結婚
「マリーン」父が叫んだ
赤い石の方の 扉は 金塊が これでもかと、、
金塊の はるか奥には 金の原石の様な まだ金にしていない
金の原石まで マリーンには見える
「父は この六角堂 六重塔を6棟 造りたいとか
金で 飾り塗りつぶして
金の六角堂に、したいと言っていた」
「この六角堂を 6棟 金で飾り潰しても 余るわね」
リンが 驚きながら言った
神の島の場所にある エメラルドも 押して見るマリーン
父が
「多分 あちらは 銀だろう」 と予測を言った
リンが 壁に持たれ この状況を静かに 見ている
次に 何が起こるか
両腕をつかみ 女戦士に、戻ったような雰囲気だ
ズッズッと、開き、、
銀だけでなく ダイヤモンドに 真珠に
あらゆる宝石の原石が あらわれた
きっと 南家で見た 宝石で埋め尽くされた5mの玉座などを
作る予定だったのかも知れない
南家のような 大きな玉座は、この国には、まだ、なさそうだけれど
南家の秘宝は 更に完成されていた
本当に
技術的にも素晴らしい宝だったのが 分かる
どんなに多くの精巧な技術者、加工者が、作り出したのだろう
南家の 宝の 歴史の古さ
この神威の国が 出来た時よりも 古い
見事な秘宝なのだろう事が 理解できたマリーン
今度は 父が 鍵を操作して 岩を 閉じた
リンが、今の光景が まだ信じられないような顔で
マリーンの 着眼 観察力に 驚いている
「私が王になって 初めて見る この国の財産だ
マリーンの、目の良さが無ければ
いつまでも 隠れたままだったかも 知れないな」
「本当に良かったわ 今日 私の目が よく見えて」
多分 今日は、満月の日だろうなと 思うマリーン
「何か マリーンに、褒美を しなくてはな
何か望みはあるか マリーン」
「シバに
もう少し 自由を
私と会える 時間を 増やして下さい」
シバが 私の この目を覚醒したかも 知れないので、、
「シバと、そうか
では
私に 前もって 連絡をしていれば
いつでも 許そう」
「では 明日も お昼に 1時間」
「良いだろう
2時間以内でも 良いぞ
マリーン
それだけで良いのか」
「もうひとつの 私の希望は 前に言ったように
隣の国との 橋を 造って下さい。
お互いの国同士の、人々が 行き来しやすいように」
「そうだな
最初は 国境の検問が要るかもしれんが」
自由に行き来は 難しいんだわ、、国が違うから
「マリーン
新しい街の 計画もあるし
今日 見つけた黄金で 予定より美しい街に出来そうだ
私と一緒の 食事や、お茶の
時間も 作ってくれないか」
「お父様
喜んで 行きます」
「マリーンに 面白い物を
見せてあげれるぞ」
「何ですか?」
「来れば分かるさ
明日の夕食時に来なさい」
「はい」
王の肖像画のボタンを押すと
又 床と、壁が移動して
下の、地下に行く廊下が 隠れた
「私は 行くが
リンも この六角堂を あまり入る機会がないだろう
マリーン リンに 6階の 景色を 案内してあげてくれ」
「はい お父様」
マリーンの声が マリに似てきたと 感じるソロン
この娘が 岩の扉を 開けてくれるとは、、なんと賢い子だ
「リンお母さんに 気を配るお父様の、姿が 優しかったわ」
「そうね
この頃 よく それを 感じるわ」
お母さんも 分かってるんだ
「お父様と一緒に 仕事する機会が 多いから?」
「ええ あなたの お父様は、私を 傍に 置きたがる
私が 戸惑う程に」
「今も
この国の秘宝を
私だけでなく リンお母さんにまで 見せたものね」
お父様の 気持ちは 揺るぎないんだ
私に隠すつもりも、なかったのよ
6階に登る二人
「気持ちいい 風ね」
「マリーン
私は ソロン様を 拒めないの」
「お母さん、、」
「昔の、、
私の若い時
マリ様と一緒に 豆寒天や、お菓子を
作ってた 楽しさ
密かに 隠してた私の想い
マリ様の 後ろから いつも見ていた
ソロン様への気持ちが、あったの」
お母さんの若い この国にいた時は、、お父様に そんな思いが
私が 産まれても 居ない時
「あの時は マリ様がいて
ずっと
気ずかない振りを してくれていたソロン様
私の気持ちに
「今も その気持が
私の心の奥にあるのか
残ってるのか
豆寒天で 試したのよ
残ってる密かな思いを
心の奥に、しまっておいたモノを
開けようとしてる
ソロン様は 私の、心を 呼び覚ますの」
「お母さん、、」
それで この頃 お母さん綺麗なんだ、、
「でも、、 ソロン様の希望で結婚なんてしたら
これ以上 前に進むと
マリ様の 二の舞になるわ」
「ええっ 二の舞?」どういうこと、、
「分かってる」
「私に 何かあったら
シャク様か ケイ様を 疑ってね」
マリーンに訴えた
「証拠は 残さないだろうけど」
「お母さん やめてよ
何かあったら って
そんな 不吉な事 言わないで」
「お母さんは、
ソロンお父様の そばにいたら
シャク様に 殺されると思っているの?」
「そう 思ってるわ」
リンお母さん、、が この国で殺される、、
お父様と結婚、、




