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「3日で 

あの 選手の部屋も 使えなくなるわ」


「残念だけど、私達とカイトも 南部に 一緒に帰りましょう」


「マリーンが 絵を一枚描く約束が あると聞きましたが

お城を3日で、出るのは いいのですが、

マリーンの 絵が できた時に お城に入れるように

城外から城内への 通行手形を頂けませんか」


「2日か3日でも いいですから、少しでも長く、、」

カイトの、少しでも長い日の 滞在の気持ちが伝わる


「そうね、北家チームのリーダーに言われて 気が付いたけど

マリーンは 本当に 大怪我を 覚悟で試合に 出てくれていたわ」


「明日、お父様が 帰る前に なんとか頼んでみる

彼女の覚悟に 報いなくちゃね

3人分の働きをしてくれたカイトにも、ね、」


「通行手形のこと

私も 頑張ってみるわ。」


「よろしくお願いします」



カイトは護衛の3人と打ち合わせ

「あまり、大事にしたくないので できるだけ3人で内密に 頼んで良いかな」

「もちろんです」


「もし父が 何かあって 自分から行方を くらましたのなら 余程のことだから

マリーンと2人で 探すつもりだったし」

「大変だったんですね カイトさんの家も」



サンドとニックとマルクに、父の印象を言う

「北家チームのリーダーくらいに 筋肉が逞しいんですね」

「顔は僕より 男らしい 男顔です。」

「へーっ」 と カイトの顔を まじまじ見る3人


「マリーンが起きたら似顔絵を 書いてもらうよ」


「一緒に 行方不明になったシバは

途中までは 父と一緒に居たらしいだ

だから一緒の可能性あり」


「後 北家の、 ホク リュウさんの情報があれば」

「北家なら、球馬のリーダーに 聞いてみようか、そのほうが早いよ」 サンドが言ってくれた

「よろしく頼みます」


「カイトさんとマリーンの お父さんを探せるのに協力できて 嬉しいですよ」マルク

「役に立てると良いんですが」ニックが謙虚に言った


次の日

カイトが マリーンの部屋に行く

まだ目覚めないが 昨日より遥かに 顔色が良い

昨日は 本当に血の気が 引いたようだったもの 

もう少し 寝かせておこう


カイトたちは それぞれに別れて

聞き込み調査

父に よく似た人は 進展なし


明日は満月だ

何ヶ月も前の 馬の足跡は わからなくても

満月の日の マリーンなら なにか 期待できそうな 気がするカイト



歩き 疲れて

棟に 帰ると 離から マリーンが出て来た

「マリーン 目が覚めたの!!」


「顔色も良いよ」

「いっぱい お城の 美味しいご飯いただいちゃった」


「良かった!」マリーンを抱きしめるカイト


マリーンが顔をクイクイ 動かした

後ろを向くと ニックとマルクが居た


「行方不明のお父さんを 南部に帰るまで 一緒に探してくれてるんだ」

「マリーンお父さんの似顔絵 描ける?」


「うん、描けるよ」


サンドも帰ってきて

「北家チームのリーダーは

南部に負けたから 機嫌悪くて 

明日 もう一度 聞いてみるよ」


マリーンが 紙と墨汁を 用意して 入ってきた


ニックは

「思ってる以上に 

南部と北部が 仲の悪さ あるみたいだ

父上たちに養われてるだけで 何も 知らなかったけれど

南部から 来た人を探してる と言うだけで 非協力で」


「理由を聞くと

南部の 豊かな島々の恵みがあるのを


北部に 一切 回さないらしいんだ

北部は隣国と戦って大変なのに

南部が 協力的で ないせいで

北部も南部に 協力したくないと はっきり言うんだ」



マルクも

「 僕も そういう意見は、聞いたよ

なんでも北家の人は 南家と仲良くしようと

お見合いを打診しただけで はっきりNOと言って断るから

南部は北部が 嫌いなんでしょと、言う人が居た」


「ミア姫様が 北部には、勝ちたい という訳が分かったよ」


「それに早く帰りたいという気持ちも 少しねっ」


マリーンが 父の顔の 正面と横顔を書いたのを見せて

「4人分の 4枚書いたほうが良い?」と、聞いた


「うわーっ かっこいい人だね」3人が驚く

「えっへへ

似てるよね カイト」


「ちょっと若すぎないかなぁ」


「鼻の横に 深い線が なかった?

眉間にも さぁ、、」


「そんなの書くと かっこよく なくなっちゃうーっ」

「まだ お父さんと 結婚するつもりなんだろう」


「かっこいい方が 皆 興味持って 探してくれるんだって」


「お二人さん 本当に真剣なの?」 とサンド

「楽しそうで良いじゃん」 マルク

ニックも 2人のじゃれ合いを 面白そうに 見てる

行方不明の人を探しているのに こんな明るくて、、


今日の慣れない疲れを 忘れた気がした



次の満月の日

カイトは 父そっくりな似顔絵を マリーンが

描けるだろうと思ってた


「起きてるマリーン」


マリーンが 白い紙を前に 昨日と同じ 父の絵を書いている


「カイト」

「なーに?」


「私ちょっと変なこと 言って良い?」


「変なこと?マリーンが?」



「はあーっ はあーっ 」と2回カイトが 息を出し

胸を抑えて

マリーンの机に うつ伏せた


「どうしたの?」

「だってマリーンが、、変なこと言うのに 

わざわざ前置きを言うんだもの おかしすぎるよ もうダメだ」

笑いを こらえるカイト


「私、、満月の今日 目が いつも通りで

全然 良く見えない!」


「満月の日なのに、、

私の覚醒 終わっちゃったわ、、」


「えぇ??」


 「なんだか 変に力が抜けすぎて おかしいと思ってたら

あの力も 抜けちゃった、、」


「こっちに来てから 目立つな 目立つなって 自制が働いて

動けなくなっちゃったら、、

あの力も なくなっちゃった」


次は マリーンが机に うつ伏せた、、


うつ伏せたまま 続けた

「あの日 私が 遠くの神の島が 見えた日の朝 覚えてるカイト」

「マリーン、、

あの前にも 起きれなくて シバが 君を起こした日の事?」


「うん」

「覚えてるさ、誰にも 僕にも 起こせないのに シバが

真剣に 君の頭を持って、、全神経集中してた」


「あの時 本当に 私、、

聞こえたの 目覚めなさい  って」


 マリーンが上を向くと

真剣なカイトの瞳と ぶつかりあった



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