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ExtraMaxWay  作者: 凩夏明野
第七章-真実操作-
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私、大城毬!

{お早うございます。HAJACK第九地区に2224年3月14日の朝が来ました。今日のお天気をお伝えします。今日は晴天でしょう。降水確率は0%。最高気温13度、最低気温10度。これ以上の詳細はお天気発信地にて確認して下さい。アドレスは、hmjc://wws.otenki-hasshinti/22240314。}

ジェイカーさんは神杉紳と御剣爽をちゃんと仲間として連れてきてくれた。

彼らはHAJACKを観光すると言って何処かに行ってしまったが。

爽はともかく、紳さんはHAJACK育ちだろうに……。


「しかしメタトロンとはねえ。ジェイカーさんもとんでもない者と同化してきたわね。」


「そうだな。ま、今まで名を冠す者と同化してなかったのがおかしいくらいだったんだ。神天使と同化するくらいが妥当だろ。」


「そうよねー。」


セナリアもすっかり元気になったな。

[うむ。]

……なんかお前久しぶりに喋った気がするな。

[そうか?]

ああ。

まあいいかどうでも。

[それはちょっとひど―――]


「さ、て、と……!俺はちょっと用事があるから街に行くけど?」


「私はW.W.Sでやることがあるから。」


「そうか。じゃあまた。」


軽く別れの挨拶を交わして部屋を出る。

[街に用事とは、あれの事か?]

ああ。

ジェイカーさんからの頼まれ事のあれさ。

紳さんと爽が加わり、更にジェイカーがメタトロンと同化した事で戦力不足は解消した。

次の問題。

C.D.Cに資金提供はない。

だから、俺達は戦うための武器や装備を揃えるのも儘ならない。

やはり金は色々と入り用なのだ。

セナリアがベイグラント家が負担すると言ったが、ジェイカーさんに当てがあるのでそっちを当たる事になったのだ。

何でも法スレスレで金儲けしている奴がジェイカーさんの知り合いにいるとかなんとか。


「あの人は一体どういう人付き合いを……ん?」


何かが飛んでいる……のかなあれは。

[所謂紙飛行機という奴だな。]

みたいだ。

こちらに飛んできたので捕まえてみる。


「……何の変哲もない紙飛行機だな。」


なんたってこんな物が街中に……。


「それ私の紙飛行機ー。」


「へ?……お前!」


声のした方を振り向いた瞬間、頭にあの映像が蘇った。

ベルサーチの記憶が。


「お前……大城毬!」


「おろー?私の名前知ってるんだ~。」


「知ってるとかいう話じゃない!お前が、ベルサーチを!」


「なんでもいいんだけどさ、その紙飛行機返して~。」


「ふざけるなよ……!」


なんだこいつは!

ぼけっとした物言いだが、まるで隙が見当たらない。

[脳電使い大城毬か……。果たして如何ほどの力を持つ者か。]


「ふざけてないけどー?それは私の紙飛行機ー。」


「紙飛行機の事をいってるんじゃない!お前はベルサーチを殺した大城毬だろ!?」


「もう……。」


「ぐ……?なんだ?」


何かがピリッと来た気が……。

[成る程。これが“脳電”。ベルサーチ・マリオネットの“マリオネット”に相当する力だ。]

え?


「……っ!腕が……動かない……!」


「腕だけじゃないよー。取りあえず運動神経を動作不能にしたの~。」


「なん、だと……!」


「ついでにその煩い口も塞いであげようか?」


「っ!」


いきなり口調が変わりびびる俺。

これはちょっと不味いっ!?


「ん!?もまめ!まにを!?」


「んちゅー。」


俺は口を塞がれた。

口を使われる事で。

今日はもう一話更新します

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