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ExtraMaxWay  作者: 凩夏明野
第四章-新たるは欲望の彼方より-
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トンデモ科学講座-人体発火編-

『さあ突然始まりましたこの講座。ストーリーの流れを完璧にぶった切り華麗に颯爽と登場致しました。』


「このお話、『ExtraMaxWay』の検索キーワードの一つに“トンデモ科学”という物を入れさせてもらってます。」


『あれだよねー。電磁うんたら社が開発したBetweenLINEとかFADE-outの事指してんだよね一応。』


「電磁工光学成形社です。それくらいちゃんと言いましょうよ。」


『長ったらしいんだよ。もうちょいどうにかならんかね仲代ちゃん。』


「今更無理ですよ。話逸れてますから軌道修正してください。」


『あいよ任された。端的に言うとこの講座は、作者こと私めの妄想を垂れ流す場なのだ。』


「妄想って……。あながち間違いじゃないけど。ちゃんと説明するとですね、世に溢れるトンデモ科学、もとい今の科学で完全には証明出来ない事象について、全てを思いつきで構成した与太話を披露するということなのです。」


『つまり妄想なんですね。』


「ぶっちゃけ妄想です。頭ヤバいです。」


『初回は人体発火について書いていくよ。』


「ご覧の講座は、大地の原点使いである仲代頼子と、アホ凩夏明野の提供でお送りしますです。ナニコレウゼーって方はするーしてくださーい♪」

『アホは余計だろ嬢ちゃん。あとウゼーって……』


「何でいきなりキャラがそんなに変わったんです。」


『かなり直接的に弄られたからついキャピッ。』


「うわぁ……。」


『引かないでよ仲代ちゃん。前フリ長いからもうさっさと本題いくよ。』


「そうですねいきましょう。先ず人体発火について少しばかり纏めてみますです。」


『某ウィッキーなペドを使うんだね!』


「はいはいそうですよ。」


『冷てえ!』


「人体発火、正式名称?は“人体自然発火現象”というらしいです。状況的に見て自然に発火したと推察されるものの呼称だとか。」


『火の気も無いのにいきなり燃えだすなんて怖いよねガクガクブルブル。』


「主な説として挙げられるのが、アルコールの大量摂取による発火説。リンによる発火説。プラズマ発火説。人体蝋燭化発火説。人体帯電説。発火性遺伝子による発火説。と、これくらいですかね。」


『アルコールは今現在では否定されているね。発火性遺伝子は何と言うか……。』


「何と言うか?なんです?」


『いや面白いなーって思っただけだよ。』


「はあそうですか。」


『ま、既存の説なんてどうでもいいよ。私達は、そこに新たな一石を投じたい訳ですよはい!』


「そうなのです。ではどうぞお願いします。」


『何か温度差が気になるな……。』


「気にしたら負けです。早くしてください。」


『分かったよ。今回思いついた説に名前を付けるとしたら、“不可視黒点説”かな。』


「へー。それで?」


『……君冷たいよねやっぱり。まあいいけど。読んで字の如く。不可視黒点なんて聞いたらもう皆バババっと思いついちゃったかも。何かそう考えるとへこむ。』


「ちなみに、私達が知らないだけで、既にこの世に存在する説かもしれませんが、そこの所はご容赦してください。」


『人間はこの世に存在する全ての色を見ることが出来る訳ではありません。人が見られる色をグッドチャンネル。見えない色をインビジブルチャンネルと言います(嘘)。』


「略してGCとICと呼ぶことにしましょうね。」


『GCとは光の三原色やRGBで構成される色です。だから見える訳ですねはい。』


「光の三原色とRGBの違いはよく分かんないので知りたかったら自分で調べてね♪」


『逆にICは、普通私達が見ることの出来ない色で構成されています。他の動物だと見える方もいますね。』


「人が見るためには赤外線カメラなどを使わなきゃなりません。多分。」


『見えない理由として挙げられるのが、色の波長の違いです。GCは波長が緩く、ゆったりとしています。それに対しICは波長幅が極端に狭く、山と谷の差が異常です。』


「差が異常だとどうなるんですか?」


『極端に密度が大きく、濃度が濃くなる。すると、色の密度も濃度も凄いことになるのです。』


「ほうほうそれで?」


『極端に濃すぎると、光の反射の仕方も変わります。三原色の反射の仕方は、入射角と反射角が安定しており、人の目に優しいんです。多分。』


「成る程。だから私達が普段目にしている色は見えるんですね。」


『その通り。対してICで構成される色は、入射角に対し反射角が無いに等しいです。』


「つまり?」


『例えば、入射角が30゜だったとしましょう。三原色の場合、反射角も30゜に近い。つまり完全に近い割合が反射され色として私達の目に入ります。しかしICは、入射角30゜に対して反射角は0~5゜程度しかありません。つまり光は面に、色に対して平行に滑るように流れていくのです。』


