牢屋
牢屋に引っ張られるマリーン
「どうして、何が あたしの どこが悪くて 牢屋に入るんですか」
「お前は 隣国の 敵のスパイの容疑がある」
「スパイ 私が?」
「そうだ、この国の王様の 血筋を殺した 敵国の密偵の容疑だ」
「何を証拠に?」
「お前の 持っていた扇子は 敵の国のものだ、
お前が隣の国と 関わりあることは 分かっている
なんとしても 口を割らして 隣国の他のスパイの 名前を言わせてやる」
「扇子?」
お母さんの服の 布地で、作った、わたしの扇子?
あの王様の 兄弟や お妃様を 殺した敵国のスパイ
「確か 1人いたな、どこへ行った」
「近くにいるかも 知れない 捜査しろ!」
大変だ、カイトが帰ってくると、カイトまで捕まっちゃう
お城から 役人に捕まって 連れられて行く
湿っけのある 牢屋
マリーンは 入れられて
ガチャリと 鎖の鍵が閉まった
「宿場の女将が来たら 扇子が お前のものだと 証言してもらうからな」
ペタンと座り込むマリーン
「あーっ 信じられない
どうしたら いいんだろう、、」
弓矢が飛んできた怖さが、、頭に 浮かんでしまう、、
まって、、
お母さんの あの珍しい綺麗な布地が、、隣国の敵国のもの?
あれは お母さんの服?それとも持っていただけ
あんなに大事に、、
燃やしたって言ってた
思い出はいらないって、、お母さん、、
城内街を歩くカイト
「ニック ってすごいなぁ、
魚や 狩りをする 道具を 売ってる お店、
父が行く 可能性あるよね」
行って
似顔絵を見せるが、知らないと いわれる
「あと、父は本が好きだった
文芸堂の北部の お店ができたって言ってたなぁ。
行ってみるか」
文芸堂に行く 広い道の いい場所だ
確か ミツキ様が バックアップしてると
行って 色々聞いていると、
中からブンさんが出てきた
「おーっ、マリーンのお兄さんか」
「今から 南部に戻るつもりだったのに、」
「久しぶりです」
「マリーンは元気かい」
「元気です」
「お父さんの リュウさんは」
「実は父のことで、北部に来てるんです」
「こっちまで お父さんを、探しに来たのかい」
「こっちに向かったという 情報が
もうかなり前 なんですけれども」
「お父さんが こっちに、北部に来てる情報ね」
「マリーンの関係で何度か 君のお父さんに会ってるけれど、本当にがっしりした方だったよね
南部の田舎の浜辺では あんまりいないタイプの」
「実は、ねぇ、
まさかと思うんだが
この前 この店の前を ホクリュウっていう人が 国の兵士を大勢連れて
隣の国に 向かったんけれど
私も 居てね 見せて もらったんだがー
ホクリュウ て人が ちょっとリュウさんに 似ていてね」
「お父さんと、ホクリュウっていう人と 似てたんですか ブンさんが見ると」
「ただ
よく似た人は、多くいるからね」
「はい」
「 確か下働きに 北部の ホクリュウ ファンが、居たな
トトさんを 呼んでくれ 」
「へいへい 私は 見たんですよ」
と、自分の見たことを言いたくて仕方ないように
「数ヶ月前に 店の前まで 荷車があって道を 邪魔してた時に
向こうから お城の上の 方達と、みすぼらしい人が
変な組み合わせで 10人位が 馬で 通り越して行ったのを」
マリーンの 推測と 宿場の女将さんの話と 合ってる
「その後に 北部にホクリュウ様が、戻られたと、噂が広がって
ありゃ あの時の 人だなって 私は 思ってますよ
隣りの、店主だって 馬が走って
お城に入って行ったのは 一緒に、見てましたから。」
「他に 僕くらいの人が いませんでしたか?」
いやぁ ホクリュウ様は
目立って分かりましたが 後は チョツト」
シバは 自分の気配を消すの 上手いからな、
「ありがとうございます。」
「あぁ マリーンにも よろしくな
妹さんは ミツキ様の 後押しが 有るから
早くて3年 遅くても 5年ありゃ
ミツキ様の、お相手に、文句言えなくなるさ」
「ミツキ様の相手、、」
「後押しが 本気だから ひょっとしたらだよ
楽しみだね 羨ましいよ。君達が。
こっちも商売 頑張るけれどね。」
「あのリュウさんなら どこかで
生き延びてると 思うがな
見つかると 良いな」
「私は これで 南部に、戻るが
北部の店主にも 君を 紹介しておこう。
相談するといい。
北家にも 文芸堂は 取引して行く 算段だからね」
「 北家に訪問の予定は あるんですか?」
「今は ホクリュウ様が 隣国との国境で
陣を 張っているので
北家も、応援物資とか、援助金の方が 大変そうだ」
「もし店主が お伺いする時が あれば 僕もご一緒させて くださいませんか」
「考えとくよ」と店主が返事
「おいおい マリーンのお兄さんだから 承知しましたで 良いよ。」
ブンさんが 助け舟出してくれた。
でも、マリーンのお兄さん の前に
ミツキ様の後押しがある、が重要で入るんだろうな
店の外で 立派な 文芸堂を 見上げる、、カイト
マリーン ミツキ様は 本気ぽいよ
君に 誰も見せていない 南部の秘宝を、見せるくらいだもんなぁ
まいっちゃう、、
頭に 持っていった自分の 左手の 傷が ちらりと目に入るカイト
本当に小さくなってきた
本当に わからないくらい 綺麗になった
いつもマリーンが おまじないだって
マリーンの指先が、
僕の傷跡に
君の 優しい指先を感じて 癒やされて 綺麗になった
僕の左手も 君が 魔法の手と呼んでくれる左手
この僕の 手からも
君への愛しさが 伝わって
僕の指先も、君を綺麗に できるかな
君への愛しさが、僕の手から 君の体に伝わって
僕の指先で 君を もっと綺麗に していきたいな、、
今朝の君は
とても 綺麗に 見えた
体の いたる所で マリーンの体の感触が まだ、残ってる
君に夢中で 朝が 明るくあけるまで 気づかなかったよ
マリーン 大好きだ
心の中では 何度も 言っているけれど
僕は まだマリーンに ちゃんと言葉で言ってないかも しれない
露店の簪が目に入る
マリーンは 頭に ハチマキしか したことが ないからな
お父さんも お母さんに 何か あげたことあったっけ
僕の家には そんな余裕も 何もなかったもんな
ミツキ様とは えらい違いだ
北家の 館も知りたいけれど、
お父さんが 寄りそうな お店を もう一軒行って、今日は終わりかな
マリーンが 不安がっているかもしれない
前方を 見ると
今日は お役人が 多いな
誰か 探してる?
「あっ あの人だ!」
向こうも カイトに気がついた?
弓隊は、、




