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妖艶


あの海岸の風

私たちの浜辺の風と 同じ匂いがする

懐かしいなあ

早く お父さんに 会いたいな



カイトが 追ってきた

「僕たち 2人で 先に行っても いいって

ミア姫様に 許可を得てきたから」

カイトと二人で馬を、かけるの 久しぶりな気がする



海岸に着き 2人で 一休み

「あぁ 気持ちいい

360度 風が吹き抜ける 開放感」


「この合宿 みんなに 僕たちの あの遊びのような 練習でいいかな」

「いいんじゃない みんなで競争したり 浜辺のダッシュや 馬での競争も入れたら」

「そうだね」

カイトの首筋を 覗いて見るマリーン

カイトは 平気で 知らんぷり


「もう!どうして 私のキスマークが ついてないって わかるの

心配じゃないの?」


カイトは 思う

だって フフフフ マリーンは唇を 僕の首筋に 優しく押し付けるだけだから

あれじゃあ キスマークは つかないの わかってた

初心者のマリーンには まだ、内緒だ と


「何か 秘密 隠してる」

「何も 隠してないよ」

「嘘 嘘 カイトの その目は わかってるんだから」

「分かってたら いいんじゃないか 教えなーい」

「もう 教えてよ」

カイトの 胸を叩こうとしたら


「楽しそうね 二人とも」クールな声


ミア姫様が 立っている

「あれ 早いですね」カイトが立ち上がる


 「私たちも、ミツキお兄様の馬車に 合わせられなくて

先にきたの、

どうせ 船着場は ちょっと方向 違うし」


「夜 宿場で 待ち合わせ することに したわ」


「浜辺での 練習なんですけど

最初は藍色チームがやっていた練習で いいですか」

「いいわよ カイトの 好きにして

あなたを 信用してるわ」



砂浜での ダッシュをして

馬に乗って速さを競って

それを見てカイトが先頭に立って

「馬の息と 自分の息に 一体感を感じて 付いて来て」


カイトの走りは 早い 

みんな追いつこうとしても 追いつけない

ミア姫も 悔しい けれど 追いつけない

横を マリーンがカイトと 同じぐらいの 速さで駆け抜ける

男達にも負けない マリーンの 馬の速さに 舌を巻く

 


木まりのコントロールの仕方

丸い円を 書いて その中に球を入れる


走りながら それを10 m 先にしたり20 m 先にしたり30 m 先にしたり

だんだん 的が遠くなると 難しくなる

「遊び感覚で やってくれると 楽しめます」

夕刻まで あっという間に 日が暮れていく


みんなで宿場に行く

大きな敷地内で 宿場宿の本館と その奥に 庭の中に 部屋が点々とある


提灯が綺麗で きらびやかなで、豪華になっている


コナ達が 来ていて部屋に案内してくれる


コナが、マリーンに、ミツキ様が くれた服を、着せてくれた

「可愛いわぁ ミツキ様の 見立ては さすがね」

タイジさんの大屋敷に行くときの 母の服を

思い出す。

あの時の母も 着る服でイメージが変わるのに、びっくりした。


見違えたマリーンに 

ミツキも ご満悦

「わたしの 後ろに 着いて来なさい」

と、みんなの居る食堂に ミツキ様と一緒に 降りていく

ミツキとマリーンが カップルのように 階段から 降りてきた


みんなが カイトも もう席についている

揃って降りてくる

 美しい服を着たマリーンと、ミツキ

大人の風格と 風流さを兼ね備え 

後ろに家来を 3人引き連れた 自信たっぷりのミツキ

その横にマリーンを連れて 揃って降りてくる 二人を 見るカイト


ミツキは、どういうふうに 歩けば 人にどう見られるかを 

次期城主の経験で 知り尽くしてる



ミツキ様が みんなに 夕食を ご馳走してくれる

ミツキが 自分のそばの席にマリーンを、誘導して座らせる 


カイトと離れてる

カイトを見ても カイトは こっちを見ない

今日の海岸の 時のように 知らんぷりされてる


カイトだけに 見て欲しい服なのに。


船の 案内人のような人も 居て


南部には無い 南の島の貴重な品物を見せている


ミア姫は部屋で 今日の疲れの治療をしてもらっていて 居ない



 船着き場に 今日着いた品物を お土産に くれるミツキ様



コナが 南の島の真珠入りの クリームを 嬉しそうに もらって 喜んでいる


船乗りたちが 神の島に 向かった一人が 又帰ってこないと 喋ってる


食事会が 済んだ時


ミツキ様が カイトを 呼んで


「球馬大会に勝つために 大変だろうから 今日は ゆっくり羽を 伸ばしなさい」

「ありがとうございます」

「いいさ 君に 先に ご褒美だ おーい ナツ

ナツは いるか」


「はい」と綺麗に着飾った女性が、しゃなりと来る


ミツキは そばのマリーンにも、聞こえるように

ナツに、伝える

「今日は カイトの世話を するようにな」

「お任せください

「私が 今日は この方を楽しませますわ」

「頼んだぞ」


カイトに、ナツを、引き寄せて 仲良く並ばせる


カイトと 着飾った美しく妖艶なナツが

ミツキのそばから


マリーンの前を通り 

食堂から二人で はなれ部屋に向かう


マリーンはカイトの 顔も見れなくて

下を向きカイトと、ナツの 2人揃った足元だけ見る



「おいおい」

「ナツと いえば この辺の 一番人気の 遊女だって言うよ」

「カイトは  特別かぁ」


みんなが ヒソヒソ冷やかす中


カイトに ナツが しなだれかかって 廊下を出て

2人が 離れの部屋に入って行くのを 見送るマリーン


 カイトは あの綺麗な人と 一緒なの、、


しょげてる 可愛い

自分が 選んだ服を着た マリーンの顔を見て


邪魔者は これで遠ざけた と

マリーンに 近づく ミツキ、、



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