人生楽しむための礎だからね。
何も無くても、
これがあるから、
何かを続けていられるってのは
本当に、凄い力になるから。
だから、捨てたらアカンよ。
辛いだろうけどね。
認められない、振り向かれない、辛いよね。
でも、
ある時ふと気づくんですよ。
それより
続けられる情熱の方が大事だってね。
そしてこればかりはね
一度失ったら、二度と返ってこないんですよ。
だから、捨てたらアカンよ。何があってもね。
ぶっちゃけね
個人営業の料理店が、ずっとそれを続けられる理由てなんやと思う?
客のため?金のため?
生活のため?
実はそれ、二の次三の次やと言うたら、皆様どう思いますか?
客のためなんて思うてたら、つくる料理が百点中、90点で満足してしまう
だってそうでしょ。
90点作れた。だったらええか!ってなるやん。
金のため、でもそうやね。
生活のためでもそうね。
生きて行けたらそれでいいと思うてたら、それこそ、及第点やったらそんでいいとなるやろ?
でもな
そんなこと考えて店やってたら、正直、持たんのやで。
何が何でも、これを美味しいと言わせたい
と思わにゃ
あんな商売、続かないんですよ。