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伯父たちの来訪

僕も祖父母の風邪も、3日ほどで全快。

今日は4連休の最初の日だ。課題もないのだから、自由だけど、僕は家でボーっとしてた。

昼になって、釧路市から父の兄が双子の娘をつれて、やってきた。

父の兄、山本繁之は、教員をしており、趣味はマラソンと登山。奥さんの由紀子さんも

教員で、趣味が同じことが縁でむすばれたそうだ。


祖母はお昼ご飯の支度に大わらわで、、活動的な彼女らは祖母にまとわりついたり、庭を探検したり、父の防音のピアノ部屋に、入ろうとしたとき、祖父があわてて、近くの公園に連れて行った。

(知り合いから楽器を、預かって部屋においているらしい)

伯父は、陽気で豪快な人で、父とは正反対だ。

「裕一君、初めまして。風邪なおったばかりで、うるさくしてごめんな。裕一君は、雅之にそっくりだな。君も指揮者をめざすのかい?」

率直な伯父の質問には、苦笑いしながら、ピアノニストを目指していたけど、手が故障してちょっと。。と、笑いながらごまかした。

「そうか、故障か。そうだよな。ピアニストのすごい指の動きは、”指のスポーツ選手”みたいなもんだ。スポーツ選手には怪我がつきものだ」

伯父は一人でうなづいてる。

「伯父さんは、マラソン一筋って祖父が言ってたけど、何か体の故障とか怪我とか経験したことあるのですか?」さすがに、指はないだろうけが。伯父は、「おう、どうも足首を最近痛むときがあるんだ。夏の100kmマラソンまでに治さないと、」伯父は右足首をさする。

で、伯父は僕の趣味がジョギング(とうことにしてある)と聞いて、是非、一緒に100kmマラソンに出ようと誘ってきたが、僕は固辞した。100kmなんて死んじゃうよ。

マラソンは姿勢や、練習の組み方がヘタだと、タイムものびず、膝などの関節の故障を原因になったりするそうだ。靴選びも、足を守るのに大事だとか

もしかして僕は、故障前にリタイアした選手候補だったのかも。本当は手の故障はない



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