背中
シバのは
木球で 怪我した時に たまたま出来たあざ だったかも知れないわ
でも、カイトの背中の あざは、ずーっとあった
「どうして連れて行っちゃったんだろ カイトだけ
ボロボロのカイトでも 私の そばに居てほしい、、」
次の日も カイトは牢屋には 戻ってこずに
マリーンは 牢屋で 一人で過ごした
「カイトは 無事なの
どこへ行ったのよ
どこに 連れて行かれたのよーっ」
「うるさい奴だな、牢屋に入れられていて 大人しくできないのか」
「ガサン、、」
「牢屋の お前より 悪い場所は、これッ をやる所しか無い」
と、首を はねる 真似をして、マリーンを怖がらせる ガサン
静かになるマリーンを見て
「それを やる予定は 聞いてないから
この牢屋の お前よりは マシなところに、連れて行かれたんだろうよ
でなきゃ出さないさ」
そんな、、
「 話を してくれるんだ、、ガサン」
「上が お前を 殺せといえば 殺すし
ほっとけといえば ほっといて やってるんだ」
「上の言う事を 聞いて 忠実に 俺たちは 自分の仕事を やるだけだ
お前の兄を 痛めつけるのが 俺たちの役目だ」
「あんなボロボロに、、」
「殺さない程度、、でな
殺してしまうと、俺達のミスだ
長い間やってるから 分かるのさ 加減がな」自慢げ
「俺達は 悪い奴らを 取り締まってる だけだ
悪いやつが 居なくなると 俺達も いらないだろうさ」
「上が良くなると 悪い人も 牢屋も役人も いなくなる 時が来るの」
「そうだ お前みたいに
敵の国の物を チャラチャラ持ちやがって
この国を 刺激しやがって
敵のスパイと つるんでる悪い奴だろうが」
「そんな事してないわ」
「どうだかな
お裁きを 受ければ いいだろう」
「もう牢屋に 来るんじゃないぞ
こんな小娘の 首に刀を 突きつけるのは ごめんだぜ」
フンと言って 立ち去るガサン
「嫌な事でも 仕事なら役目なら、、男の人は するんだ、、」
どうしようもない悪役役人と、思う人も、、
上が やれと言えば やらないと 役人の仕事を解かれる
上の人か、、
カイト、の連れて行かれた時の 様子で、、
ガサンは、教えてくれたんだ 私に、
カイトは 無事かもしれないと、、
牢屋でない所で手当していれば、、
私をかばった片方の足は きっと、外れてる、、
カイト、、、
会いたいなぁ、、
3日目の日
マリーンは縄に 繋がれたまま
申し開き場所に 連れて行かれた
美しいままの リンとした 母がいた
「お母さん、、」
母と 鳥の島で 例の扇子の布地を作った 職人も 来て 2人で並んでる
「この我が国の鳥の島で 作った布地と 隣の国 神の島で作られた布地には
大きな違いがあります」
職人が 申し開きを する
「多分 この国の 見識者の方は
この布地を 隣国の神の島の布地と 勘違いされたと思います」
見識者が 答える
「そうだ これは隣国々の 神の島で 作られた 不思議な布地に違いない」
「私も 知っておるぞ
この黄金に輝く色合いと 光に照らした時の この輝きは
神の島 特有の 特別な布地だ」
「神の島 で作られた 布地は 私も 燃やすのに時間がかかり
たやすく燃えずに 1日でも、燃えている 不思議な布地と 聞いております」
マリーンは、クロスの 言葉を 思い出す
あの お母さんが 隠していた布地を燃やすのに 大変だったと
確か言ってた、、
「しかし この鳥の島で 作られた布地は
普通に 簡単にも燃やせます
それが隣国の布地と この国の鳥の島で 作られた布地の違いでございます
燃やしてみれば 分かると思います」
この国の見識者が 戸惑う
「も、、燃やしてしまうのか 神の島の貴重な 秘宝とまで 呼ばれてる
黄金より 価値があるという この布地を」
「織り上がるまで 神の島の 不思議な力のある巫女たちが 念を込め
何十年も かかると言われている 魔法の高貴な布地だぞ」
リンも思い出す
その魔法と呼ばれる布地で できた 赤子の御包みの おかげで
マリーンは あの暗い海の中 助かったのかも と
マリーンの 御包みの布地と 私の服の生地とは 違う
「これは 隣国の 特別な布地のように
燃えにくく、時間がかかるという事は ございません
この布地が すぐ燃えましたら 私共の鳥の島で作った布地であると証明ができますね」
「この隣国の秘宝と 言われる布地を燃やしてしまうのか
めったに見慣れない布地を、」 ざわつく有識者たち
「この証拠を燃やすというのか」
「燃やさないと 証拠になりません
私が燃やしてみます」
火をつけると 黄金のところが パチパチと光のようであったが
あっという間に 燃えてしまう
「も、燃えてしまった あの幻の神の島の 布地が」
「いいえ これは我が国の 鳥の島の布地でございます
これで おわかりと存じますが
これは敵国の 幻の 布地ではなく
この国鳥の島で 織られた布地でございます」




