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リンの涙


お母さん

ごめんなさい

カイトに 会いに行ってきます


カイトの気持ち

聞いて 戻ってきます

ちゃんと 戻るので 心配しないでください

         マリーン



ばかね マリーン

戻って来ない人を 追いかけて どうするの

戻らない人の、、



マリーン、戻ってこれない人達を 待っても 待ち続けても 無駄よ、


あなたと カイトの 想いが通じるのなら、

ずっと ここに居ても いいと 

私も 思って いたのよ、

ずっと ここに 居ても いいと思ったのよ


なのに、私達の場所から 違う場所に行ってしまった

離れてしまった人が

 いけないのよ、マリーン



私達の せいじゃない、


戻らない人が 悪いのよ


戻らない人を 追いかけたりしない、

離れてしまった人を 追いかけたり、

その人を

待つだけの

そんな

馬鹿な女に ならない、、


私は そんな、女になりたくない


私は そんな女にならないわ 

リュウ 私を知ってるでしょ

あなたを 待つだけの女には ならない


私は、私の力で 前を向いて生きてみる


外で音がした

涙を 見られたかもしれない



誰が、何の 用事で 家に きたのかも 

リンには 分かった。

その、報告を 聞いた。




「ミツキ様の 私への願いって、、」


「それは、お前の 願い次第だな


マリーンの願いが 叶ったらで良い。


私への 頼みとは

   どういうものだ」


「都の城内に もう一度入りたいんです」


「どうしてだ?」



「カイトが都で怪我をして 戻ると言ってたのに

戻らなくて

どうしても戻らないのか

 都に 聞きに行きたいんです」



「そういえば いつも一緒の

お前達が

おかしいと思ったんだ」




「お兄様

マリーンが来てるって」


「ミア姫様

ご無沙汰しています」


「カイトが 一緒じゃないの?」



「都で怪我をして まだ戻らないんだと


私は どうでも いいがなぁ

カイトのことは」



「マリーン

カイトは、怪我をして どこにいるか分かってるの」


「ホクリュウ様の家で介護されていました」


「じゃあ

お兄様 

ホクリュウの家に早馬を出して 聞いてみてください」



「私が その都までの 早馬の 役目をします」



「マリーンが

早馬の務めを 娘がするものじゃない」


「この子なら 大丈夫よ 早馬でも、できるわよ」


「マリーンに 行かせたら、そのまま

ここへ 帰って こないじゃないか」


「お兄さんは わかってないわね 

この子は そんな子じゃないわよ

ちゃんと報告しに来るわよ ねっ マリーン」



「そうかな、、」

マリーンよりも先にミツキ様が 言った


「誰か 見張りも、付けた方が いいな


都に カイトを探しに行く

そういうのが ないと 

ここには 来なかったかも しれないぞ」


「、、、」返事できないマリーン




「ミツキ様

会議の時間でございます」


「そうだ

都から 何か動きがあった みたいだったな」


「お父様たちの 会議だったら

その間 マリーンに


私の部屋で カイトの話を、聞かせてもらうわ」


「お兄様

お兄様からも お父様に 

ホクリュウの家への早馬の許可 お父様に、聞いておいてくれる」


「話しておくよ ミア姫もカイトの事が

知りたいんだろ」


相変わらず クールに判断するミツキ様



「ミア姫様

あの弟の クロスも一緒なのですけど

こちらに 呼んでもいいですか」


「カイトの弟

顔を見て あげようじゃない」


「結構いい面構えしてるじゃない

ガタイもいいし」


「4年後には 兄を抜いていますよ」


「 カイトの、弟も言うわね」


ミア姫様には 無難に カイトの怪我のことを伝えておくマリーン


「おかしいわね

あのカイトなら 怪我が治ったら 

戻ってくるはずね

都で 何が あったのかしら」


「大丈夫よ お兄様に 任せておけば

だめでも 私が頼めば お父様 聞いてくれるわ」


「ありがとうございます。」

「疲れているんでしょ 顔色が悪いわ

前のカイトと一緒の部屋を 使っていれば 良いわ」



ミア姫様が 助けてくださるとは 思わなかったマリーン



「カイトと一緒に球馬大会の問に 

頑張ってた部屋よ クロス」

「へぇーっ」

「ねっ、お城の屋根に 登ってみる?」


クロスと、太陽の陽が沈むのを 

お城の屋根に 登ってみてる2人


「マリーン あそこに人が、、居るよ」


「あっ

ミツキ様

ミア姫様のお兄様よ」


 ミツキ様が  又、一人で、、


ミツキ様の居所の、一番高い 見晴台に 登ってきた


マリーンを見つけて

手すりから 屋根に登り 屋根伝いに 

マリーンとクロスの所に 来る ミツキ様


ゆっくりと まるで廊下を歩くのと

変わらない 風流な仕草で

高い 屋根の上を、易々と 軽く 歩く ミツキ様



お城の屋根に あの、弱そうなミツキ様が、登って来るなんて、、、


「会議は、、終わったのですか?」


「あぁ たった 今な、、」


「どうして見晴台に、、」


「考える事があったんだ

お前たちこそ こんなところで何してる」


マリーンの隣に座る


太陽が 沈んでしまった

「横の小僧は誰だ」

「弟の、クロスです。」


クロスが、丁寧に頭を下げた


「 マリーン 

何を考えていたと思う?

お前の行きたい

都で、何かあったらしいぞ」


「何年ぶりかで

この国の 御三家の 集合会議の収集が

都から 来た


余程のことだな、、」


「父上と私が、都に収集をかけられたんだ」


ミツキ様も都に、、



「私の 世話の侍女として

一緒に 都に 行くか、、マリーン」



「行かせてください ミツキ様」


都に行けるのなら カイトに会えるのなら

何の迷いもない


「そうか、、

その代わりだが、、、

私の言うことを  なんでも 聞くんだな?」


「約束を 破ったら お前の命は 保証しないぞ

それでも良いか?」

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