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試合

「申し訳ありません」


「まだ 公表できない お方です。

どうか、お汲み取りください」

きつい口調だ

侍女が 引き下がらない


お城から自分たちの宿舎に戻るが、足が まだ、ガクガクしてる、

まさか そんなシバの わけないわ、

あの後に 従えた五、六人の家来は

南部のミツキ様と同じ

あの人 ひょっとして 北部の都の王様の跡継ぎかしら?


戻るマリーン


カイトが 長柄のスティックと 木まりを 持って部屋の外で待っていた

最後の練習 調整しようって言ってたっけ


もう一度 明日の試合場 確認しながら行く

綺麗に飾られて 警備も居て 入れないので

その横の、空き地で



カイトが、木まりを 上げて マリーンが、

器用に止めて 方向定めて 投げる練習。

マリーンの、いつものキレが無い



「どうしたの、調子悪い 疲れが出た?」

「カイト あのね

まさか と思うけど、お城の中で シバに よく似た人に会ったの」

また 胸が ドキドキしてきた

 

「それもミツキ様のように 後ろに五、六人家来を つけて歩いていたの


王様の 息子様かしら」



「顔を ちゃんと見たの、」

「ううん、歩き方しか わからなかった」



「うーん、それじゃ ちょっと 断定できないね」


「どうしたの マリーン震えてる?様子が変だよ。」


「私ちょっと 足の力が 抜けていくようなの

こんなの初めてよ」

「そうだね。」

こんな弱々しいマリーンを 見るの 初めてかもしれない と思うカイト


「大丈夫かい 明日」

「後場だけ だから きっと大丈夫よ」


「部屋で 休んだ方が良いよ」

 部屋に入ると 二間続きで 向こうの奥の部屋に 

前にナツと一緒の部屋のような 赤い ふかふかした布団が 目に入るカイト


焦る2人

マリーンが もし あの瞳で 僕を見たら 僕は


もう 止められない かもしれない、、


「マリーン」



マリーンは

「カイト、、」

と 弱々しく 下を向いたまま つぶやて 

目を 閉じたまま 気を失った



夢の 中のようで、

お医者様が、私の脈を測って その後に カイトが心配そうに こっちを見ている、、


その次の 記憶は カイトが マリーンの部屋の端で 

自分のカイトの手を 枕にして 寝ている姿が 見えた


その次に 目を覚ました時、目の前のカイトの姿はなく


枕元に侍女が座っていた 

陽は登って、明るい

「試合は 試合は、球馬大会の試合は?」


遠くで 花火が ボーンと 上がり、

次に 太鼓が ドンドンドンと鳴り響き、

大きな歓声が 湧き上がった、試合が始まったんだ


「今から間に合うかしら」

マリーンは赤色チームの服を 急いで着て

外にハナが 繋がれていたので

ハナに乗り マリーンは 走った


お願い、間に合って お願い

私は どうして 自分を コントロール できないんだろう

こんな 大事な日に

昨日 王様に会ったり シバに、似た人に 会っただけで

自分の思ってない事が起こると 動揺して 自分の体が、自分が どうにもできない

こんな 困った人間 

朝 起きれない自分が 恥ずかしい


赤色チームの 待機場所

交代要員の クレが 必死で応援していた

「マリーン来れたの 大丈夫?」


「今、どうなってるの」

「先制で 北家チームに1点取られて

今さっき カイトが一人で 持ち込んで 1対1だよ」

「後場で 私 出れるのかな」


「こっちが聞きたいよ 体は、大丈夫なの

朝 大騒ぎだったんだよ

マリーンの、目が どうしても覚めなくて」


太鼓が 鳴り響いて 前場から 選手が戻ってきた

待機場所の マリーンを 見ながら戻るカイト


接戦なのだろう 疲れが出てる

昨日 試合前なのに 私の部屋の隅で 眠って 疲れが取れてないのかも



昨日 気を失ったマリーン まだ、元気がない、、ように見える


ミア姫がマリーンを睨む


「すみません 迷惑かけて」

みんなに 頭を 下げたマリーン


サンドが 頭を下げたままの マリーンに、近づいて

「大丈夫なの?」 と心配してくれた

「大丈夫」しっかり声を出して


 「私 後場 試合に 出させてください!

とミア姫様に お願いした。

 「本当に、どうしょうもない 小娘ね」


ミア姫は 考える


いつも 私の 城主の娘である 私の お株を 取るマリーン

目立って 目に触る


このままでも 前場の様子で カイトの、活躍があれば 負けは無い

カイトがいれば 十分に北家チームに、張り合える


試合の朝に 起きてこない選手として 

マリーンに 恥を かかせれる


「試合の日の朝に 起きて こないなんて 無責任すぎる


よく その口で 試合に出させてと 言えるわね」


ミア姫様が マリーンを突き放した。


カイトが ミア姫様の 肩に手を置き


「僕からも お願いします。

マリーンを 後場に 出させてください」


「昨日 気を失ってた 医者にかかってた娘よ

こんな 体調の悪そうな人を 出させる気」


「大丈夫です マリーンなら」


「大丈夫じゃないわ  お医者様の報告で 

血の流れが 尋常じゃないって

冬眠のように 眠っているって


だから朝マリーンを 置いていったのよ」


「冬眠から目覚めて すぐに動けやしないわ」











































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