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ExtraMaxWay  作者: 凩夏明野
第一章-Wizard-
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Apologize

「先程は失礼したね。」


授業後、呼ばれたのでネクローシスと一緒にベルサーチの所に行った。


「いえ。無茶振りには慣れてますから。」


[そうなのか?]

まあな。色々あるのさ糞餓鬼にも。


「ははは。しかし感心したよ。操脳についての基本的知識をしっかり持っている。これは期待の新星が来たと思っていいのかなジェイク?」


「いいんじゃないんですか。彼は私達より優れているのは確かですよ。」


そりゃ言い過ぎだ。

と思いつつ苦笑することしか出来ない。

[言い過ぎだと思うなら、反論してみてはどうだ?]

うん。日本人ってのはさ、謙虚が売りだと未だに思われてる。

だから謙遜としか取られないんだ。結局無意味だから言わない。


「君は。」


「はい?」


ネクローシスとべらべら話していたベルサーチが話し掛けてきた。


「“同化”はまだだよね?」


「へ?ど、同化?……って何ですか?」


[うむ。それでいい。]

おう。


「ああ。いくらなんでも知らないか。ジェイク、第七閑談所は空いていたかな?」


「…ええ。空いていますね。」


ネクローシスが宙を見ながら答える。

なんとか所が空いているかを、ベリネで確かめたんだろう。


「じゃあ閑談所に行こうか。ああ、君が良ければ、だけどね。」


……午後は特に何もないな。

ベリネに書いてあるスケジュールを見ても、見ても……。

[ガラガラだな。]

喧しい。


「大丈夫です。暇ですから。」


「よし決まりだ。君も行くだろ?」


「ええ。一緒させて頂きます。」


斯くして俺達は、第七閑談所に向かう事になった。

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