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カイトの身分

カイトがマリーンに 近づいた


「クロスが、直ぐに戻るかも」


「それでも

マリーンとふたりの時間が 僕には ほしい」


「カイト」


「ずっと このまま 君を、ここにとどめて、一緒に居たいのに」


「ミツキ様が、

マリーンが、ミツキ様の、傍を 離れたら

君が、危ないって


ミツキ様の 周りで2人亡くなっていて

君が 3人目の犠牲者に なるって」


「ミツキ様が、そんな事を」

「ミツキ様に、気を付けて」


「分かったわ

カイトは 大丈夫?」


「僕は、、

どうだろな、、 」


「背中のアザは、何か原因してる?」


「マリーン 、、」


「ホクジュウ様が、牢屋で あなたのアザに 驚いていたの、、」


「シバの背中の ひとつの羽は 消えるかどうか 知らないけれど

カイトの、背中のあざは

いつも 見ていて、知っている

本当に小さいけれど、ふたつの 羽の様な、、」



「僕は 、、

僕が 誰でも

マリーンは僕から 逃げない?」


「カイト」


「私が 誰かでも

カイトは、私から 離れたりしない?」


「マリーンから 離れるなんて

考えられない」


「私も 私からカイトと 離れたりしない」


「あぁ、マリーン 」


「僕は、、この国の、、」

カイトも 辛そうだけれど 

マリーンも、本当の事を聞くのが 辛い

本当の事が 一番 残酷かも しれないから


「言わなくてもいいわ、、カイト、、

分かったわ、、


あなたを なんて呼んでいいか

分からなくなるから 言わないで、、」


「マリーン、、」

「僕は、君しか、愛さない、、」

「カイト、、」

カイトは、マリーンの涙を 手で拭いて

マリーンの まぶたに 優しく、カイトの唇が、、触れる


耳たぶを 甘噛して

カイトの 唇が、マリーンの 

ふっくらした柔らかい唇に 重なる


何もかもが 遠くになって カイトの唇の感触だけが

マリーンを、包む


「カイト、、」


「マリーン」


どれだけ時間が 流れたかも 分からない、、

「マリーン、、」


「僕は、この城では 本当に まだ何も 分かってなくて

シバと 協力しようとしていたら


第一王子のシバが 今日 隣の国に 行く事に決まってしまって

御三家の 会議にも 初めて出て 聞くだけだった」


「 王様が 大体を決めるの?」

「最終決定はね

だけれど 北家の ホクショウ様が 力を効かせていたように思う」


「南家は、独特で 北と南 それぞれ ひとつ ずつの国のような

この国に2つの国が あるような感じ

第三の忠家は、中立だけれど 6対4で北家の 加勢かな」



「ホクリュウを、、お父さんを 国境に 行かせたのも

兄の ホクショウの、考えで、、

すごい国費が 使われて、、


ホクショウが さかんに 南部に 資金だけでも 出すように

 だいぶ きつく迫っていたよ


国境に 隣の国が 暴れていて 抑えに行った みたいだけれど

ホクショウの 国境管理内の、事で


それが 正しかったかは 僕が ここに来る前 だったので

わからない」


「カイトが なにか、おかしいと 思った事は 調べるべきよ


カイトの判断を 私は、信用してる」 はっきりと言うマリーン


マリーンは こうやって いつも、僕に 自信と力をくれる、、



クロスが 戻ってきた

「僕は 下っ端だから いっぱい 待たされちゃったよ」


「ミツキ様は 明日の朝 早く 南部に戻る

ミツキ様の 朝の支度は マリーンが やるようにって」


「明日の朝で、良いのかしら」


「今日は、3人で 居ようよ」

そう云うクロスが 一番疲れていそう



カイトが続ける

「マリーン 僕の考えが この国で通用すると思う?」


「するわよ、 カイトが、間違えたの 知らないわ」

カイトを 一番応援したいマリーン


「忠家の、人を 味方にするべきよ


タグさんが あの浜辺を 出たから 

きっと 本来の所に戻って、どこかに 居るはずよ


お父さんが 国境に行って 居ない間は、 相談してみれば


シバを あそこまで、ちゃんと育てた人は きっと味方よ」



「タグさんの お茶とお菓子 美味しかったなぁ」


「クロス まだ 起きてたの」


「カイトとマリーンの喋ってる声が 懐かしくて 聞いてた」


「クロスの声も 声変わりして 男らしい声に なったわよ」


「前みたいに マリーンを真ん中にして 3人で寝ようよ」


甘えてくるクロスの胸を とんとん して寝かしつけた後


カイトの方を向くと カイトは起きていて

マリーンを じっと 優しく見てる

あの 深くて 輝きのある瞳で 私を


この国の 王子になっても

カイトの、中身が 何も、変わっていなくて 泣けちゃうマリーン


カイトの手が マリーンの 髪に触れて

マリーンは カイトの胸に 顔を 寄せた

マリーンの肩を、優しく引き寄せる、カイト


互いの 違う道を 必死に

 生きる事に、なる事も


まだ 分かっていない 2人



次の日の朝

マリーンとクロスは静かに カイトの部屋から 出た



何の表情も変えずに ミツキ様の 着替えを手伝うマリーン


終わると、他の侍女が お茶を出してくれた

ノア様が 言ってた お茶だ


ミツキ様が、毎朝飲んでて 

一緒に

お茶を 相伴するようにと


マリーンが お茶を飲むのを

ミツキ様が 静かに 目の前で 見ている


「昨日 カイトに会ったのか」

「はい 兄弟 3人で 積もる話が できました」


「兄弟か、、ふっふっふっ」


「カイトが 南部に 戻れないはずだ なっマリーン


ミア姫も 知ったら びっくりするぞ」



「 さぁ南部に 今から 私達は 帰るぞ、、」


「脅しでなく 私から離れたら マリーンの命は 知らないからな」

「ミツキ様、、、」


マリーンの乗った馬車を 見送る カイト



帰りの馬車の中で ミツキ様の下絵を書くマリーン



「私が思ってる通り 君は強いな、、」

そうじゃ無い、、でも 精一杯 強がってるかしら、、私は、


「それとも まだ、聞かなかったのか?」

「何を ですか?」


「昨日 決定を、聞いて 私は 驚いたよ

第一王子を差し置いて 母親が 卑しかったらしいが


正当な 皇后の 産んだ 第2王子が  この国を継ぐ

皇太子に 即位するそうだ」


「第2王子が、、」

カイトが、、マリーンは静かに 目を閉じた


「南部の 豊かな財力を ホクショウが 要求したが


北と南の婚姻でも 成立すれば 父上も 納得するだろうな、、」


「この前は ミアは断ったが 相手が相手だと  喜ぶぞ」


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