「成る程。だから我々の目には届かないと。」


『そういうこと。ではそろそろ本題に入ります。ここまでは見える色見えない色について説明しましたね。』


「はいはい。」


『では基本的な質問をしましょう。最も光を吸収する色は何色でしょうか。』


「黒。」


『ちょっとは迷ってくださいね~速答いくない。黒は光をとてもよく吸収しますね。皆さんも子供の頃黒い紙に虫眼鏡で光を集めて燃やしたりしませんでしたか?ちなみに私はやったことないです。』


「私もないです。」


『それはさておき。ICにも黒はあります。GCの黒よりも濃く光を吸収するので、見ることが困難なICの中で最も見るのが難しい。というか、今の科学ではそれを目にするのは不可能です。』


「私には見えますけどね。」


『そうなのよねー。だからこの説に至った訳だけど。』


「ICの黒は、普通の黒に比べて透明度が高いんです。例えば、これを紙に塗ったとします。光の吸収率は通常の黒の100倍。そこに非常に高い透明度を加えるとどうなるか。」


『弱い光でも効率よく集める。そして透明度の高さは、同時に色の下にある物体への光伝導率の高さを示す。』


「紙に塗ったIC黒は、光を集め、光の力をそのまま紙に伝える訳です。光の力、つまり熱です。通常黒く塗った紙を燃やすには、さっき言った通り虫眼鏡と太陽が必要です。ですがIC黒を塗った紙は、懐中電灯があれば十分なんです。」


『ワーオそりゃ凄い。仲代ちゃんに見せてもらったけど、ホント一瞬だったよね燃えるの。』


「ここで原点回帰しましょ。このIC黒を、非常に稀にですが体に持つ人が存在します。」


『それも生れつきね。』


「でもそれなら生まれた瞬間燃え尽きなければおかしいですよね。まさか真っ暗闇で出産を行う訳ありませんし。」


『人に生れつき存在するIC黒の純度はかなり低い。光の吸収率はGC黒に遥か劣る。人体発火は起きないのだ。』


「では何故人体発火が起きるか。IC黒はある条件下で通常の純度を取り戻すんです。」


『そして、人体発火が起きると。これが今回私達が提唱する“不可視黒点説”です。』


「纏めますね。」


・この世には目に見えない色であるインビジブルチャンネルが存在する

・ICにもGC同様黒が存在する

・IC黒はGC黒に比べ光の吸収率、透明度が高い

・稀に生れつきIC黒を人体に持つ人がいる

・が、純度が低く人体発火は起きない

・そしてある条件下で不純度IC黒は通常の純度のIC黒になる

・その結果IC黒は力を取り戻し、色下(しきか)の物体に熱を送る


『それで、人体自然発火現象の完成だ。』


「恐ろしーですね。」


『現在、IC黒を利用して自然発火に見立てた殺しを行う殺し屋がいるとかいないとか……。』


「これはトンデモ科学じゃなくて都市伝説ですね。」

『さて、長きにわたりお送りしました第一回トンデモ科学講座はこれにて終了となります。』


「八割方見える見えない色の話で終わりましたね。」


『ま、いいんじゃないかな。興味を持つ人がいたかは謎ですが。』


「良いんじゃないですか別に。妄想を披露しただけなんですから。」


『そりゃそうなんだけどね~。じゃあしめてくれるかな仲代ちゃん。』


「ここまでは、大地こと仲代頼子と妄想家凩夏明野の提供でお送りしました。面白いと思った人、詰まらないと思った人、どちらも良ければ感想をください。」


『ではまた次回、あったら会いましょー。』


尚ここに書かれている物の大半は妄想、虚言であり、それゆえ現実に存在する物ではありません。

現実に存在する知識についても間違いがあるかもしれませんがその辺はご容赦ください。

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