それぞれの想い
「だから 今さっき
ソロン様にも 釘を さしたんだけれど、気がついたかしら」
「私も アレと思ったから
気が、ついてるわ
きっと お父様も」
「そう、、
願うわ」
「でも、どうして お母さんは
シャク様や、ケイ様を そんなに、疑うの?」
「あの時、、
マリ様達と
船で出港してから 5時間位で 天候が 崩れてきて
神の島の島主が 3日後が、良いと言って いたのを聞き流してしまったたの」
「シャク様から あの日、帰るように指定されて
マリ様も 早く戻りたかったのも あり
シャク様には、天候を読む人もいたので なんの疑いもなく
シャク様の言う通りの日に 出てしまった
そしたら あの嵐で 微かな 疑いが 始まったの」
「思い起こせば
シャク様は 前の王様にも マリ様の悪い情報ばかり
伝える人で
前の王様とマリ様が 仲が良くないのは シャク様の 悪知恵だったし」
「 この前
ソロン様にケイ様との 結婚のことを聞いたら」
そんな事も お父様に 聞ける 仲なんだ、、
「マリ様が亡くなったあとに 娘のケイ様を 后にしたのも
ソロン様に 鳥羽の国を 前の王様の希望通り 攻めるように
弟君とも話を勧め
娘のケイ様を 后に するのなら
攻めるのは 諦めても良いと 条件を 出したそうよ」
「ソロン様に 自分の味方以外は 近づけたくないのよ
ソロン様と 私が、結ばれれば
矛先は、私に来るわ」
「お父様は なんと言ってるの」
「そんな事 させやしないと
私を守ると 言ってはくれるけれど」
「妃でなく 側室の立場では、、
マリーンを守る前に 私が やられると思う」
「この前ケイ様が
すごい顔で リンお母さんを 睨んでいたのは
そういう事なのね」
このリンお母さんが お父様と、結婚、、
お父様が 望んでいるのね
でも、お父様と結ばれたら そうなったら
シャク様に お母さんは 殺されると 思ってる
どうなんだろう
どうなっていくんだろう、、
この国で、、
その日の夜は、きれいな満月だった
何人の人が その美しい月を 見上げただろう
鳥羽の国でも この 煌々と光る同じ月を
見ている人が いると思うマリーン
次の日
「はぁーっ」
大きな ため息をつくマリーン
「どうして ここに来て 僕を前に そんな、ため息つくんだよ マリーン」
「だって、シバ、、落ち着くんだもの きっと私ここが」
「変な 女の子だな、、」
「変じゃないわよ
そうだ、ねっ、昨日 私
すごい活躍して 18年 ずーっと開かなかった岩の扉 開けちゃったんだよ」
「ほんの ちょっとした岩の違いが 昨日 見えて開けれちゃったの
時々 私 覚醒して 目が良くなるんだ
ホラッ 前にも 遠い神の島が 私だけ 見えたことあったじゃない」
ひょっとして そういう覚醒能力に シバも、心当たりあるか 意識して 見ながら、、
「シバは、、
そんな 経験ない でしょ?」
シバが、、マリーンと目を合わせないまま
目の前にいるマリーンに近づいて
えっ、、シバ何?
マリーンの耳に 顔を寄せて来て
シバの手を マリーンの耳元に 寄せて 囁くように
「僕も、、 秘密の 扉の中には 入ったことが あるよ、、」
こんな優しい声が シバ 出せるんだ、、
この前 子馬のときも 私の近くに来たけれど
今も、シバの手の幅しか 私と離れていない
たった15CM 子馬の時より近いじゃん
マリーンの目の前に シバの首筋が 自然に目に入る
シバの首って カイトと違って、
細くて こんなに 男のくせに長いんだ、、
マリーンの耳元で 囁いてシバの動きが 少し止まった
マリーンとの近い距離を 保つみたいに
それから シバを見つめてるマリーンの
目も合わせないで
すっと 上体を戻し 離れたシバ
マリーンの目をみると 僕の心を 見透かすようで 見れないシバ
シバ王子が、マリーンに近づいて、
いい雰囲気の 二人を見ていたダンさんが
手を、やったと言う感じ 握りしめた
この前シバ王子に マリーンに優しくするように勧めたのが 役立ったと
ダンの、バカ野郎、、
マリーンは 球馬競技で 小さい動きのサインを知っているのに
案の定 マリーンは 見逃さない
「ダンさんは、どうして そこで 手を グウ にするの?」
「えぇっ、、あの、つい この手が、、見えましたか、、
お二人が ここから見て いい雰囲気だったので、、
気持ちが 入ってしまいました」
「マリーン、、」
又 シバが小声で
「ダンには 知らせたくなかったんだ 僕の国の極秘だから、、」
今度は、マリーンが シバに近づいていった
不意をつかれて シバの動きが固まった
シバの耳元に 自分の手を持っていって
「 そうだったの、シバ、、分かったわ、、」
シバに囁くように 言うマリーン
「仕返しかよ、、」
「うっふふふ 耳には耳を 歯には歯によ」
「目には目だろ」
「あっ、シバが 今 私の目を見て言った」
冗談で言ったつもりのマリーンを
シバが真剣な目で マリーンを見た
え、、どうして そんな真剣な目で 私を見るのシバ
やはり
マリーンの目を 見るべきじゃなかった
マリーンじゃなく
僕が マリーンの心を 見透かせる
だから 見たくなかった
君と 僕は




