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ExtraMaxWay  作者: 凩夏明野
第四章-新たるは欲望の彼方より-
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寝落ち

大量の蟻達は、一斉に襲ってくる事はなかった。

十匹ずつ。

指から垂れる糸と同量ずつしか襲ってこない。

それらを丁寧に一匹ずつ“マリオネット”で操り僕に変え、他の蟻達を襲わせる。

襲われた蟻達は、これ幸いと、嬉々とした様子で反逆蟻を喰らっている。


「気色悪い……!」


絶え間無く襲ってくる蟻達を操り相殺。


「いいねいいね。いくら蟲とは言え“強制”が掛かっている蟲を瞬間的に操るとは。凡人のお前にしては良い成長振りだ。ほれ、次からは二十匹。」


言われた通り、二十匹が襲ってくる。

別段問題などない。

二十、三十、四十。

だから何なのだ。


「数なんて……関係ない!」


二十匹をほぼ同時に操り、草春を襲わせる。

が、草春には遥か届かず、蟻達は消えた。

……何かしらの術式兵装か?

確かシャックスと同化していた筈だが。

私はシャックスについて何も知らない。

自然、彼の持つ術式兵装も知らない事になる。


「関係ない、か。じゃあヘラクレスも追加な。」


草春の背後からヘラクレスオオカブトが出現する。

その数三十匹。


「……いや、もういいか。もういい。今から蟻とヘラクレス全てをお前に襲い掛からせる。死ね。」


「ふん。来いよ。」


宣言通り、蟻とカブトムシが一斉に襲ってきた。

戦い始めてから初めて呪文を使う。

“防御”星三十。“強化”ほ―――


「ああもう。駄目でしょ。」


「ッ!あ……。」


後頭部に……衝撃?

嘘だろ。“防御”星三十を掛けた……のに。

それを一気に破った……。

そこで私の意識は途絶えた。

その一瞬で私が見たのは、赤い刀だった。

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