思い
ケイ后とリンに なにかあったようだけれど
考えないように
父の 新しい街の 橋の欄干のデザインを考えるマリーン
「マリーン」
リンが 部屋に 覗きに来た
「あのね 橋の欄干
ユリの花を 咲かせたほうが 良いか 蕾か
リンお母さんに 手伝ってもらった大鷲も すごく良くなったから
ユリは どうしたら良いと思う」
「そうね、、
マリ様もソロン様も好きな あの服のユリを 参考にする?
あの柄は 神の島の私の先生が 描いたものなの
咲き誇る花の 上に蕾を のせて」
リンお母さんは、、
向こうでは やはり神経を使っていて
こっちに来た 今の シバのように
研ぎ澄まされて とがる所があったけれど
自分の国だと 余裕あるのか
表情が豊かに なって綺麗
女戦士から 本当に 美しい艶かな女性に、、
「こんな感じで どうマリーン」
「うわーっ すてき」
「あとシバに 馬場と馬小屋の 地図も書いてあげたほうが
この国に馴染めてないようだし」
「そうね、でも
私も はっきり把握してない
教えて、、御殿の 西側だっけ」
「そう西の南北は、 広いわよ」
「絵が 簡単すぎない」
「地図は 位置と方向さえ わかれば、、」
「フッフッフ シバには、この国を知るため 自分で動いてもらう」
「あっ、お母さんの部屋に 誰か使いが 来たわよ」
「あら、、
じゃね マリーン
心配しないで」
そう言って
こんな時間から、、
やはり その日も リンは 自分の部屋に 戻らなかった
マリーンは ひとり
豆寒天の、大きな お菓子を 食べて
カイトの誕生日の お祝いをした
カイト元気かな
クロスも、、苦労してないと良いなぁ
リュウお父さんのことで、、
その頃 カイトは
国王の承認指名を受けて
次期 国王の皇王子に、
任命されていた
華やかな 承認式の 終わった夜
疲れを取るために 湯に 浸かっていた
思い出す 城の川を抜け出して
ユキ姉さんの所で マリーンと2人で
汚れを取った 湯を
あの時は、僕のすぐそばに マリーンがいて
早く 戻ってこないかな マリーン
国の皇王子になった 今なら
南家のミツキ様からも
なんとか
マリーンを守れるか
タグさんは、
マリーンが推薦して タグさんを城に登用したと言っても
あのふたり、リンとマリーンは
どこの誰かも 素性がわからず、いまいち信用できない、、
皇王子に、なられて そろそろ、婚約者も決められたら良いかと
南家の豊かさ から ミア様と、ご一緒になれば
この国が安定すると
断ったけれど、、
あの人は 頭がきれて 自分の考え通りに
人を 動かそうとする 傾向がある
シバも そんなふうに育てられたのか、、
ホクリュウは 自分の考えは言うが
カイトの自由な考えを 尊重してくれた
ホクリュウは どうしたのだろう、、
捜索が うまく行かない
国境の宿にも
城からの捜索兵が来た
動けないホクリュウ
味方に傷つけられて 誰も信用できない
外で おじさんが 兵と喋ってる間に
クロスは 寝具の入ってる押し入れの一番奥に ホクリュウを動かし
上から布団をかけ ドアを締めて 隠した
ホクリュウの布団に クロスが寝て
捜索兵が 来た時
おじさんが
「息子が腹が痛くて 眠っている」と
話を合わせてくれて
捜索兵を ごまかした
捜索兵が帰ったあとに
動かした 反動か、ホクリュウの目が、かすかに開いた
「お父さん」
「クロス、、」
やっと 目が覚めたホクリュウ
泣く、クロスに おじさんが
「お前さんの 看護の 賜物だよ」と 褒めてくれた
足が やはり折れているのか
戻るまで まだ時間が 掛かりそう
又 ここにまで、ホクリュウを 殺しに来る刺客が来たら 終わりだ
ホクリュウが 話ができて 起き上がれる頃に すぐに
「カイトが心配している」と
クロスに
「シューとカイに、荷車を引かせて
城まで 自分を運んでほしい」と
クロスに ホクリュウの通行書を渡し 頼んだ
「分かったよ 僕が 城まで カイトの所まで お父さんを 運んで行くよ」
神威の国
朝議
王様の 少し左後ろに 娘のマリーンの席が用意されていた
正5位の 顔ぶれも 揃っていた。
この国の 色々な報告が、あり 国の様子が 分かる
王様の
自分の 王位についた日の15日の、お祝いに
賞や いつもより多く褒美を 渡される者の、発表等
皆が 気持ちよく喜ぶ中
恩赦の発表で
鳥羽の国の シバ王子の 球馬競技の指導 決定も織り込まれ
新しい 神の島に ちかい港
第2の街作りの、計画等も 報告された。
王からの褒美が多くあったので 反対は 無かった。
父の朝議の 上手な 進め方に 声にも カリスマ的な力を見た
早速 マリーンは、シバと ふたりで
馬場や 球馬の 練習場所の 考索
シバは、この国では 剣や刃物を一切、携帯を 許され無いけれど
御殿内は、
今も 後ろに 3人の警備は、つくが 動ける事になった
部屋の周りの 異様に高い垣根も 1mくらいになる
マリーンも 西南の ここまで来たことがなくて
御殿の敷地の、大きさを 感じる
青い空に 広い庭の、緑の芝生から 6重の塔と、
青銅色の御殿が、配置よく美しく建っている
歩く芝生が 足に柔らかく
「ここは、こんなに広いのに 隅々まで よく整備されてるな、、」
シバが感心している
「どこを歩いても きれいな庭園ね、、」
所々 きれいな彩りの 小さいタイル石が引かれ
太陽に輝いている
「この国に来て 初めて のびのびした所を 歩けたよ
ありがとうマリーン 君のおかげだ」
この国で まさかマリーンと 美しい庭園を こんなふうに歩けるとは、
夢にも 思わなかったシバ
「お父様の協力もあるわ あとリンお母さんね」
「あっ 今日は リンさんは
一緒じゃないね」
「この頃 今朝も
自分の部屋に 居ないの、、
どこに行ってるか聞いて良いと思う?シバ」
「マリーンは、、検討付いてるの?」
私は、、状況から 或る事を 考えている、、




