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出逢いの場  作者: 亜衣
1/5

第1話

「恭平!頼むよぉ〜!!!なっ?ちょっとで終わるから……」


俺の名前は中村恭平(なかむらきょうへい)。高校2年生だ。

帰り道冬空の下、俺は友達の坂井大介(さかいだいすけ)に合コンの人数合わせを頼まれている。


「…ヤダね」


手を擦り合わせて頭を下げてる大介に、俺は冷たく言い放った。

大体さ、俺みたいな無口な奴が合コンなんか行っても場のテンション下げるだけだろ。

行くだけ意味ねぇって。

それに………


それに、俺には……


「あーあ。せっかく水島さんも来るのになぁーっ!!!」


ピクッ


自分の耳が微かに動いたのが感じられた。

俺の右斜め後ろ辺りで叫んだ大介の言葉に反応して。


「水島…?マジで!!??」


そう。

俺は…同じクラスの水島明菜(みずしまあきな)が好きだ。

無口で、大人しくて、そこら辺の女子みたいにギャーギャー騒がない所がいい。

身長も150cmちょっとしかないし、顔もほわほわした感じでめっちゃ可愛い。

………最高じゃん?


「な?来て損はないだろ…?」


耳元で大介がゆっくりとつぶやいた。

耳に生暖かい息が吹きかかる。

思わず背中にブルっと寒気が走った。


「キモい。耳元でしゃべんな」


真横にある大介の顔をパンッとはたいた。

途端に大介は『ギャン!!』と犬の泣き声みたいな声を出した。


「…ま、来てやってもいいけど?」


俺はまだ倒れこんでる大介に向かって言った。

すると大介はわざとらしく痛がってた振りをやめて、俺に飛びついてきた。

だからこーゆーのやめろって…


「マジで!?よっしゃー!!お前カッコいいからいるだけで女子達盛り上がるんだよ。俺達だけじゃ……ね……悲しいことに頑張らんと盛り上がらんのよ……」


感情表現の激しいやつだなぁー。

俺は思った。

最初と最後のテンションが全然違うじゃねぇかよ。


大介はまだ、ははは…と悲しげに笑い続けている。


はぁ。

こんな奴らと合コンとかちょっと心配だけど…ま、いい奴だからいっか。


俺は楽観的に考え、水島が合コンで笑いかけてくれるのを祈りながら、信号機の下で大介と別れた。

初めての小説です。

これからよろしくお願いします。

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