カイトの眠る場所
「僕は、、
どうしてここに」
「わからない、、のよ 私達も、、
でも この家は ホクリュウ様の家だって」
「ホクリュウ様の、、?
シバを連れて帰った ホクリュウ様、、」
「そうなの、、」
「マリーンは牢屋を 出れたの
無実 証明されたの?」
「うん、お母さんの お陰で、、」
「良かった、、ツゥ」
「足が 痛いの、、」
「ひん曲がってなさそう
折れたか くらいだ
大丈夫、くっつくよ」
「治るよね、、」
「 マリーンに 大きな怪我がなくて 良かった」
「カイトが いっぱい 一人で守ってくれたから
ありがとう」
「カイト、、大丈夫」クロスも声をかける
「クロス 頼むぞ
僕の怪我が治るまで お母さんとマリーンを」
「うん、はやく良くなってね」
「きつい痛み止めか、頭が朦朧となる 薬を飲まされてるわ
相当 眠いでしょう カイト」
「えぇ、、」
ユリヤさんの 北家 北茶の お茶の眠り薬かな、、、と、朦朧とする頭で考える
「カイト、、本当にありがとう、、」
母がカイトの 朦朧としてる頭を なぜた、、
「よくマリーンを 守ってくれたわね 」
カイトへの感謝の仕方が 他人行儀のような
お母さん、、お母さんの、、態度が 何故か 鳥の島の職人さんと
会ったときから、、雰囲気が違う感じがする、、
疲れているだけ、、?
「ちゃんと怪我が、治ればいいわね カイト」
「そうですね お母さん
早く 戻りたいな あの浜辺に、、」
カイトが 手を出して
マリーンの手を 捜して 握った
マリーンは両手で カイトの手を 強く握った
まだ内出血で 青紫の手だった
早く 早く 治りますように マリーンの おまじない
マリーンの頬に 触れるように カイトの指を持っていった
開けるのが つらそうな 目で
「マリーン もっとよく 顔を見せて
夢の中でも
ちゃんと 見えるように、、」
少し笑顔を マリーンに向けて
マリーンを守り抜いて
満足そうに カイトは 重い目を閉じた
「カイト お願い 寝ないで!」
「カイト、、」
ユリヤが来て
「そろそろ 良ろしいでしょうか」
出るのを催促した
カイトの眠っている 奥の壁に
大切そうに 木刀が 飾ってある
母は とっくに気づいて いたかもしれない
だから カイトに 他人行儀な、、
毎朝 お父さんが 外で カイトたちと 太刀の練習をしていた 木刀に
そっくりだ、、持って帰ったの ここへ
お父さん、、お父さんの 部屋なの ここは、、
お父さんの部屋に カイトは 眠っているの
入った時に なぜだか懐かしい感じを 受けた部屋だった
3人が 出ていく寸前に
部屋の外の 見張りが さっと身を隠すのが 分かる リン
「すごい家だね」とクロス
「2,3日したら
また、この家に カイトの お見舞いに来て良いのかな?」とクロス
遠くの、美しい柱の 横に立ち このホクリュウの家に
馴染んだいる あの女性が
3人を 見送った
母が 意識していると マリーンは思った
「 ユリヤさん あの人が ホクリュウ様の 幼馴染のムツミさんですか?」
「 すみません、マリーンさんの 想像に おまかせします」
家の外に出ると
「あの、、父から申し使っている事ですが
お顔を 見られたら すぐに 南部に お帰りください
との事です」
「この北家のホクリュウ様の家で カイトさんを お預かりしているのを
確認したら
どうか元の場所に お戻りになるようにと ホクショウから 申し使っております。
それを条件に 会わせるようにと」
「マリーンさん、どうか ご了承くださいね」
「元気になられた後は カイトさんの 自分の選択で、人生を歩まれる ように
させてあげてください」
「どういうことですか?」
「義父の考えは
カイト様も もうすぐ 成人ですので 自分で自分の人生を
歩まれる ようにと言う 事だと思います」
「どうして ホクショウ様が カイトの事を?」
「私には、、養女の 私には わかりかねます」
母が、 手で マリーンを止めた
「お母さん、、」
門の外に
ユリヤの 北家の家来が 来ていて
シューと、ハナ 2頭の馬を 返してくれた
川の中に入った時に
残してきた 懐かしい2馬
天空の宿に、繋いでいた カイも 連れてきていた
ホクショウ様 は 私達の 動きの 宿舎まで、調べは ついているんだ
「すみません、
城外まで お見をくりさせて いただきます。」
家来達が、両脇から マリーンたちを 城外まで 促す
「お母さん、、通行手形は?」
「 無いわ ホクショウの家に行ったときに、取り上げられたままよ」
「もう私達は この都の城内に 入れないのね」
城外に出された
急に元の 南部のド田舎人の 貧しい、母子3人の現実に、戻る
カイトの、お見舞いにも 会いにもいけない
カイトが怪我が 治った後に 自分で ここを出る以外
私の そばに 戻ってくるよね カイト
急に 不安が襲う
まさか もう これで
2度と カイトに会えないような
嫌だ!
なぜ、こんな気持に なるんだろう
カイト、、
どうして 私は こんな胸騒ぎがするの
マリーンは 怖さまで 感じる、、




