表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ExtraMaxWay  作者: 凩夏明野
第四章-新たるは欲望の彼方より-
46/106

不安とは負の感情なのか

{お早うございます。HAJACK第九地区に2224年3月3日の朝が来ました。今日のお天気をお伝えします。今日は雨でしょう。降水確率は100%。最高気温7度、最低気温4度。これ以上の詳細はお天気発信地にて確認して下さい。アドレスは、hmjc://wws.otenki-hasshinti/22240303。アドレ―――}

「第一科でも言ったが、“防御”とは完全なる楯だ。だがそれは中級魔術師以上が使用した場合の話。下級、見習いが使えば、殆ど防げずまともにくらうだけだろうな。」


防御第二科、講師の名前は……なんだったかな。

[私も覚えていない。つまり取るに足らん些事ということだ。]

だな。

昨日、赤い奴から逃げた後、ジェイカーとセナリアにW.W.Sで合流した。

無論何があったか一切合切説明した。

それに対してジェイカーは“仕方ない”。

セナリアは“妥当ね”。

……俺自身もそう思う。

仕方なかったし、妥当だし、ついでに運が良かった。

見習いがあんな化け物に勝てるはずがない。

轍醍醐が来てなきゃ俺は死んでいたかもしれない。

はは、それを鑑みりゃ妥当より上ではあるかもな。

[何にしても、貴様は己の非力さを実感したと。]

その通り。

調子に乗ってたよ。

魔力1000オーバー。

ベレトと同化。

そしてC.D.C入り。

それだけ並べておきながら、こうも早く鼻を折られるとはね。

[……ショックか?]

いや、助かったと思ってる。

これだけ早く折られれば、治した時俺は鋼鉄の鼻を手に入れられるんだからな。

[ふ。それでいい。私としても安心しているのだ。貴様の内にあった慢心。それはとんとん拍子に段階を上がる毎に助長していった。これ以上大きくなっては死を待つのみだったかもしれんのだからな。]

挫折は早い方がいいってね。


「これで授業を終わる。」


いつの間にか授業も終わっちまった。

[早い方がいい、からなこれも。学生は須く勉学に励む可きだが、そんな物、受ける可き授業でのみやればいい。]

ああ。そういう意味で、今の授業はまるで意味がなかった。

[安心しろ。私がたっぷり貴様を殺してやる。そして復活しろ。そうすれば貴様は数段上に昇る事が出来る。]

そうしてくれ。

今すぐにでも、な。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