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燃える扇子

挿絵(By みてみん)



燃えてしまった 扇子。

証拠も無くなって


見識者達は お手上げ

マリーンの、罪を 問えなくなって 見逃してくれた。

縄を 解かれたマリーン


「お母さん ありがとう」

「クロス」も来ていてくれた

「マリーン」 抱きつくクロス

「カイトは一緒じゃないの? マリーン」



「一緒に 牢屋に捕まったのに カイトだけ

北家のホクショウ様に 連れていかれたの」


「私と入れ違いかしら」と、母


「2日前だから、、、どうなってるのか

わからないけれど

カイトは私を 守って 怪我してるから

当分 歩けないと思う」

「足を痛めたの?」


「私をかばって、、

ごめんなさい

私が無理しちゃったから 

カイトに、迷惑かけて」


「カイトなら 男の子だし

マリーンとちがつて

あの子なら


マリーンの罪も晴れたし

怪我が治れば 大丈夫よ」



鳥の島の職人が

不思議そうに マリーンとクロスを

見ている。

「この娘さんの お名前は? 」


「今回は

お世話になりました

マリーンです。」


「おいくつですか、失礼だが」

「15です。」


「確かに15歳なのですか」驚いたように聞く

「僕より二つ年上だから、そうだよ 3月で16歳だけれどマリーンは」

「君は?」

「クロス 3番目の末っ子だよ」


「リン殿が 結婚されたとは 驚きました


お子さんが3人も、、」


「15年前は 特に、よく覚えております

そうですか、、」


鳥の島の職人が マリーンを まじまじ見て


そして母を見た


 母は 素知らぬ顔をしている


「マリーン って言ったね

牢屋で大変だったね

怪我をしているようだから

脈を 見てあげよう」


やや、強引にマリーンの手を取り

脈を 用心深く見る

「うむっ

なるほど、、

大事ではなさそうだ ふーっ」

大きく ため息を 付いて

マリーンの手を 丁寧に 離し難いように 離した



「リン殿 久しぶりなので 少し良いかな」


「お母さんを 少し借りるよ」


二人に聞かれて まずいことなのか マリーン達から離れる



「クロス ちょっと 探って聞いてきて」


「お母さんを?」


「だって あの 2人 おかしいじゃない

お母さんが 心配だわ」

「もう、人使い荒いんだからぁ、マリーンは」



「まさか貴方様が 来てくださるとは」


「あの油の火を 使えるのは 少なくてね」

「マリーンを無実に、してくださってありがとうございます」


「いや、あなたこそ 大変だったでしょう

今回 私が 来て 良かった

、、

 ただ ただ、驚きました 信じられない

よく 長い間 ご無事で


あなたは、 本当に 素晴らしい方だ

私達の 救世主かも しれません」感嘆するように母を見る

「そんな、、、」


「相当 御苦労なさったんでしょう」


リンの目から 涙が溢れた

自分でも どうして やってこれたか 分からない 葛藤を、思い出す

母が泣いた


「おかしいや、職人の人の前で

お母さんが 泣くなんて


マリーンの言うように あの2人 本当に変だ」


「もう しばらくの間 お待ち下さい

我々で、、相談して 参ります」


「誰の?相談だろう」


戻ってきた


「マリーン あのね 古い知り合いで お母さん泣いてた 何か相談するって」

「ありがとうクロス」


布地の職人さんが

「私も 久しぶりで北部に来たので 懐かしい人に会ってから帰るよ」


「南部の どちらの方に お住まいでしたか

北側の小さい浜辺と 伺っておりますが そこで よろしいですね」


「はい」


「近いうちに お邪魔するかもしれませんが 


マリーンって言ったね 少し怪我もしてるようだけど

体を 大事にね」

「はい ありがとうございます」

クロスの 頭も なぜながら

「では、リン殿  よろしくお願いします」


どうなるんだろう、これから、、私、たち、、

「お母さん 大丈夫 顔色が悪いわよ」


「マリーン、、」

マリーンを抱きしめるリン



「お母さんも 疲れたんだよ マリーン」

「 そうね、ごめんなさい 私が悪いんだわ 」


「でも、もう 無実も決まったし ホクショウ様の所に

どうして カイトを連れて行ったか 聞きに行こうよ」



ホクショウ様の家に行くと だいぶ待たされて


ユリヤさんが やっと 出てきた


「父も兄も 大切な用事で お会いすることができません


私が お返事させていただきます


実はカイト様は ホクリュウ様の家で 怪我の手当てしています」


「 ホ、ホク リュウ様!?」


「どうしたのマリーン?大きな声で」



「お母さん、、」 


「 あのね、私とカイトが お父さんとシバの行方を 追いかけていたら


シバが この国の 王子の席に座って、、いたの 」



「シバが、、タグさんの息子が、この国の王子 ?」


 「ホクリュウ様が シバを連れて帰ってきて


そのホクリュウ様が お父さんかもしれないの」



「ホクリュウが リュウですって?」


「お父さんが ホクリュウ?」 クロスが、首をつこんできた 



「ホクショウ様が、牢屋から カイトを連れ出したのに

 ホクリュウ様の家で 看病してるから、ひょっとしたらと、思っちゃって」


「カイトが ホクリュウ お父さんかも しれない人の家でという事?」



「カイト様に お会いしたいのでしたら 

 私が ホクリュウ様の家に ご案内いたしますが


その代わり 父から言われることを お守りくださいね」


「どんな事ですか?」


「後で お伝えします

会われましたら 約束をお守りください」

「それで宜しければ ご案内します」


「とにかくカイトに 会いたいわ」

「無事を 私達が 確かめないと、、」


「では、ここは北家の本家で この先の東に行かれると 分家のホクリュウ様の家です

こちらです」と案内する


「あの、、ユリヤさん」

ホクリュウの家に行く 前を、歩く ユリヤに、聞いてみるマリーン


「ホクリュウ様は今 隣の隣国と国境の方に 行かれてると聞いていますが


どなたか 留守を されてるのですか」



「ホクリュウ様と 幼馴染のムツミ様です」


「幼馴染」


「結婚する前に ホクリュウ様が お国の使命で

お役目のため この地を 離れたと聞いております」


「その後ムツミ様に お子様が できたことがわかり


今から行く、ホクリュウ様の お父様 

分家の当主ホク、ソジン様の 家で お子様を育てられたと聞いています


今回の戦いにも 息子さんのエイキ様も初陣に 行かれました」


隣を歩く母にも ユリヤの声は 聞こえてるはずだ



大きな家に来た


「本家のユリヤが来たと お伝え下さい」



一人の 物静かな人が 出てきた 

無言で 案内してくれた


カイトの いる部屋に行く 3人


なんだか お父さんが ホクリュウなら こんな部屋を作りそうな

そんな 懐かしい感じの 部屋 

重厚で 温かみのある そんな部屋で


寝ているカイト



「カイト」


と呼んで見る


「カイト」

「起きて カイト」


ぐったりしている

あまり生気がない


「カイト どうしちゃったの」クロスが心配する


「カイト」起きそうにない


「私がやってみるわ 」と

お母さんが カイトに 活を入れる


お母さんは なんでも知ってるなぁ、、



「ぁっ、、」と弱々しく カイトが気づく

「カイトの 目が 開いたわ」


「マリーン、、」

「カイト」


マリーンの顔が、目に入り、、


「僕は 

夢を 見てるのかな、、」


マリーンの幻を 見ているようなカイト



挿絵(By みてみん)











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